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公開番号
2024176321
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023094779
出願日
2023-06-08
発明の名称
熱交換器及びこれを備える圧縮機
出願人
コベルコ・コンプレッサ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F28F
9/02 20060101AFI20241212BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】熱交換器のコア部に作用する応力を低減する。
【解決手段】熱交換器5が、それぞれ第1方向Xに延び且つ第2方向Yに並ぶ複数の流体流路28を形成し、複数の流体流路28を通流している流体を冷却する複数のコア部20A,20Bと、流体が流入する入口配管11と、それぞれ入口配管11と接続されると共に複数のコア部20A,20Bの第1方向Xの一端部に設けられ、流体を複数の流体流路28に分流させる複数の入口タンク部12A,12Bと、複数のコア部20A,20Bの第1方向の他端部に設けられ、複数の流体流路28それぞれを一端部から他端部に向けて通流した流体を合流させる出口タンク部13と、を備える。複数のコア部20A,20Bが、複数の入口タンク部12A,12Bそれぞれに対応している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれ第1方向に延び且つ前記第1方向と直交する第2方向に並ぶ複数の流体流路を形成し、前記複数の流体流路を通流している冷却対象の流体を冷却する複数のコア部と、
前記流体が流入する入口配管と、
それぞれ前記入口配管と接続されると共に前記複数のコア部の前記第1方向の一端部に設けられ、前記流体を前記複数の流体流路に分流させる複数の入口タンク部と、
前記複数のコア部の前記第1方向の他端部に設けられ、前記複数の流体流路それぞれを前記一端部から前記他端部に向けて通流した前記流体を合流させる出口タンク部と、
を備え、
前記複数のコア部が、前記複数の入口タンク部それぞれに対応している、
熱交換器。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記複数のコア部が、前記流体流路を通流する前記流体を冷却するための冷媒を通過させる複数の冷媒通路を有し、
前記複数の冷媒通路と前記複数の流体流路とが前記第2方向に交互に配置される、
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記冷媒が、前記冷媒通路を、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に通過する、
請求項2に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記複数の流体流路及び前記複数の冷媒通路それぞれに、フィンが設けられている、
請求項2に記載の熱交換器。
【請求項5】
前記複数の入口タンク部が前記第2方向に相互に並べられており、前記複数のコア部が前記第2方向に相互に並べられている、
請求項1から4のいずれか1項に記載の熱交換器。
【請求項6】
前記複数の入口タンク部が、前記第2方向に相互に溶接されており、前記複数のコア部が、前記第2方向に相互に溶接されている、
請求項5に記載の熱交換器。
【請求項7】
前記複数のコア部の前記他端部が、単一の前記出口タンク部に接続されている、
請求項1から4のいずれか1項に記載の熱交換器。
【請求項8】
請求項1から4のいずれか1項に記載の熱交換器を備える、圧縮機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱交換器、及びこれを備える圧縮機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、いわゆる1パス方式の熱交換器を開示している。この熱交換器では、入口ヘッダ及び出口ヘッダが、コア部の両端それぞれに設けられている。流体が、入口ヘッダに流入し、コア部内の複数の通路に分流し、出口ヘッダで合流する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭61-93387号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
流体は、入口ヘッダへの流入時には高温であり、コア部を通流する過程で冷却される。入口ヘッダの熱変形量と、コア部の端部の熱変形量との間の差異が大きくなり、コア部に応力が集中する。
【0005】
本発明は、熱交換器のコア部に作用する応力を低減することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、それぞれ第1方向に延び且つ前記第1方向と直交する第2方向に並ぶ複数の流体流路を形成し、前記複数の流体流路を通流している冷却対象の流体を冷却する複数のコア部と、前記流体が流入する入口配管と、それぞれ前記入口配管と接続されると共に前記複数のコア部の前記第1方向の一端部に設けられ、前記流体を前記複数の流体流路に分流させる複数の入口タンク部と、前記複数のコア部の前記第1方向の他端部に設けられ、前記複数の流体流路それぞれを前記一端部から前記他端部に向けて通流した前記流体を合流させる出口タンク部と、を備え、前記複数のコア部が、前記複数の入口タンク部それぞれに対応している、熱交換器を提供する。
【0007】
上記構成によれば、入口タンク部は、冷却対象の流体に晒されて高温となる一方、コア部は、この流体を冷却する場所であるため、入口タンク部よりも低温となる。入口タンク部が複数設けられ、コア部が入口タンク部と一対一で対応する。熱交換器は、入口タンク部及びコア部を分割したような構造を有する。このため、入口タンク部とコア部との組の各々において、従来同様の温度差が生じていたとしても、熱変形量の差異は小さくなる。したがって、コア部に作用する応力が低減する。
【0008】
前記複数のコア部が、前記流体流路を通流する前記流体を冷却するための冷媒を通過させる複数の冷媒通路を形成し、前記複数の冷媒通路と前記複数の流体流路とが前記第2方向に交互に配置されてもよい。前記冷媒が、前記冷媒通路を、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に通過してもよい。前記複数の流体流路及び前記複数の冷媒通路それぞれに、フィンが設けられていてもよい。これにより、熱交換器の冷却効率が高くなる。
【0009】
前記複数の入口タンク部が前記第2方向に相互に並べられており、前記複数のコア部が前記第2方向に相互に並べられていてもよい。
【0010】
上記構成によれば、熱交換器は、入口タンク部及びコア部を第2方向に分割したような構造を有する。そのため、複数の入口タンク部及び複数のコア部を熱交換器に設けるに際して、熱交換器のサイズが大型化しない。また、第2方向に入口タンク部及びコア部を並べた場合、第3方向に通過する冷媒の流れが阻害されず、冷却効率を維持できる。
(【0011】以降は省略されています)
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