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公開番号2024175550
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-18
出願番号2023093418
出願日2023-06-06
発明の名称スイッチギヤ
出願人日新電機株式会社
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類H02B 1/56 20060101AFI20241211BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】筐体内の換気を行うためのファンを使用しなくても、筐体内の機器を冷却することができるスイッチギヤを提供する。
【解決手段】スイッチギヤ100は、天板112を有する筐体1と、筐体1内に設置され、動作することで発熱する機器22を有する熱源部2と、筐体1の外気に面する空気取込口3と、筐体1内に面する空気供給口41と、空気取込口3と空気供給口41とをつなぐ流路42と、筐体1の天板112を貫通する空気排出口114と、を備える。空気供給口41が熱源部2に対向する位置に配置される。前後方向において、空気排出口114は、少なくとも一部が、空気供給口41と重なる位置に配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
正面板、背面板、一対の側板及び天板を有する筐体と、
前記筐体内に設置され、動作することで発熱する機器を有する熱源部と、
前記筐体の外気に面する空気取込口と、
前記筐体内に面する空気供給口と、
前記空気取込口と前記空気供給口とをつなぐ流路と、
前記筐体の天板を貫通する空気排出口と、
を備え、
前記空気供給口が前記熱源部に対向する位置に配置され、
前後方向において、前記空気排出口は、少なくとも一部が、前記空気供給口と重なる位置に配置されている、
スイッチギヤ。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記流路を有するダクトを更に備え、
前記空気取込口は前記筐体の背面板に設けられると共に、前記空気供給口が前記熱源部の側方に設けられ、前記ダクトが前記筐体内に配置されている、
請求項1に記載のスイッチギヤ。
【請求項3】
前記ダクトを一対備え、
一対の前記ダクトの各々は、一対の側板の各々に取り付けられている、
請求項2に記載のスイッチギヤ。
【請求項4】
前記空気排出口を上から覆い、かつ前記空気排出口の開口面に対して傾斜した整流板を更に備え、
前記整流板は、前記空気排出口から排出された空気の向きを、鉛直方向に交差する向きに変更させるように構成されている、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のスイッチギヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチギヤに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来のスイッチギヤが開示されている。特許文献1に記載のスイッチギヤは、筐体と、筐体内に配置されたユニットと、を備える。ユニットは、複数の電力機器がケース内に収容されて構成されている。ケースには、ケース内のガスを循環するための循環ファンが設けられている。
【0003】
複数の電力機器が動作すると、電力機器が発熱するが、循環ファンが駆動することで、ケース内のガスが循環する。これにより、電力機器の周囲のみが局所的に高温となることがなく、ユニット内の温度上昇を抑制できるが、ケースの外面は全面にわたって温度が上昇する。
【0004】
筐体は、背面板に換気ユニットが設けられ、天井板の前端部に換気ファンが設けられている。換気ファンが駆動することで、換気ユニットから筐体内に外気が取り込まれ、換気ファンから筐体内の空気が排出される。換気ユニットから換気ファンに向かう気流によって、ユニットの外面を冷却し、ユニットの温度上昇を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-10496号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の構造では、換気ファンによって、筐体内を強制的に換気する構造であるため、換気ファンが故障すると、ユニットの温度が上昇し続けるだけでなく、筐体内から空気が排出されないため、筐体内に高温の空気が滞留する。
【0007】
このため、換気ファンが故障すると、スイッチギヤの温度が上昇し、規定の温度値を超える可能性がある。
【0008】
本発明の目的は、筐体内の換気を行うためのファンを使用しなくても、筐体内の機器を冷却することができるスイッチギヤを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る一態様のスイッチギヤは、正面板、背面板、一対の側板及び天板を有する筐体と、前記筐体内に設置され、動作することで発熱する機器を有する熱源部と、前記筐体の外気に面する空気取込口と、前記筐体内に面する空気供給口と、前記空気取込口と前記空気供給口とをつなぐ流路と、前記筐体の天板を貫通する空気排出口と、を備える。前記空気供給口が前記熱源部に対向する位置に配置され、前後方向において、前記空気排出口は、少なくとも一部が、前記空気供給口と重なる位置に配置されている。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る上記態様のスイッチギヤは、筐体内の換気を行うためのファンを使用しなくても、筐体内の機器を冷却することができる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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