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公開番号
2024175295
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023092965
出願日
2023-06-06
発明の名称
制御装置、制御方法及び制御プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/695 20230101AFI20241211BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】
撮像装置に対して設定された動作を同期させること。
【解決手段】
制御装置は、パン方向及びチルト方向の内の少なくともいずれかに撮像方向を動かす巡回動作を同期させる複数の撮像装置の選択と、当該巡回動作の周期の指定とを受け付ける受付手段と、前記複数の撮像装置におけるそれぞれの巡回動作の周期が前記受付手段により受け付けられた前記周期となるように、前記複数の撮像装置の内の少なくともいずれかの巡回動作の設定における、パン方向及びチルト方向の内の少なくともいずれかに撮像方向を動かす駆動時間を補正し、当該補正された設定を当該撮像装置に反映させる反映手段と、前記複数の撮像装置の巡回動作が開始するタイミングを対応させる同期手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
パン方向及びチルト方向の内の少なくともいずれかに撮像方向を動かす巡回動作を同期させる複数の撮像装置の選択と、当該巡回動作の周期の指定とを受け付ける受付手段と、
前記複数の撮像装置におけるそれぞれの巡回動作の周期が前記受付手段により受け付けられた前記周期となるように、前記複数の撮像装置の内の少なくともいずれかの巡回動作の設定における、パン方向及びチルト方向の内の少なくともいずれかに撮像方向を動かす駆動時間を補正し、当該補正された設定を当該撮像装置に反映させる反映手段と、
前記複数の撮像装置の巡回動作が開始するタイミングを対応させる同期手段と、
を備えることを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記反映手段は、巡回動作の周期が前記受付手段により受け付けられた周期となるように、撮像装置の駆動時間及び駆動加速度の内の少なくともいずれかを補正する、
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記受付手段は、撮像装置の巡回動作が開始する位置の画像を含んでおり、撮像装置の巡回動作が開始する位置の調整の可否の判断に使用可能な第一ユーザーインターフェースを表示させ、巡回動作を同期させる撮像装置の選択と、巡回動作の周期の選択とを前記第一ユーザーインターフェースから受け付ける、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記受付手段は、基準となる撮像装置を巡回動作が開始する位置に固定し、巡回動作を開始する位置を調整する撮像装置の現在の位置から基準となる撮像装置が巡回動作を開始する位置までの動作時間を表示しており、巡回動作を開始する位置を調整する撮像装置の位置のずらし量の指定を受け付ける第二ユーザーインターフェースを表示させ、前記ずらし量を前記第二ユーザーインターフェースから受け付ける、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記同期手段は、巡回動作を開始する位置を調整する撮像装置の位置を前記ずらし量に基づいて調整する、
ことを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記受付手段は、前記動作時間と、巡回動作を開始する位置を調整する撮像装置とのずれ量を示す目盛りを含む前記第二ユーザーインターフェースを表示させる、
ことを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
【請求項7】
前記反映手段は、指定された時間でのパン・チルト位置を前記ずらし量に基づいて算出し、算出したパン・チルト位置を通過するように撮像装置の駆動時間を補正する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
【請求項8】
前記受付手段は、修正する前記動作時間と、前記ずらし量とを更に指定させる前記第二ユーザーインターフェースを表示させる、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
【請求項9】
前記受付手段は、撮像装置が巡回動作を開始する位置の画像を少なくとも二つ表示させる、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
【請求項10】
前記受付手段は、撮像装置が巡回動作を繰り返している画像を少なくとも二つ含んでおり、少なくとも一つの撮像装置の巡回動作の経路を調整する第三ユーザーインターフェースを表示させ、少なくとも一つの撮像装置の巡回動作の経路の調整に関する指示を前記第三ユーザーインターフェースから受け付ける、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、制御方法及び制御プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
映像制作に用いられる撮像装置において、操作者が複数の撮像装置を操作する際の負荷を低減するために、一定の繰り返し動作を撮像装置に設定し動作させる方法が用いられている。これらの動作は、撮像装置に対して予め動作情報、例えば、パン駆動、チルト駆動、駆動時間等を記憶させておき、操作者からの繰り返し動作の開始する指示を受けることで実行される。一方、複数の撮像装置により互いに異なるアングルから被写体を撮影したい場合、当該方法では撮像装置に対して個別に繰り返し動作を設定するため、複数の撮像装置の撮影アングルや繰り返し動作の周期を合わせこむことは困難である。例えば、特許文献1では、撮像装置の動作を設定する際に、同じ位置を撮影するタイミングが同じようになるように、動作範囲から角速度を決めて設定する手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-26953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1で示されている手法は、複数の撮像装置に対して同時に動作情報を設定することが可能な環境において有効であるが、予め個別に撮像装置に対して設定された動作の同期を合わせることは困難である。
【0005】
そこで、本発明は、撮像装置に対して設定された動作を同期させることを可能にする制御装置、制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明の制御装置は、パン方向及びチルト方向の内の少なくともいずれかに撮像方向を動かす巡回動作を同期させる複数の撮像装置の選択と、当該巡回動作の周期の指定とを受け付ける受付手段と、前記複数の撮像装置におけるそれぞれの巡回動作の周期が前記受付手段により受け付けられた前記周期となるように、前記複数の撮像装置の内の少なくともいずれかの巡回動作の設定における、パン方向及びチルト方向の内の少なくともいずれかに撮像方向を動かす駆動時間を補正し、当該補正された設定を当該撮像装置に反映させる反映手段と、前記複数の撮像装置の巡回動作が開始するタイミングを対応させる同期手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、撮像装置に対して設定された動作を同期させることを可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第一実施形態に係る撮影システムの構成の例を示す図である。
第一実施形態に係る撮像装置の構成の例を示す図である。
第一実施形態に係る制御装置のハードウェア構成の例を示す図である。
第一実施形態に係る制御装置のソフトウェア構成の例を示す図である。
第一実施形態に係る制御装置により実行される処理の例を示すフローチャートである。
第一実施形態に係る表示部に表示される画面の例を示す図である。
第一実施形態に係る元の巡回動作の設定及び更新後の巡回動作の設定の例を示す図である。
第二実施形態に係る制御装置により実行される処理の例を示すフローチャートである。
第二実施形態に係る二つの撮像装置の巡回動作の始点又は終点にずれが生じている場合に各撮像装置により取得される映像の例を示す図である。
第二実施形態に係る表示部に表示される画面の例を示す図である。
第二実施形態に係る制御装置により巡回動作が開始される位置が調整される処理の例を示す図である。
第二実施形態に係る元の巡回動作の設定及び更新後の巡回動作の設定の例を示す図である。
第三実施形態に係る制御装置により実行される処理の例を示すフローチャートである。
第三実施形態に係る表示部に表示される画面の例を示す図である。
第三実施形態に係る元の巡回動作の設定及び経路と、更新後の巡回動作の設定及び経路との例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第一実施形態>
第一実施形態では、予め個別に設定している情報を元に、動作を同期させたい撮像装置の新たな設定値を生成し、撮像装置に再設定し、繰り返し動作を開始する手法について述べる。なお、なお、撮像装置に対する設定は、事前に設定されていなくてもよく、新規に設定を行う場合にも適用可能である。
【0010】
図1は、第一実施形態に係る撮影システムの構成の例を示す図である。図1に示すように、撮影システムは、撮像装置100aと、撮像装置100bと、撮像装置100cと、撮像装置100dと、ネットワーク101と、制御装置102と、表示装置103とを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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