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公開番号2024174379
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-17
出願番号2023092186
出願日2023-06-05
発明の名称液体吐出装置、液体吐出システム、液体吐出方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類B41J 2/015 20060101AFI20241210BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】生産性の向上を図ることが可能な液体吐出装置を提供すること。
【解決手段】液体吐出装置は、それぞれが第1方向に並ぶ複数のノズルを有し、第1方向と交差する第2方向における異なる位置に配置された複数のノズル列NL1~NL4と、駆動信号を供給することにより、ノズルから吐出される液滴の吐出動作を制御する制御部と、を備え、駆動信号は、1周期内に単一のパルス波形を有し、制御部は、複数のノズル列NL1~NL4ごとに異なる吐出量で液滴を吐出するように、吐出動作を制御する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれが第1方向に並ぶ複数のノズルを有し、前記第1方向と交差する第2方向における異なる位置に配置された複数のノズル列と、
駆動信号を供給することにより、前記ノズルから吐出される液滴の吐出動作を制御する制御部と、を備え、
前記駆動信号は、1周期内に単一のパルス波形を有し、
前記制御部は、前記複数のノズル列ごとに異なる吐出量で液滴を吐出するように、前記吐出動作を制御する、液体吐出装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記複数のノズル列は、
前記第1方向に並ぶ複数の第1ノズルを含む第1ノズル列と、
前記第2方向において前記第1ノズル列と異なる位置に配置され、前記第1方向に並ぶ複数の第2ノズルを含む第2ノズル列と、を有し、
前記制御部は、
前記複数の第1ノズルから液滴を吐出させる第1アクチュエータに第1駆動信号を供給し、
前記複数の第2ノズルから液滴を吐出させる第2アクチュエータに第2駆動信号を供給し、
前記第1駆動信号及び前記第2駆動信号は、パルス幅および最大電圧の少なくとも一方が互いに異なる前記単一のパルス波形を有する、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記複数の第1ノズルから吐出される液滴と、前記複数の第2ノズルから吐出される液滴は、同色のインクである、請求項2に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記複数の第1ノズル及び前記複数の第2ノズルは、前記第2方向に見て、互いに重なる位置に配置されている、請求項2に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記制御部は、
記録媒体上で、前記第1ノズルから吐出された液滴と、前記第2ノズルから吐出された液滴とが重なるように、前記吐出動作を制御する請求項2に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列は、同一の記録ヘッドに形成されている、請求項2に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記第1ノズル列及び前記第2ノズル列は、互いに異なる記録ヘッドに形成されている、請求項2に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
複数の記録ヘッドを有し、
前記複数の記録ヘッドごとに異なる種類のインクを吐出する請求項6に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記記録ヘッドは、前記第2方向において異なる位置に配置された前記複数のノズル列を備え、
前記記録ヘッドにおいて、前記第2方向において異なる位置に配置された前記複数のノズル列に含まれる前記ノズルは、前記第1方向において、ずれて配置されている、請求項8に記載の液体吐出装置。
【請求項10】
それぞれが第1方向に並ぶ複数のノズルを有し、前記第1方向と交差する第2方向における異なる位置に配置された複数のノズル列を備える液体吐出装置と、
駆動信号を供給することにより、前記ノズルから吐出される液滴の吐出動作を制御する制御部と、を備え、
前記駆動信号は、1周期内に単一のパルス波形を有し、
前記制御部は、前記複数のノズル列ごとに異なる吐出量で液滴を吐出するように、前記吐出動作を制御する、液体吐出システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、液体吐出装置、液体吐出システム、液体吐出方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
液体吐出装置として、インクを吐出するインクジェット画像記録装置が知られている。インクジェット画像記録装置は、インクを吐出する記録ヘッドを備える。インクジェット画像記録装置では、記録ヘッドの駆動装置に供給する駆動波形により、記録ヘッドから吐出されるインクの吐出量を制御している(例えば、特許文献1参照)。記録ヘッドは、例えば、複数のパルス波形が1つの駆動波形に含まれる駆動波形を用いて、吐出量が異なる小滴(小ドット)、中滴(中ドット)、及び大滴(大ドット)を吐出することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1では、1つの駆動波形に複数のパルス波形が含まれていることにより、駆動波形の波形長(周期)が長くなっていた。そのため、液体吐出装置における生産性が上がらない場合があった。
【0004】
本開示は、生産性の向上を図ることが可能な液体吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の液体吐出装置は、
それぞれが第1方向に並ぶ複数のノズルを有し、前記第1方向と交差する第2方向における異なる位置に配置された複数のノズル列と、
駆動信号を供給することにより、前記ノズルから吐出される液滴の吐出動作を制御する制御部と、を備え、
前記駆動信号は、1周期内に単一のパルス波形を有し、
前記制御部は、前記複数のノズル列ごとに異なる吐出量で液滴を吐出するように、前記吐出動作を制御する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、生産性の向上を図ることが可能な液体吐出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る液体吐出装置の画像形成部の斜視図である。
図1中のヘッドユニットの底面図である。
図2中の記録ヘッドのノズル板を示す底面図である。
液体吐出装置のハードウェア構成の例を示すブロック図である。
比較例に係る駆動波形を示す波形図である。
比較例に係るノズル列、及び記録媒体に吐出された液滴の配置を示す概略図である。
記録ヘッドに供給される駆動波形を示す波形図である。
第1実施形態に係る記録ヘッド、及び記録媒体に吐出された液滴の配置を示す概略図である。
第2実施形態に係る記録ヘッド、及び記録媒体に吐出された液滴の配置を示す概略図である。
第3実施形態に係る記録ヘッド、及び記録媒体に吐出された液滴の配置を示す概略図である。
第4実施形態に係る液体吐出方法における手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。尚、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く場合がある。
【0009】
[第1実施形態に係る液体吐出装置]
図1は、第1実施形態に係る液体吐出装置500の画像形成部2の斜視図である。液体吐出装置500は、例えば記録媒体1に対してインク(液滴)を吐出するインクジェット方式の画像形成装置である。画像形成装置は、記録装置とも呼ばれる。また、各図において、互いに直交するX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向を示す矢印が示されている場合がある。Y軸方向は、記録媒体1の搬送方向Cに沿う。Z軸方向は、上下方向に沿う。X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向は、その他の方向でもよい。
【0010】
[ヘッドユニット]
図1に示す例では、液体吐出装置500は、ヘッドユニット17を含む画像形成部2を有する。ヘッドユニット17は、4色のヘッドモジュール(ヘッドアレイ)20Y,20M,20C,20K、駆動制御基板3、フラットケーブル19、およびアジャスタプレート18を備えている。ヘッドモジュール20Y,20M,20C,20Kは、それぞれ複数の記録ヘッド40をもつ。
(【0011】以降は省略されています)

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