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公開番号
2024172656
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090510
出願日
2023-05-31
発明の名称
発光モジュール、実装基板、及び、実装基板の製造方法
出願人
日亜化学工業株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
F21S
2/00 20160101AFI20241205BHJP(照明)
要約
【課題】 製造に際し、絶縁性の不具合がより発生しにくい実装基板を実現する。
【解決手段】 第1上面を有する第1実装部と、前記第1上面から離隔し、かつ、前記第1上面よりも高い位置に第2上面を有する第2実装部と、前記第1上面と前記第2上面の間、前記第1上面のうちの一部のみの領域の上、及び、前記第2上面のうちの一部のみの領域の上に設けられる絶縁部と、を有する実装基板と、上面視で、少なくとも前記第1実装部の一部、少なくとも前記第2実装部の一部、及び、少なくとも前記絶縁部の一部と重なるように前記実装基板に実装される下面を有する発光装置と、を備える発光モジュール。
【選択図】 図15B
特許請求の範囲
【請求項1】
第1上面を有する第1実装部と、前記第1上面から離隔し、かつ、前記第1上面よりも高い位置に第2上面を有する第2実装部と、前記第1上面と前記第2上面の間、前記第1上面のうちの一部のみの領域の上、及び、前記第2上面のうちの一部のみの領域の上に設けられる絶縁部と、を有する実装基板と、
上面視で、少なくとも前記第1実装部の一部、少なくとも前記第2実装部の一部、及び、少なくとも前記絶縁部の一部と重なるように前記実装基板に実装される下面を有する発光装置と、を備える発光モジュール。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記発光装置は、1または複数の発光素子と、前記1または複数の発光素子が配されるパッケージと、を有し、
前記パッケージは、前記1または複数の発光素子が配される上面と、前記下面とを有し、
前記下面は、上面視で、前記第1実装部と重なる第1領域と、前記第2実装部と重なる第2領域と、を有し、
前記発光素子は、上面視で、前記第1領域と重なる位置に配置される、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項3】
前記第1実装部は、前記発光装置から発される熱の放熱経路となる放熱部であり、
前記第2実装部は、前記発光装置と電気的に接続する電極部である、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項4】
前記第1実装部は、前記第1上面を有する放熱部材と、前記放熱部材の上に設けられる第1金属層と、を有し、
前記第2実装部は、前記第2上面を有する電極部材と、前記電極部材の上に設けられる第2金属層と、を有し、
前記第1金属層の方が前記第2金属層よりも厚い、請求項3に記載の発光モジュール。
【請求項5】
前記第1実装部は、前記発光装置と電気的に接続する電極部であり、
前記第2実装部は、前記発光装置から発される熱の放熱経路となる放熱部である、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項6】
前記第1実装部は、前記第1上面を有する電極部材と、前記電極部材の上に設けられる第1金属層と、を有し、
前記第2実装部は、前記第2上面を有する放熱部材と、前記放熱部材の上に設けられる第2金属層と、を有し、
前記第1金属層の方が前記第2金属層よりも厚い、請求項5に記載の発光モジュール。
【請求項7】
前記絶縁部は、前記第1上面の上に設けられる第1部分と、前記第2上面の上に設けられる第2部分と、前記第1上面と第2上面の間に設けられる第3部分と、を有し、
前記第2部分の上面は、前記第1部分の上面よりも高く、
前記第3部分の上面は、前記第1部分の上面側から前記第2部分の上面側へと向かう斜面領域を有し、
前記第3部分の上面は、前記第1部分の上面以上の高さである、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項8】
前記第2上面は、前記第1上面よりも30μm以上150μm以下高い、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項9】
上面視で、前記第1上面から前記第2上面までの距離は、100μm以上300μm以下である、請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項10】
第1上面を有する第1実装部と、前記第1上面から離隔し、かつ、前記第1上面よりも高い位置に第2上面を有する第2実装部と、前記第1上面と前記第2上面の間、前記第1上面のうちの一部のみの領域の上、及び、前記第2上面のうちの一部のみの領域の上に設けられる絶縁部と、を有する実装基板。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光モジュール、実装基板、及び、実装基板の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2023-23889には、上面側に凸状のポスト部が形成された第1基板と、第1基板の上に、絶縁性の基材を介して設けられる金属層と、を備え、金属層がポスト部から絶縁された回路基板が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-23889
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、実装基板の製造に際し、絶縁性の不具合がより発生しにくい実装基板の構造を開示することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に開示される発光モジュールは第1上面を有する第1実装部と、前記第1上面から離隔し、かつ、前記第1上面よりも高い位置に第2上面を有する第2実装部と、前記第1上面と前記第2上面の間、前記第1上面のうちの一部のみの領域の上、及び、前記第2上面のうちの一部のみの領域の上に設けられる絶縁部と、を有する実装基板と、上面視で、少なくとも前記第1実装部の一部、少なくとも前記第2実装部の一部、及び、少なくとも前記絶縁部の一部と重なるように前記実装基板に実装される下面を有する発光装置と、を備える。
【0006】
実施形態に開示される実装基板は、第1上面を有する第1実装部と、前記第1上面から離隔し、かつ、前記第1上面よりも高い位置に第2上面を有する第2実装部と、前記第1上面と前記第2上面の間、前記第1上面のうちの一部のみの領域の上、及び、前記第2上面のうちの一部のみの領域の上に設けられる絶縁部と、を有する。
【0007】
実施形態に開示される実装基板の製造方法は、第1上面を有する第1実装部材と、前記第1上面から離隔し、かつ、前記第1上面よりも高い位置に第2上面を有する第2実装部材と、を有する母材を準備する工程と、上面視で、前記第1上面と前記第2上面の間、前記第1上面のうちの一部の領域の上、及び、前記第2上面のうちの一部の領域の上に絶縁部材を設ける工程と、を含む。
【0008】
実施形態によって開示される1または複数の発明の少なくとも一つにおいて、製造に際し、絶縁性の不具合がより発生しにくい実装基板を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、各実施形態に係る発光モジュールの斜視図である。
図2は、各実施形態に係る発光装置の斜視図である。
図3は、各実施形態に係る発光装置の側面図である。
図4は、図2のIV-IV線における発光装置の断面図である。
図5は、各実施形態に係る発光装置の内部空間に配置される構成要素を示す斜視図である。
図6は、図5の状態における上面図である。
図7は、各実施形態に係る発光装置のパッケージの斜視図である。
図8は、図7のVIII-VIII線におけるパッケージの断面図である。
図9は、各実施形態に係るパッケージの基体の上面図である。
図10は、各実施形態に係る基体の下面図である。
図11は、図9のXI-XI線における基体の断面図である。
図12は、サブマウントに発光素子及び保護素子が配された状態の上面図である。
図13は、図12の状態における側面図である。
図14は、各実施形態に係る配線基板の上面図である。
図15Aは、各実施形態に係る配線基板との比較対象となる配線基板の断面図である。
図15Bは、第1実施形態に係る配線基板の断面図であって、図14のXVB-XVB線における断面図である。
図15Cは、第1実施形態に係る配線基板の断面図であって、図14のXVC-XVC線における断面図である。
図16Aは、各実施形態に係る配線基板の製造に関し、放熱部材が準備された状態の上面図である。
図16Bは、各実施形態に係る配線基板の製造に関し、放熱部材の上に第1絶縁部材及び電極部材が配された状態の上面図である。
図17は、第2実施形態に係る配線基板の断面図であって、図14のXVII-XVII線における断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書または特許請求の範囲において、三角形や四角形などの多角形に関しては、多角形の隅に角丸め、面取り、角取り、丸取り等の加工が施された形状も含めて、多角形と呼ぶものとする。また、隅(辺の端)に限らず、辺の中間部分に加工が施された形状も同様に、多角形と呼ぶものとする。つまり、多角形をベースに残しつつ、部分的な加工が施された形状は、本明細書及び特許請求の範囲で記載される“多角形”の解釈に含まれるものとする。
(【0011】以降は省略されています)
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