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公開番号
2024170116
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2023087098
出願日
2023-05-26
発明の名称
バッテリ搭載構造及びバッテリ
出願人
フタバ産業株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
H01M
50/227 20210101AFI20241129BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】車両の下部に搭載されたバッテリにおいて電池セルが高温になった場合に、接合部の変形を生じにくくするための技術を提供する。
【解決手段】車両の下部にバッテリを搭載するバッテリ搭載構造である。バッテリ搭載構造は、車両のフロアパネルと、バッテリケースと、少なくとも1つの緩衝部材と、を備える。バッテリケースは、電池セルを収容し、フロアパネルの下方に配置されている。バッテリケースは、第1ケース部及び第2ケース部を有する。第1ケース部及び第2ケース部は、互いに接合され、フロアパネルの下面に対向している。少なくとも1つの緩衝部材は、フロアパネルとバッテリケースとの間に配置されている。少なくとも1つの緩衝部材は、第1ケース部と第2ケース部との接合部の膨出量を低減させる位置に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の下部にバッテリを搭載するバッテリ搭載構造であって、
前記車両のフロアパネルと、
電池セルを収容し、前記フロアパネルの下方に配置されたバッテリケースと、
前記フロアパネルと前記バッテリケースとの間に配置された少なくとも1つの緩衝部材と、
を備え、
前記バッテリケースは、互いに接合され、前記フロアパネルの下面に対向する第1ケース部及び第2ケース部を有し、
前記少なくとも1つの緩衝部材は、前記第1ケース部と前記第2ケース部との接合部の膨出量を低減させる位置に配置されている、バッテリ搭載構造。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のバッテリ搭載構造であって、
前記少なくとも1つの緩衝部材は、前記接合部と重なる位置に配置された緩衝部材を含む、バッテリ搭載構造。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のバッテリ搭載構造であって、
前記少なくとも1つの緩衝部材は、前記接合部を挟んで対向する位置に配置された2つの緩衝部材を含む、バッテリ搭載構造。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載のバッテリ搭載構造であって、
前記バッテリケースは
前記第1ケース部及び前記第2ケース部を含んで構成されたアッパ部材と、
前記アッパ部材の下方に配置され、前記アッパ部材と共に前記電池セルを収容するための収容空間を形成するロア部材と、
を有し、
前記アッパ部材は、
前記ロア部材及び前記フロアパネルの少なくとも一方に固定される枠状の固定部と、
前記固定部により囲まれ、前記フロアパネルの下面に対向する対向部と、
を有し、
前記接合部の少なくとも一部は、前記対向部に含まれ、
前記少なくとも1つの緩衝部材は、前記フロアパネルと前記対向部との間に配置された緩衝部材を含む、バッテリ搭載構造。
【請求項5】
車両の下部に搭載可能に構成されたバッテリであって、
バッテリケースと、
前記バッテリケースに収容された電池セルと、
少なくとも1つの緩衝部材と、
を備え、
前記バッテリケースは、互いに接合され、前記バッテリが前記車両に搭載された際に前記車両のフロアパネルの下面に対向するように構成された第1ケース部及び第2ケース部を有し、
前記少なくとも1つの緩衝部材は、前記バッテリケースの外面における、前記第1ケース部と前記第2ケース部との接合部の膨出量を低減させる位置に取り付けられている、バッテリ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の下部にバッテリを搭載するバッテリ搭載構造に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の下部には、バッテリが搭載される場合がある。例えば特許文献1には、電池セルを収容するバッテリケースが、車両のフロアパネルの下方に配置されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-120244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電池セルは、バッテリケース内において、発熱して高温になる場合がある。この場合、バッテリケースは、電池セルからの熱によって膨出しやすい。
【0005】
しかしながら、例えば、バッテリケースが、互いに接合され、車両のフロアパネルの下面に対向するように構成された2つの部位を有する場合、これら部位同士の接合部は、変形への耐性が低いという課題があった。
【0006】
本開示の一局面は、車両の下部に搭載されたバッテリにおいて電池セルが高温になった場合に、接合部の変形を生じにくくするための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、車両の下部にバッテリを搭載するバッテリ搭載構造である。バッテリ搭載構造は、車両のフロアパネルと、バッテリケースと、少なくとも1つの緩衝部材と、を備える。バッテリケースは、電池セルを収容し、フロアパネルの下方に配置されている。バッテリケースは、第1ケース部及び第2ケース部を有する。第1ケース部及び第2ケース部は、互いに接合され、フロアパネルの下面に対向している。少なくとも1つの緩衝部材は、フロアパネルとバッテリケースとの間に配置されている。少なくとも1つの緩衝部材は、第1ケース部と第2ケース部との接合部の膨出量を低減させる位置に配置されている。
【0008】
このような構成によれば、車両の下部に搭載されたバッテリにおいて電池セルが高温になった場合に、接合部の変形を生じにくくすることができる。
【0009】
本開示の一態様では、少なくとも1つの緩衝部材は、接合部と重なる位置に配置された緩衝部材を含んでもよい。
【0010】
このような構成によれば、車両の下部に搭載されたバッテリにおいて電池セルが高温になった場合に、接合部の変形を一層生じにくくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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