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公開番号2024166988
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023083469
出願日2023-05-19
発明の名称筆記具用保持具、筆記具及び筆記具の保持方法
出願人有限会社フォーテック
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B43K 23/016 20060101AFI20241122BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】簡単に筆記具の調整ができる筆記具用保持具及び筆記具の保持方法、並びに簡単に調整ができる筆記具を提供する。
【解決手段】筆記具用保持具10は、チョーク20を保持するものであり、本体部11と、第1の挿入片12と、第2の挿入片13を備える。本体部11の内部に空間が形成され、この空間はチョーク20の少なくとも一部を配置可能な空間である。本体部11の一端に第1の棒状体用開口部11Aが形成され、他端に第2の棒状体用開口部11Bが形成されている。本体部11の側面に、第1の側方開口部11Cと第2の側方開口部11Dが形成され、さらに別に操作用開口部16が本体部11の側面に形成され、本体部11の内部の空間と外部を連通している。第1の挿入片12と第2の挿入片13は第1の側方開口部11Cと第2の側方開口部11Dへ挿入可能である。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
湾曲面を有し長手方向へ延びた棒状の筆記具の少なくとも一部を配置可能な空間が内部に形成され、同筆記具の長手方向へ延びており、延びた方向の少なくとも一端に同空間と外部とを連通した棒状体用開口部が形成され、側面に同空間と外部とを連通した側方開口部が形成され、内側面が湾曲した本体部と、
一方向へ延びており、延びた方向に一方の面と該一方の面とは反対側の他方の面との間の厚みが徐々に増大する部分を有し、延びた方向の一端から前記側方開口部へ挿入可能であり、前記一方向と同じ方向へ湾曲した挿入片とを備える
筆記具用保持具。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記本体部の側面の、前記側方開口部よりも前記筆記具が挿入される前記棒状体用開口部から離れた位置に、前記空間と外部とを連通した操作用開口部が同側方開口部とは別に形成された
請求項1に記載の筆記具用保持具。
【請求項3】
前記挿入片の前記一端側の部分は、同挿入片の他の部分より軟らかい
請求項1に記載の筆記具用保持具。
【請求項4】
前記挿入片はクロソイド曲線状に湾曲しており、同挿入片の前記一端側の部分が円弧状に湾曲していると共に前記一端側の部分の曲率が同挿入片の他の部分の曲率より大きい
請求項1に記載の筆記具用保持具。
【請求項5】
前記挿入片の前記一端側の部分が、内部に空間が形成されて中空になった中空部分であり、同挿入片の他の部分が、内部に空間が形成されておらず中実になった中実部分である
請求項1に記載の筆記具用保持具。
【請求項6】
前記挿入片はクロソイド曲線状に湾曲しており、同挿入片の前記中空部分が円弧状に湾曲していると共に同中空部分の曲率が前記中実部分の曲率より大きい
請求項5に記載の筆記具用保持具。
【請求項7】
前記挿入片は前記一方の面を内側にして湾曲しており、
前記挿入片の前記一方の面の表面粗さは、同挿入片の前記他方の面の表面粗さより大きく、
前記本体部の内側面の表面粗さは、前記挿入片の前記他方の面の表面粗さと略同じである
請求項1に記載の筆記具用保持具。
【請求項8】
前記挿入片は突起部を有し、該突起部は、同挿入片の前記他方の面の前記他端側に、前記一方の面とは反対方向へ突起して設けられた
請求項1に記載の筆記具用保持具。
【請求項9】
前記本体部は、前記側方開口部から前記内側面に沿って延びた湾曲方向に同本体部の中心から同本体部の内側面までの距離が徐々に減少する部分を有する
請求項1に記載の筆記具用保持具。
【請求項10】
前記本体部は、両端に前記棒状体用開口部が形成された筒状体である
請求項1に記載の筆記具用保持具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は筆記具用保持具、筆記具及び筆記具の保持方法に関する。詳しくは、例えばコンクリート構造物の点検作業に用いられるマーキングチョークを保持する、筆記具用保持具、筆記具及び筆記具の保持方法に係るものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ライフサイクルコストの削減や資源の有効活用、さらに建設事業の環境影響への低減といった背景があることから、コンクリート構造物の大幅な長寿延命化が要求されている。
【0003】
こうした要求に応えるべく、コンクリート構造物の定期的な点検や調査が行われており、必要に応じて補修工事などが行われている。
【0004】
コンクリート構造物の点検作業は、構造物を主に目視して損傷例えばコンクリートの浮き、鉄筋露出、腐食が無いかを確認する作業である。
また、コンクリート構造物の点検方法として具体的には、遠望目視点検と近接目視点検がある。
【0005】
遠望目視点検とは、徒歩で移動しながら、双眼鏡などを利用してコンクリート構造物に可能な限り近づき、損傷状態や変状を目視で確認する点検方法である。
また、近接目視点検とは、梯子や高所作業車などを利用して、触診作業や打音点検作業ができる距離までコンクリート構造物に近づき、損傷状態や変状を詳細に調べる点検方法である。
【0006】
コンクリート構造物の点検作業においては、転打子の転打面でコンクリート面を打撃する打音点検作業で濁音が認められたコンクリート構造物の箇所に、チョークなどの筆記具を使ってマーキングを行うマーキング作業が行われる。
このとき、点検作業者はチョークを直に持ってマーキングを行うこともあれば、チョークをチョークホルダーと呼ばれる筆記具用保持具に取付けてマーキングを行うこともある。
【0007】
そして従来、様々なチョークホルダーが提案されている。
例えば特許文献1には、図8(a)及び図8(b)に示すようなマーキングチョーク用ホルダーが記載されている。
すなわち、特許文献1に記載のマーキングチョーク用ホルダー100は、筒状本体110を備える。
筒状本体110は、その両端が開口している。また、筒状本体110の一端110Aは傾斜しており、マーキングチョーク112の一端が出没され、他端110Bにはキャップ111がねじ止めされる。
マーキングチョーク112は筒状本体110の内部空洞に挿入される。
【0008】
また、筒状本体110の長手方向に半径方向に貫通したスリット114が形成されている。スリット114は、上下に貫通したスリット部114Aと、スリット部114Aに対して横方向に開口した側面開口部114Bとで構成される。
【0009】
また、スライダ116は、スリット114に沿って長手方向に摺動自在に配置されている。スライダ116は操作部116Aと、操作部116Aから垂直下方に突出した案内部116Bと、案内部116Bの両側から水平方向に延びた抜止部116Cとで構成される。
【0010】
また、スライダ116の下面には止着針124が取付けられ、止着針124はマーキングチョーク112の他端側部分に刺されることにより、スライダ116はマーキングチョーク112に連結される。
ここで、マーキングチョーク112の他端は、筒状本体の他端110Bに面した端部である。
従って、スリット114に沿ってスライダ116が移動することで、マーキングチョーク112が筒状本体110の一端110Aより出没できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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