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公開番号
2024166779
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023083115
出願日
2023-05-19
発明の名称
乗物用シートリクライニング装置
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
B60N
2/235 20060101AFI20241122BHJP(車両一般)
要約
【課題】ポールが傾いても、ポールをラチェットのフリーゾーン規制面に広く面当接させることが可能な乗物用シートリクライニング装置を提供すること。
【解決手段】ラチェット10とガイド20との相対回転をロックするポール30は、ガイド20により回転方向の両側から支持され、半径方向の外側に押し出されてラチェット10と噛合することで相対回転をロックする。ポール30が、ラチェット10が所定の回転位置にあるときに半径方向の外側に押し出されることでラチェット10のフリーゾーン規制面13Aと当接してラチェット10との噛合を阻止する規制凸部34を有する。規制凸部34が、ポール30のガイド20に対する回転方向の傾きを伴ってフリーゾーン規制面13Aと当接する。規制凸部34のフリーゾーン規制面13Aと当接する外周面が、ポール30が上記傾きとなるときにフリーゾーン規制面13Aと面当接可能な湾曲面34Aを有する。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
乗物用シートリクライニング装置であって、
互いにリクライニングの中心軸線のまわりに回転可能なように連結されるラチェット及びガイドと、
該ガイドにより回転方向の両側から支持され、半径方向の外側に押し出されることで前記ラチェットと噛合して該ラチェットの相対回転をロックするポールと、を有し、
前記ポールが、前記ラチェットが所定の回転位置にあるときに半径方向の外側に押し出されることで前記ラチェットに形成される前記中心軸線のまわりに湾曲するフリーゾーン規制面と当接して前記ラチェットとの噛合を阻止する規制凸部を有し、
前記規制凸部が、前記ポールの前記ガイドに対する回転方向の傾きを伴って前記フリーゾーン規制面と当接すると共に、その前記フリーゾーン規制面と当接する外周面が、前記ポールが前記傾きとなるときに前記フリーゾーン規制面と面当接可能となるように湾曲する湾曲面を有する乗物用シートリクライニング装置。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の乗物用シートリクライニング装置であって、
前記湾曲面が、前記ポールが前記ガイドに対して回転方向に第1の傾き姿勢まで傾くときに前記フリーゾーン規制面と面当接可能となるように湾曲する第1の湾曲面と、前記第1の傾き姿勢とは異なる第2の傾き姿勢まで回転方向に傾くときに前記フリーゾーン規制面と面当接可能となるように湾曲する第2の湾曲面と、を有する乗物用シートリクライニング装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物用シートリクライニング装置に関する。詳しくは、シートバックの背凭れ角度を調節可能なロック機構を備える乗物用シートリクライニング装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートバックの背凭れ角度を調節するための乗物用シートリクライニング装置が開示されている。この乗物用シートリクライニング装置は、互いにリクライニングの中心軸線まわりに回転可能なように組み付けられるラチェットとガイドとを備える。ラチェットは、シートバックに結合される。ガイドは、シートクッションに結合される。
【0003】
ラチェットとガイドとの間には、これらの相対回転をロックするためのポールが設けられている。ポールは、ガイドにより回転方向の両側から支持され、半径方向の外側に押し出されることでラチェットと噛合してラチェットの相対回転をロックする。
【0004】
上記ポールには、ラチェットが所定の回転位置にあるときに半径方向の外側に押し出されることで、ラチェットのフリーゾーン規制面と当接する規制凸部が形成されている。規制凸部は、ラチェットのフリーゾーン規制面と当接することで、ポールのラチェットに対する噛合を阻止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-65387号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
規制凸部は、そのフリーゾーン規制面と当接する外周面が、フリーゾーン規制面と全域に亘って面当接するように同一円の円弧を描く湾曲面に形成されている。しかし、ポールがガイドに対して回転方向に傾いた姿勢で規制凸部をフリーゾーン規制面に当接させると、規制凸部がフリーゾーン規制面に対して局所当たりとなることがある。規制凸部がフリーゾーン規制面に局所当たりとなると、ラチェットの回転時にこれらが高い面圧で摺動し摩耗を招くおそれがある。そこで、本発明は、ポールが傾いても、ポールをラチェットのフリーゾーン規制面に対して広く面当接させることが可能な乗物用シートリクライニング装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する手段として、本発明の乗物用シートリクライニング装置は、次の手段をとる。
【0008】
すなわち、本発明の第1の発明は、乗物用シートリクライニング装置であって、互いにリクライニングの中心軸線のまわりに回転可能なように連結されるラチェット及びガイドと、該ガイドにより回転方向の両側から支持され、半径方向の外側に押し出されることで前記ラチェットと噛合して該ラチェットの相対回転をロックするポールと、を有し、前記ポールが、前記ラチェットが所定の回転位置にあるときに半径方向の外側に押し出されることで前記ラチェットに形成される前記中心軸線のまわりに湾曲するフリーゾーン規制面と当接して前記ラチェットとの噛合を阻止する規制凸部を有し、前記規制凸部が、前記ポールの前記ガイドに対する回転方向の傾きを伴って前記フリーゾーン規制面と当接すると共に、その前記フリーゾーン規制面と当接する外周面が、前記ポールが前記傾きとなるときに前記フリーゾーン規制面と面当接可能となるように湾曲する湾曲面を有する乗物用シートリクライニング装置である。
【0009】
第1の発明によれば、ポールがガイドに対して回転方向に傾いた状態で規制凸部をラチェットのフリーゾーン規制面に当接させても、規制凸部をフリーゾーン規制面に面当接させやすくすることができる。したがって、ポールの規制凸部を、ラチェットのフリーゾーン規制面に対して、局所当たりとなるものと比べて、広く面当接させることができる。
【0010】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記湾曲面が、前記ポールが前記ガイドに対して回転方向に第1の傾き姿勢まで傾くときに前記フリーゾーン規制面と面当接可能となるように湾曲する第1の湾曲面と、前記第1の傾き姿勢とは異なる第2の傾き姿勢まで回転方向に傾くときに前記フリーゾーン規制面と面当接可能となるように湾曲する第2の湾曲面と、を有する乗物用シートリクライニング装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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