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公開番号
2024166404
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024162587,2024529433
出願日
2024-09-19,2022-12-09
発明の名称
プロジェクトの進捗予測方法、進捗予測装置、及び進捗予測プログラム
出願人
千代田化工建設株式会社
代理人
弁理士法人大島特許事務所
主分類
G06Q
10/0639 20230101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約
【課題】実行中のプロジェクトにおける工程の中間地点において、その後の期日を含む進捗を簡易な処理によって予測可能とする。
【解決手段】少なくとも1つの工程を含むプロジェクトの進捗予測方法において、工程の進捗度およびそれに対応する実行時期を含む進捗計画のデータを取得し、その進捗計画における完了済みの部分の進捗度およびそれに対応する実行時期を含む進捗実績のデータを取得し、その進捗実績のデータに基づき、工程の基準時点から所定の進捗度を達成した所定時点までの実績期間を算出し、進捗計画のデータに基づき、工程の基準時点から所定の進捗度と同一の進捗度が達成される時点までの計画期間を算出し、実績期間および計画期間に基づき、工程の進捗に関する進捗評価指標を算出し、進捗評価指標に基づき、所定時点以降における進捗実績のデータを予測する構成とする。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
プロジェクトの進捗予測方法であって、
前記プロジェクトは、少なくとも1つの工程を含み、
コンピュータが、
前記工程の進捗度およびそれに対応する実行時期を含む進捗計画のデータを取得し、
前記進捗計画における完了済みの部分の進捗度およびそれに対応する実行時期を含む進捗実績のデータを取得し、
前記進捗実績のデータに基づき、前記工程の基準時点から所定の進捗度を達成した所定時点までの実績期間を算出し、
前記進捗計画のデータに基づき、前記工程の前記基準時点から前記所定の進捗度と同一の進捗度が達成される時点までの計画期間を算出し、
前記実績期間および前記計画期間に基づき、前記工程の進捗に関する進捗評価指標を算出し、
前記進捗評価指標に基づき、前記所定時点以降における進捗実績を予測して、前記所定時点以降における進捗実績に基づくデータを生成する、プロジェクトの進捗予測方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記進捗評価指標は、前記実績期間に対する前記計画期間の比である、請求項1に記載のプロジェクトの進捗予測方法。
【請求項3】
前記進捗評価指標として、一定の値が用いられる、請求項2に記載のプロジェクトの進捗予測方法。
【請求項4】
前記進捗計画のデータは、第1の機械学習モデルによって決定され、
前記第1の機械学習モデルは、過去のプロジェクトにおける工程の進捗度と、それに対応する実行時期を含む進捗実績との関係を学習したモデルである、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記進捗実績の予測には、前記プロジェクトの完了日の予測が含まれ、
前記プロジェクトの完了日が予め設定された基準完了日を超える場合、前記所定時点以降の前記工程の実行に必要なリソースの設定を変更し、
前記変更されたリソースに基づき前記進捗評価指標を修正した修正評価指標を算出し、
前記進捗実績の予測は、前記修正評価指標に基づき行われる、請求項1に記載のプロジェクトの進捗予測方法。
【請求項6】
前記工程の実行に必要なリソースは、第2の機械学習モデルによって決定され、
前記第2の機械学習モデルは、過去のプロジェクトにおいて前記工程に投入されたリソースと、前記リソースが投入された後の前記工程の工期との関係を学習したモデルである、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記プロジェクトは、前記少なくとも1つの工程として、先行する第1工程および後続の第2工程を含み、
前記第1工程における少なくとも1つの第1のマイルストンの情報と、前記第2工程において、前記第1のマイルストンの各々に時期的に対応する第2のマイルストンの情報と、を取得し、
前記第1工程の前記進捗実績のデータにおける前記各第1のマイルストンに関するデータと、前記第2工程の前記進捗実績のデータにおける対応する前記第2のマイルストンに関するデータとの関係が、前記第2工程の前記進捗評価指標に及ぼす影響を表す影響評価モデルを取得し、
前記所定時点において前記影響評価モデルに基づき前記第2工程の前記進捗評価指標を修正した修正評価指標を算出し、
前記第2工程に関する前記進捗実績の予測では、前記修正評価指標に基づき、前記第2工程における前記所定時点以降の進捗実績を予測する、請求項1に記載のプロジェクトの進捗予測方法。
【請求項8】
完了済みの複数のプロジェクトについて、それぞれ前記進捗実績のデータを蓄積し、
前記第1のマイルストンおよび前記第2のマイルストンは、前記蓄積された進捗実績のデータに基づき決定される、請求項7に記載のプロジェクトの進捗予測方法。
【請求項9】
前記各第1のマイルストンおよび前記各第2のマイルストンは、前記完了済みの複数のプロジェクトのうち、前記第2工程の工期が最も短いプロジェクトの前記進捗実績のデータに基づき決定される、請求項8に記載のプロジェクトの進捗予測方法。
【請求項10】
完了済みの複数のプロジェクトについて、それぞれ前記進捗実績のデータを蓄積し、
前記影響評価モデルは、前記蓄積された進捗実績のデータに基づき決定される、請求項7に記載のプロジェクトの進捗予測方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、実行中のプロジェクトについて、今後の進捗を予測するプロジェクトの進捗予測方法、進捗予測装置、及び進捗予測プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般にプロジェクトの実行時には、当初の計画に対する遅延(すなわち、進捗計画と進捗実績との乖離)が生じる場合がある。その場合、プロジェクトの管理者は、その遅延状況を適切に把握し、それを解消するための対策を講ずる必要がある。
【0003】
従来、プロジェクトの進捗管理精度を高めるために、任意の時点毎にプロジェクトの進捗情報管理ファイルから遅延工数の算出に必要な情報を抽出し、作業予定および作業実績を元に算出した遅延工数を格納し、その遅延工数の履歴を可視化する装置が知られている(特許文献1参照)。
【0004】
また、プロジェクトの予定計画の策定を支援するために、作業工程毎に予定情報および実績情報を管理する作業工程情報と、それら予定情報と実績情報との差(各作業工程の予定と実績との差)を生じさせた理由を示す乖離情報とを関連付けて管理し、作業工程で生成される成果物ファイルが格納されている格納先情報を有する成果物ファイル情報を、上記作業工程情報と関連付けて管理し、上記作業工程情報および乖離情報と、上記成果物ファイル情報とを表示手段に表示させる装置が知られている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-204098号公報
特開2002-32225号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1、2に記載された従来技術では、プロジェクトの進捗状況は工数(例えば、計画に対する遅延工数)によって把握される。したがって、それらの従来技術では、実行中のプロジェクトにおいて、今後の期日(例えば、プロジェクトにおける処理対象の工程の中間地点や完了日など)を含む進捗状況(例えば、当初計画における所定の期日とそれに対応する実績の期日とにどれくらいの乖離が生じるか)を簡易に予測することは困難である。
【0007】
そこで、本願発明者らは、鋭意検討した結果、建設プロジェクト等の中間地点(今後の進捗を予測する時点)における計画期間と実績期間との関係を考慮することにより、今後の進捗状況を簡易な処理によって予測できることを見出した。
【0008】
本発明は、以上の背景に鑑み、実行中のプロジェクトにおける工程の中間地点において、その後の期日を含む進捗を簡易な処理によって予測できるプロジェクトの進捗予測方法、進捗予測装置、及び進捗予測プログラムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために本発明のある態様は、プロジェクトの進捗予測方法であって、前記プロジェクトは、少なくとも1つの工程を含み、前記工程の進捗度およびそれに対応する実行時期を含む進捗計画のデータを取得し、前記進捗計画における完了済みの部分の進捗度およびそれに対応する実行時期を含む進捗実績のデータを取得し、前記進捗実績のデータに基づき、前記工程の基準時点から所定の進捗度を達成した所定時点までの実績期間を算出し、前記進捗計画のデータに基づき、前記工程の前記基準時点から前記所定の進捗度と同一の進捗度が達成される時点までの計画期間を算出し、前記実績期間および前記計画期間に基づき、前記工程の進捗に関する進捗評価指標を算出し、前記進捗評価指標に基づき、前記所定時点以降における前記進捗実績のデータを予測する構成とする。
【0010】
この態様によれば、実行中のプロジェクトにおける工程の所定時点(すなわち、中間地点)において、所定時点以降の進捗実績のデータ(すなわち、期日を含む進捗)を簡易な処理によって予測することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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