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公開番号
2024166067
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024015498,2023081839
出願日
2024-02-05,2023-05-17
発明の名称
情報処理システム
出願人
株式会社M-INT
代理人
個人
主分類
G16H
40/00 20180101AFI20241121BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】医療機関等が、紹介先の医療機関に対して患者の紹介を支援する情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理システムは、紹介元の医療機関端末から検索条件の入力を受け付けて、該当する医療機関を表示させる検索処理部と、紹介先の医療機関情報の一部/全部を受診案内票に記載して出力させる案内処理部と、紹介先の医療機関に対する患者の紹介状の作成を行わせる紹介状作成処理部と、紹介先の医療機関端末において、患者の紹介状の閲覧を行わせる閲覧処理部と、を有しており、案内処理部は、紹介先の医療機関情報のうち一般情報の一部/全部と、紹介先の医療機関の予約方法情報をコード化した情報とを受診案内票に記載させ、紹介状作成処理部は、紹介先の医療機関情報のうち医療機関の名称、患者の氏名を抽出して紹介状に記載させ、作成した紹介状に、紹介元の医療従事者の電子署名を付した後、送信可能/共有可能とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
紹介先の医療機関に対して患者の紹介を支援する情報処理システムであって、
紹介元の医療機関で利用する医療機関端末から、紹介先とする医療機関を検索するための検索条件の入力を受け付けて、医療機関情報を記憶する医療機関情報記憶部を参照して、前記検索条件に該当する医療機関を前記医療機関端末に表示させる検索処理部と、
前記検索処理部の検索結果から選択された紹介先の医療機関の前記医療機関情報を、前記医療機関情報記憶部を参照して抽出し、前記抽出した医療機関情報の一部または全部を受診案内票に記載して出力させる案内処理部と、
前記受診案内票の出力後、前記紹介元の医療機関の医療機関端末から受け付けた情報を用いて、前記紹介先の医療機関に対する前記患者の紹介状の作成を行わせる紹介状作成処理部と、
前記紹介先の医療機関が利用する医療機関端末において、前記患者の紹介状の閲覧を行わせる閲覧処理部と、を有しており、
前記案内処理部は、
前記医療機関情報記憶部に記憶する前記紹介先の医療機関の医療機関情報のうち、一般情報の一部または全部と、前記紹介先の医療機関における予約方法を示す情報である予約方法情報をコード化した情報とを、前記受診案内票に記載させ、
前記紹介状作成処理部は、
前記医療機関情報記憶部に記憶する前記紹介先の医療機関の医療機関情報のうち、一般情報におけるその医療機関の名称、前記患者の氏名を抽出して前記紹介状に記載させ、前記作成した紹介状に、前記紹介元の医療機関における医療従事者の電子署名を付した後、前記紹介先の医療機関に対して送信可能とする、または、前記紹介先の医療機関と共有可能とする、
ことを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
前記案内処理部は、
前記受診案内票の出力が行われた場合、前記紹介を識別するための紹介識別情報に対応づけて、前記紹介元の医療機関の医療機関識別情報と、前記紹介先の医療機関識別情報と、前記患者の情報と、前記紹介が受診案内票のみか紹介状の作成を含むかを識別する情報とを紹介情報として紹介情報記憶部に記憶させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記紹介情報記憶部には、
前記紹介識別情報に対応づけて、前記紹介状の作成状態を示す情報を記憶しており、
前記紹介状作成処理部は、
前記紹介元の医療機関端末から前記紹介状の作成が終了したことを示す情報を受け付けると、前記紹介情報記憶部における前記紹介状の作成状態を示す情報を変更し、前記紹介状に対する電子署名を可能とさせる、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記紹介情報記憶部には、
前記紹介識別情報に対応づけて、前記紹介状に対して電子署名の有無を示す情報を記憶しており、
前記紹介状作成処理部は、
前記紹介元の医療機関端末から前記紹介状に付する電子署名の情報を受け付けて、前記紹介状に対する電子署名の処理が終了すると、前記紹介情報記憶部における前記紹介状に対する電子署名の有無を示す情報を変更し、前記紹介状の送信または共有を可能とする、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記紹介情報記憶部には、
前記紹介識別情報に対応づけて、前記紹介状の送信または共有状態を示す情報を記憶しており、
前記紹介状作成処理部は、
前記紹介元の医療機関端末から前記紹介状の送信または共有操作を受け付けると、前記紹介状を前記紹介先の医療機関に対して送信または共有し、前記紹介情報記憶部における前記紹介状の送信または共有状態を示す情報を変更し、前記紹介先の医療機関の医療機関端末3から前記紹介状の閲覧を可能とする、
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記紹介状作成処理部は、
前記紹介情報記憶部における紹介情報に、紹介状の作成を行う情報が記憶されている場合に所定期間内に紹介状の作成状態を示す情報が変更されない場合、前記紹介状の作成が終了の情報が記憶されている場合に所定期間内に電子署名の有無を示す情報が変更されない場合、前記電子署名が終了の情報が記憶されている場合に所定期間内に前記紹介状の送信または共有状態を示す情報が変更されない場合、のいずれか一以上において、紹介元の医療機関または医療従事者に対して通知を送る、
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項7】
紹介先の医療機関に対して患者の紹介を支援する情報処理システムであって、
紹介元の医療機関で利用する医療機関端末から、紹介先とする医療機関を検索するための検索条件の入力を受け付けて、医療機関情報を記憶する医療機関情報記憶部を参照して、前記検索条件に該当する医療機関を前記医療機関端末に表示させる検索処理部と、
前記紹介先の医療機関の情報を記載した受診案内票を出力させる案内処理部と、
紹介元の医療機関の医療機関端末から受け付けた情報を用いて紹介状の作成を行う紹介状作成処理部と、
前記紹介先の医療機関が利用する医療機関端末において、前記患者の紹介状の閲覧を行わせる閲覧処理部と、を有しており、
前記医療機関情報として、
前記医療機関に関する一般的な情報である一般情報と、医療機関が患者に対して診察および/または検査に関して事前に提供する情報を含む医療機関コンテンツへのアクセス情報とを記憶しており、
前記案内処理部は、
前記医療機関コンテンツへのアクセス情報および/またはアクセス情報をコード化した情報とを、前記受診案内票に記載させる、
ことを特徴とする情報処理システム。
【請求項8】
前記案内処理部は、
前記受診案内票に記載する紹介先の医療機関の医療機関情報として前記医療機関コンテンツへのアクセス情報を含む場合に、前記受診案内票に、前記医療機関コンテンツへのアクセス情報および/またはアクセス情報をコード化した情報を記載させる、
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記案内処理部は、
前記受診案内票に記載する紹介先の医療機関の医療機関情報として前記医療機関コンテンツへのアクセス情報を含む場合であって、前記医療機関端末から前記医療機関コンテンツへのアクセス情報および/またはアクセス情報をコード化した情報を記載させる指示を受け付けた場合に、前記受診案内票に、前記医療機関コンテンツへのアクセス情報および/またはアクセス情報をコード化した情報を記載させる、
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記案内処理部は、
前記医療機関コンテンツを前記受診案内票に記載する条件を充足した場合に、前記受診案内票に、前記医療機関コンテンツへのアクセス情報および/またはアクセス情報をコード化した情報を記載させる、
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療機関または医療従事者(以下、「医療機関等」という)が、紹介先の医療機関に対して患者の紹介を支援する情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
患者がある症状を訴えて医療機関で診察を受けた場合、当該医療機関の医療従事者は診察をし、診察結果や検査結果などを総合的に判断し、その患者の病名(臨床病名)などを判断し、必要があれば薬剤を処方する。しかし、医療分野は高度に専門性が高いため、医療従事者がすべての領域において専門性を有しているわけではない。また、医療機関によっては検査等に用いる設備を備えていないなどもある。
【0003】
そのような場合、医療従事者は、患者に対して、専門性を有している医療機関等、あるいは設備のある医療機関などで診察を受けるように、他の医療機関等を紹介することがある。この際には、当該医療機関等の情報のみを患者に紹介する場合と、当該患者の症状などを診察した結果を記載した診療情報提供書(いわゆる紹介状)と呼ばれる書面も交付して紹介する場合がある。
【0004】
前者の場合には、医療従事者は、医療機関等の情報を口頭で伝えるか、あるいはその医療機関等のウェブページを印刷するなどして紹介し、後者の場合には、それらに加えて紹介状を作成して患者に交付する。
【0005】
診察時間では、多くの患者が順番待ちをしている。そのため、医療従事者としては、診察以外の作業で多くの時間を一人に要することはできない。紹介状の作成にはそれなりに時間を要するため、紹介状をその場で患者に交付することはできず、診察時間の終了後に紹介状を作成し、後日、患者がそれを受領するために、医療機関に来院する、といったことが行われている。
【0006】
そこで、紹介状の発行作業の負担を軽減するため、下記特許文献1乃至特許文献4に記載のような紹介状の発行作業を支援するシステムがある。
【0007】
また、医療機関等の紹介を受けた患者は、その情報に基づいて自ら予約をして受診をしなければならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2007-011544号公報
特開2007-328473号公報
特開2010-237834号公報
特開2018-013825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上述の各特許文献に記載の紹介状の発行作業を支援するシステムでは、電子カルテなどに記載された情報を、紹介状に転記することで紹介状の発行支援を行うことができる。
【0010】
しかし、電子カルテに記載された情報は、個人情報としても要保護性の高い要配慮個人情報であって、情報の秘匿性が高く求められていることから、実際の医療機関で稼働している電子カルテのシステムでは、電子カルテの情報を外部のシステムなどに出力することができないように設計されているシステムがほとんどである。そのため、上述のような情報連携ができないケースが多い。
(【0011】以降は省略されています)
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