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公開番号
2024165620
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081970
出願日
2023-05-18
発明の名称
衣服及び衣服内に収容可能な気室部材
出願人
グローブライド株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A41D
13/002 20060101AFI20241121BHJP(衣類)
要約
【課題】洗濯がし易く、魚釣りなど、水辺で着衣しても、保温性が維持される衣服を提供する。
【解決手段】本発明の衣服1は、ガス流路を介して気体が導入される気室を備えた気室部材20が着脱可能となっている。気室部材20は、着脱用の隙間10a,10b,10cを通じて、表地と裏地との間の収容空間に着脱されることを特徴とする。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ガス流路を介して気体が導入される気室を備えた気室部材が着脱可能な衣服であり、
前記気室部材は、着脱用の隙間を通じて表地と裏地との間の収容空間に着脱されることを特徴とする衣服。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記気室部材は、左右の前身頃と後身頃、及び、左右の前身頃と後身頃を連結する肩掛け部を備えており、前記左右の前身頃と後身頃と肩掛け部は一体化され、脇下部分に前記気室が配設されていないことを特徴とする請求項1に記載の衣服。
【請求項3】
前記肩掛け部は、前記左右の前身頃と後身頃とを連通させるガス流路を備えていることを特徴とする請求項2に記載の衣服。
【請求項4】
前記肩掛け部は、前記ガス流路部分で上方に膨らむと共に、端部側の膨らみが大きくなるように段差が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の衣服。
【請求項5】
胸部位置の内側又は外側に、前記気室部材に呼気を導入する息吹き込みバルブが配設されていることを特徴とする請求項1に記載の衣服。
【請求項6】
前記息吹き込みバルブは、押圧操作部を備えており、
前記押圧操作部を押圧することで前記気室に充填された気体を放出可能であることを特徴とする請求項5に記載の衣服。
【請求項7】
前記気室部材には、下端に1つ以上の折曲部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の衣服。
【請求項8】
前記気室部材には、背中部分の中央が折り曲げ可能となるように折曲部が形成されていることを特徴とする請求項1又は7に記載の衣服。
【請求項9】
前記着脱用の隙間は、後身頃の裏地、及び、左右の前身頃の裏地に、1個所以上形成されていることを特徴とする請求項1に記載の衣服。
【請求項10】
前記着脱用の隙間は、横方向、又は、連続する縦横の二方向に延出したものが含まれることを特徴とする請求項9に記載の衣服。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、保温性を有する衣服、及び、衣服内に収容可能な気室部材に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、アウトドアで着衣される衣服は、その保温性を高めるように、表地と裏地との間に中綿が充填されている。しかし、そのような衣服を水辺(海、河川、湖など)で着衣すると、水分が中綿にしみ込み易く、保温性が損なわれてしまう。特に、魚釣りでは、着衣を着たまま水中に立ち込むことがあり、このような場面では、水分が中綿まで入り込んでしまう。
【0003】
このため、中綿を使用することなく、保温性を維持することが可能な衣服が知られている(例えば、特許文献1,2)。これらの公知文献に開示された衣服は、通気性を遮断する素材で形成された表地と裏地との間に気室を形成しており、気室に気体(空気)を封入することで保温性を確保している。また、気室の気体を抜くことで、折り畳んで収容し易くすることが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-264393号
実用新案登録第3162628号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記した特許文献に開示されている衣服は、表地と裏地との間が気室となっているので洗濯し難いという問題がある。特に、魚釣りでは、汚れ易く、餌や魚の匂いがしみ込んでしまうこともあり、魚釣りに使用することは適さない。また、魚釣りでは、釣針を使用するため、釣針が引っ掛かると内部の気体が抜けてしまい、保温性が維持されなくなる。
【0006】
本発明は、洗濯がし易く、魚釣りなど、水辺で着衣しても、保温性が維持される衣服を提供することを目的とする。また、本発明は、衣服内に収容可能であり、保温性を維持することが可能な気室部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するために、本発明に係る衣服は、ガス流路を介して気体が導入される気室を備えた気室部材が着脱可能となっており、前記気室部材は、着脱用の隙間を通じて表地と裏地との間の空間に着脱されることを特徴とする。
【0008】
上記した構成の衣服は、気室部材が隙間を介して着脱されるようになっており、衣服そのものに気室が形成されていないので、気室部材を取り外して衣服(本体)のみを洗濯することができる。また、気室部材は、衣服の内部に収容される構造であるため、釣針のような鋭利なものが引っ掛かっても、気室部材まで刺し込まれることが抑制され、内部の気体が抜けることを低減することができる。すなわち、気室部材が損傷することが抑制されることから、衣服として保温性を維持することが可能となる。なお、前記気室部材に形成される気室は、気室部材にステッチを設けて区切り、連続した複数個を有する構成にすることで、変形し易くなり、着衣時に違和感を生じさせないようにすることができる。或いは、そのような気室は、単一構造(1つの気室)であっても良い。
【0009】
また、本発明に係る衣服は、本体の内部に収容空間を備え、ガス流路を介して気体が導入される気室を備えた気室部材を前記収容空間に着脱可能に構成されており、前記本体には、前記気室部材を着脱可能にする着脱用の隙間が形成されていることを特徴とする。
【0010】
このように、衣服に、気室部材のための着脱用の隙間を形成しておくことで、内部の収容空間に対して気室部材を容易に着脱することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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