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公開番号
2024165046
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023080866
出願日
2023-05-16
発明の名称
セラミド産生促進剤およびセラミド合成酵素遺伝子の発現増強剤
出願人
国立大学法人九州大学
,
宇航人ジャパン株式会社
,
株式会社フィネス
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/9789 20170101AFI20241121BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】新規のセラミド産生促進剤およびセラミド合成酵素遺伝子の発現増強剤を提供する。
【解決手段】サジー種子オイルを有効成分として含有する、セラミド産生促進剤。サジー種子オイルを有効成分として含有する、セラミド合成酵素遺伝子の発現増強剤。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
サジー種子オイルを有効成分として含有する、セラミド産生促進剤。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記サジー種子オイルが、サジー種子の超臨界二酸化炭素抽出物および/または亜臨界二酸化炭素抽出物である、請求項1に記載のセラミド産生促進剤。
【請求項3】
サジー種子オイルを有効成分として含有する、セラミド合成酵素遺伝子の発現増強剤。
【請求項4】
前記セラミド合成酵素遺伝子が、CERS2、CERS3およびCERS4からなる群から選択される1以上である、請求項3に記載のセラミド合成酵素遺伝子の発現増強剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、セラミド産生促進剤およびセラミド合成酵素遺伝子の発現増強剤に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
セラミドは皮膚における主要な細胞間脂質成分であり、特にバリア機能において大きな役割を果たす。セラミドが不足すると水分を保持することができず乾燥した肌となり、バリア機能が低下して外からの刺激を受けやすい状態になるため、さまざまな肌トラブルを引き起こすと考えられている。また、近年、皮膚のバリア機能以外にも様々な生体内の機能にセラミドが関与していることが報告されている。
【0003】
セラミドの生合成や代謝には、複数の酵素が関与しており、そのうちの一つにセラミド合成酵素がある。例えば、加齢などの影響によってセラミド合成酵素の働きが減退すると、セラミド量が減少して細胞間脂質のバランスが乱れ、肌のバリア機能や水分保持能が低下して肌の乾燥の原因になると言われている。セラミドの産生を促進することで、肌のバリア機能の改善や水分保持能の向上などが期待できる。このセラミド合成酵素の発現増強に関するものとして、特許文献1などが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-170780号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、新規のセラミド産生促進剤およびセラミド合成酵素遺伝子の発現増強剤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、下記の発明が上記目的に合致することを見出し、本発明に至った。すなわち、本発明は、以下の発明に係るものである。
<1> サジー種子オイルを有効成分として含有する、セラミド産生促進剤。
<2> 前記サジー種子オイルが、サジー種子の超臨界二酸化炭素抽出物および/または亜臨界二酸化炭素抽出物である、前記<1>に記載のセラミド産生促進剤。
<3> サジー種子オイルを有効成分として含有する、セラミド合成酵素遺伝子の発現増強剤。
<4> 前記セラミド合成酵素遺伝子が、CERS2、CERS3およびCERS4からなる群から選択される1以上である、前記<3>に記載のセラミド合成酵素遺伝子の発現増強剤。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、新規のセラミド産生促進剤およびセラミド合成酵素遺伝子の発現増強剤が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
セラミド合成酵素遺伝子発現評価試験の評価結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に本発明の実施の形態を詳細に説明するが、以下に記載する構成要件の説明は、本発明の実施態様の一例(代表例)であり、本発明はその要旨を変更しない限り、以下の内容に限定されない。なお、本明細書において「~」という表現を用いる場合、その前後の数値又は物性値を含む表現として用いるものとする。
【0010】
本発明は、サジー種子オイルを有効成分として含有する、セラミド産生促進剤に関するものである。また、本発明は、サジー種子オイルを有効成分として含有する、セラミド合成酵素遺伝子の発現増強剤に関するものである。以下、本発明のセラミド産生促進剤およびセラミド合成酵素遺伝子の発現増強剤をまとめて「本発明の剤」と記載する。
(【0011】以降は省略されています)
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