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公開番号
2024164590
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023080187
出願日
2023-05-15
発明の名称
調整力設定装置、調整力設定方法、及び調整力設定プログラム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02J
3/00 20060101AFI20241120BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】計画期間における予測誤差吸収のための必要調整力を設定する。
【解決手段】調整力設定装置10は、複数の時間帯における電力需要の予測に用いられる第1予測モデルについて、時間帯別の電力需要予測値の標準偏差を第1標準偏差として取得し、複数の時間帯における発電量の予測に用いられる第2予測モデルについて、時間帯別の発電量予測値の標準偏差を第2標準偏差として取得し、複数の時間帯のうち、発電がある時間帯について、第1標準偏差及び第2標準偏差を用いて調整力を設定し、複数の時間帯のうち、発電がない時間帯について、第1標準偏差を用いて調整力を設定し、時間帯別の調整力の設定値を出力する制御部11を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の時間帯における電力需要の予測に用いられる第1予測モデルについて、時間帯別の電力需要予測値の標準偏差を第1標準偏差として取得し、前記複数の時間帯における発電量の予測に用いられる第2予測モデルについて、時間帯別の発電量予測値の標準偏差を第2標準偏差として取得し、前記複数の時間帯のうち、発電がある時間帯について、前記第1標準偏差及び前記第2標準偏差を用いて調整力を設定し、前記複数の時間帯のうち、発電がない時間帯について、前記第1標準偏差を用いて調整力を設定し、時間帯別の調整力の設定値を出力する制御部を備える調整力設定装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第2予測モデルは、前記複数の時間帯における太陽光発電量の予測に用いられ、
前記制御部は、前記複数の時間帯のうち、日照時間帯について、前記第1標準偏差及び前記第2標準偏差を用いて調整力を設定し、前記複数の時間帯のうち、非日照時間帯について、前記第1標準偏差を用いて調整力を設定する請求項1に記載の調整力設定装置。
【請求項3】
複数の時間帯における電力需要の予測に用いられる第1予測モデルについて、時間帯別の電力需要予測値の標準偏差を第1標準偏差として制御部により取得することと、
前記複数の時間帯における発電量の予測に用いられる第2予測モデルについて、時間帯別の発電量予測値の標準偏差を第2標準偏差として前記制御部により取得することと、
前記複数の時間帯のうち、発電がある時間帯について、前記第1標準偏差及び前記第2標準偏差を用いて調整力を前記制御部により設定することと、
前記複数の時間帯のうち、発電がない時間帯について、前記第1標準偏差を用いて調整力を前記制御部により設定することと、
時間帯別の調整力の設定値を前記制御部により出力することと
を含む調整力設定方法。
【請求項4】
前記第2予測モデルは、前記複数の時間帯における太陽光発電量の予測に用いられ、
前記複数の時間帯のうち、発電がある時間帯は、日照時間帯であり、
前記複数の時間帯のうち、発電がない時間帯は、非日照時間帯である請求項3に記載の調整力設定方法。
【請求項5】
複数の時間帯における電力需要の予測に用いられる第1予測モデルについて、時間帯別の電力需要予測値の標準偏差を第1標準偏差として取得することと、
前記複数の時間帯における発電量の予測に用いられる第2予測モデルについて、時間帯別の発電量予測値の標準偏差を第2標準偏差として取得することと、
前記複数の時間帯のうち、発電がある時間帯について、前記第1標準偏差及び前記第2標準偏差を用いて調整力を設定することと、
前記複数の時間帯のうち、発電がない時間帯について、前記第1標準偏差を用いて調整力を設定することと、
時間帯別の調整力の設定値を出力することと
を含む動作をコンピュータに実行させる調整力設定プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、調整力設定装置、調整力設定方法、及び調整力設定プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内燃力発電装置、再生可能エネルギー発電装置、電力貯蔵装置、及び負荷が接続された系統における電力の需給を制御する需給制御装置が開示されている。
【0003】
特許文献2には、所定期間における供給計画を立案する需給バランス制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-093049号公報
特開2012-060789号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
小売電気事業者又は登録特定送配電事業者は、地域の電力需給を乱さないように、計画値同時同量制度に従わなくてはならない。計画値同時同量制度では、OCCTOへの、又はバランシンググループに加入する場合は代表契約者への、管轄エリア内の設備運用計画の提出が求められている。「OCCTO」は、Organization for Cross-regional Coordination of Transmission Operators(電力広域的運営推進機関)の略称である。設備運用計画は、(i)電力需要及び太陽光発電量を予測し、(ii)(i)で不足する電力量を賄え、かつコストが最小となる設備運用計画を作成する、という手順で作成される。
【0006】
設備運用計画では、(i)で生じた予測誤差を吸収できる調整力の確保が求められる。
【0007】
本開示の目的は、計画期間における予測誤差吸収のための必要調整力を設定することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る調整力設定装置は、
複数の時間帯における電力需要の予測に用いられる第1予測モデルについて、時間帯別の電力需要予測値の標準偏差を第1標準偏差として取得し、前記複数の時間帯における発電量の予測に用いられる第2予測モデルについて、時間帯別の発電量予測値の標準偏差を第2標準偏差として取得し、前記複数の時間帯のうち、発電がある時間帯について、前記第1標準偏差及び前記第2標準偏差を用いて調整力を設定し、前記複数の時間帯のうち、発電がない時間帯について、前記第1標準偏差を用いて調整力を設定し、時間帯別の調整力の設定値を出力する制御部を備える。
【0009】
本開示に係る調整力設定方法は、
複数の時間帯における電力需要の予測に用いられる第1予測モデルについて、時間帯別の電力需要予測値の標準偏差を第1標準偏差として制御部により取得することと、
前記複数の時間帯における発電量の予測に用いられる第2予測モデルについて、時間帯別の発電量予測値の標準偏差を第2標準偏差として前記制御部により取得することと、
前記複数の時間帯のうち、発電がある時間帯について、前記第1標準偏差及び前記第2標準偏差を用いて調整力を前記制御部により設定することと、
前記複数の時間帯のうち、発電がない時間帯について、前記第1標準偏差を用いて調整力を前記制御部により設定することと、
時間帯別の調整力の設定値を前記制御部により出力することと
を含む。
【0010】
本開示に係る調整力設定プログラムは、
複数の時間帯における電力需要の予測に用いられる第1予測モデルについて、時間帯別の電力需要予測値の標準偏差を第1標準偏差として取得することと、
前記複数の時間帯における発電量の予測に用いられる第2予測モデルについて、時間帯別の発電量予測値の標準偏差を第2標準偏差として取得することと、
前記複数の時間帯のうち、発電がある時間帯について、前記第1標準偏差及び前記第2標準偏差を用いて調整力を設定することと、
前記複数の時間帯のうち、発電がない時間帯について、前記第1標準偏差を用いて調整力を設定することと、
時間帯別の調整力の設定値を出力することと
を含む動作をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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