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公開番号
2024164553
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023080123
出願日
2023-05-15
発明の名称
測色装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01J
3/50 20060101AFI20241120BHJP(測定;試験)
要約
【課題】測色器が測色器用キャリッジに対して着脱可能な構成では、測色器と測色器用キャリッジとの間の摩擦により、測色器用キャリッジに過大な負荷が掛かる。
【解決手段】測定対象を支持する支持面を有する支持台と、測定対象を測色する測色計が着脱可能なキャリッジであって、支持面に沿った方向である第1方向及び支持面に沿った方向であるとともに第1方向に交差する第2方向に移動可能なキャリッジと、を備え、キャリッジは、測色計を収容する収容部の内壁に、測色計の着脱に際して測色計の側面と接する接触面を備え、接触面と測色計の側面との間の摩擦係数μ1が、キャリッジの筐体と測色計の側面との間の摩擦係数μ2より小さい。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
測定対象を支持する支持面を有する支持台と、
前記測定対象を測色する測色計が着脱可能なキャリッジであって、前記支持面に沿った方向である第1方向及び前記支持面に沿った方向であるとともに前記第1方向に交差する第2方向に移動可能なキャリッジと、
を備え、
前記キャリッジは、前記測色計を収容する収容部の内壁に、前記測色計の着脱に際して前記測色計の側面と接する接触面を備え、
前記接触面と前記測色計の側面との間の摩擦係数μ1が、前記キャリッジの筐体と前記測色計の側面との間の摩擦係数μ2より小さい、
ことを特徴とする測色装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の測色装置において、
前記支持面が水平面に沿った状態において、前記収容部の前記内壁は、鉛直方向に沿っており、
更に前記内壁は、
第1壁面と、
前記第1壁面と対向する第2壁面と、
前記第1壁面及び前記第2壁面と交差する第3壁面と、
前記第3壁面と対向する第4壁面と、
を備え、
前記接触面は、前記第1壁面、前記第2壁面、前記第3壁面、及び前記第4壁面に設けられる、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項3】
請求項2に記載の測色装置において、
前記接触面は、鉛直方向に延びるとともに水平方向に沿って間隔を空けて配置される、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項4】
請求項3に記載の測色装置において、
前記測色計の前記側面のうち、少なくとも第1側面及び前記第1側面に対し反対側の第2側面は、側方に向かって張り出すオーバーハング部を有し、
前記収容部は、前記オーバーハング部が引っ掛かることで前記測色計を支持する支持部を前記内壁の上部に備える、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項5】
請求項4に記載の測色装置において、
前記接触面は、前記内壁から前記支持部まで延び、前記オーバーハング部と接する、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項6】
請求項1に記載の測色装置において、
前記接触面の上端部は、前記測色計の前記側面から離れる方向に延びる、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項7】
請求項1に記載の測色装置において、
前記接触面の下端部は、前記測色計の前記側面から離れる方向に延びる、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項8】
請求項4に記載の測色装置において、
前記キャリッジは、前記第1方向に延びる形状を成す部位であって前記支持台に対して第1モーターの動力により前記第2方向に移動可能な第2方向移動部に設けられ、
更に前記キャリッジは、前記第2方向移動部に対し、第2モーターの動力により前記第1方向に移動可能に設けられ、
更に前記キャリッジは、前記第2方向移動部に対し、第3モーターの動力により前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に移動可能に設けられる、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項9】
請求項8に記載の測色装置において、
前記第1モーター、前記第2モーター、及び前記第3モーターを制御する制御部を備え、
前記支持部が前記測色計を支持する状態において、前記測色計は、前記キャリッジの底面から前記支持台に対して突出しており、
前記制御部は、前記測色計により前記測定対象の測色を行う際、前記測色計の底面が前記測定対象に接する位置まで前記キャリッジを下降させた後、更に前記キャリッジの底面が前記測定対象に接しない範囲で前記キャリッジを下降させる下降制御を行い、
前記下降制御の際、前記接触面と前記測色計の前記側面とが擦れ合う、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の測色装置において、
前記接触面は、前記収容部の前記内壁に貼り付けられるシート材で形成される、
ことを特徴とする測色装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、測定対象を測色する測色計が着脱可能なキャリッジを備えた測色装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、測色器を保持する測色器ホルダと、この測色器ホルダを測色用パターンの所定方向に往復移動させる測色器用キャリッジと、を備えた測色装置が開示されている。測色器は、測色器用キャリッジに対して着脱可能に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-281549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
測色器が測色器用キャリッジに対して着脱可能な構成では、測色器と測色器用キャリッジとの間の摩擦により、測色器用キャリッジに対して測色器を着脱する際の抵抗が増え、測色器を着脱する際に測色器用キャリッジに過大な負荷が掛かって測色用キャリッジにダメージを与え、ひいては測色精度に影響を及ぼす虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為の、本発明の測色装置は、測定対象を支持する支持面を有する支持台と、前記測定対象を測色する測色計が着脱可能なキャリッジであって、前記支持面に沿った方向である第1方向及び前記支持面に沿った方向であるとともに前記第1方向に交差する第2方向に移動可能なキャリッジと、を備え、前記キャリッジは、前記測色計を収容する収容部の内壁に、前記測色計の着脱に際して前記測色計の側面と接する接触面を備え、前記接触面と前記測色計の側面との間の摩擦係数μ1が、前記キャリッジの筐体と前記測色計の側面との間の摩擦係数μ2より小さいことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
測色計の斜視図。
測色装置の斜視図。
測色計が装着されたキャリッジの斜視図。
測色計が取り外されたキャリッジの斜視図。
上部フレームを取り外した状態の測色装置の斜視図。
測色装置の断面図。
キャリッジを昇降させる機構の斜視図。
キャリッジを昇降させる機構の斜視図。
キャリッジと測色計との位置関係を模式的に示す図であって、キャリッジに測色計を装着する際の図。
キャリッジと測色計との位置関係を模式的に示す図であって、測色対象に沿ってキャリッジが移動する際の図。
キャリッジと測色計との位置関係を模式的に示す図であって、測色対象に対して測色計の底面が接触した際の図。
キャリッジと測色計との位置関係を模式的に示す図であって、測色対象を測色する際の図。
キャリッジにおいて測色計が接触する接触面の拡大斜視図。
キャリッジにおいて測色計が接触する接触面の拡大斜視図。
キャリッジの断面図。
キャリッジの斜視図。
キャリッジの外側筐体に収容されるケースの斜視図。
キャリッジの斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る測色装置は、測定対象を支持する支持面を有する支持台と、前記測定対象を測色する測色計が着脱可能なキャリッジであって、前記支持面に沿った方向である第1方向及び前記支持面に沿った方向であるとともに前記第1方向に交差する第2方向に移動可能なキャリッジと、を備え、前記キャリッジは、前記測色計を収容する収容部の内壁に、前記測色計の着脱に際して前記測色計の側面と接する接触面を備え、前記接触面と前記測色計の側面との間の摩擦係数μ1が、前記キャリッジの筐体と前記測色計の側面との間の摩擦係数μ2より小さいことを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、前記接触面と前記測色計の側面との間の摩擦係数μ1が、前記キャリッジの筐体と前記測色計の側面との間の摩擦係数μ2より小さいことから、前記キャリッジに対して前記測色計を着脱する際の摩擦抵抗を低減することができる。その結果、前記測色計を着脱する際に前記キャリッジに過大な負荷が掛かって前記キャリッジにダメージを与えることを抑制できる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記支持面が水平面に沿った状態において、前記収容部の前記内壁は、鉛直方向に沿っており、更に前記内壁は、第1壁面と、前記第1壁面と対向する第2壁面と、前記第1壁面及び前記第2壁面と交差する第3壁面と、前記第3壁面と対向する第4壁面と、を備え、前記接触面は、前記第1壁面、前記第2壁面、前記第3壁面、及び前記第4壁面に設けられることを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、前記接触面は、前記第1壁面、前記第2壁面、前記第3壁面、及び前記第4壁面に設けられることから、前記キャリッジに対して前記測色計を着脱する際の摩擦抵抗を効果的に低減することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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