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公開番号2024163482
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079114
出願日2023-05-12
発明の名称カメラ取付構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 11/02 20060101AFI20241115BHJP(車両一般)
要約【課題】取付具を介してカメラをパネルに取り付ける際に取付具がパネルから外れることを抑える技術を提供する。
【解決手段】カメラ取付構造は、パネルに固着される取付具10と、取付具10に収容されるカメラ12と、カメラ12をパネル側に向かって付勢するバネ14と、を備える。取付具10は、パネルに固着される上板部20と、バネ14が設けられる下板部22と、上板部20および下板部22を連結する一対の側板部と、上板部、下板部および一対の側板部によって画成され、カメラ12を挿入するための挿入口30と、を有する。側板部は、挿入口30側から切り欠くように形成されたスリットを有する。カメラ12は、外側面に突出して形成されてスリットに挿入される突起部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
パネルに固着される取付具と、
前記取付具に収容されるカメラと、
前記カメラを前記パネル側に向かって付勢するバネと、を備え、
前記取付具は、
前記パネルに固着される上板部と、
前記バネが設けられる下板部と、
前記上板部および前記下板部を連結する一対の側板部と、
前記上板部、前記下板部および一対の前記側板部によって画成され、前記カメラを挿入するための挿入口と、を有し、
前記側板部は、前記挿入口側から切り欠くように形成されたスリットを有し、
前記カメラは、外側面に突出して形成されて前記スリットに挿入される突起部を有することを特徴とするカメラ取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、カメラをパネルに取り付けるためのカメラ取付構造に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
車両に搭載される車載カメラは、前方を監視するためフロントガラスに固定される。この車載カメラは、フロントガラスに接着した取付具に保持させることで取り付けられる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
フロントガラスに接着した取付具にカメラを組み付ける際に、取付具の接着を剥離する方向に過剰な荷重がかかるおそれがある。
【０００４】
本発明の目的は、取付具を介してカメラをパネルに取り付ける際に取付具がパネルから外れることを抑える技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記課題を解決するために、本発明のある態様のカメラ取付構造は、パネルに固着される取付具と、取付具に収容されるカメラと、カメラをパネル側に向かって付勢するバネと、を備える。取付具は、パネルに固着される上板部と、バネが設けられる下板部と、上板部および下板部を連結する一対の側板部と、上板部、下板部および一対の側板部によって画成され、カメラを挿入するための挿入口と、を有する。側板部は、挿入口側から切り欠くように形成されたスリットを有する。カメラは、外側面に突出して形成されてスリットに挿入される突起部を有する。
【発明の効果】
【０００６】
本発明によれば、取付具を介してカメラをパネルに取り付ける際に取付具がパネルから外れることを抑える技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
実施例のカメラ取付構造の分解図である。
実施例のカメラ取付構造の断面図である。
取付具およびバネにカメラを組み付ける工程を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
図１は、実施例のカメラ取付構造１の分解図である。図１では、取付具１０およびバネ１４と、カメラ１２とを分解した状態を示す。カメラ取付構造１は、取付具１０、カメラ１２およびバネ１４を備える。カメラ取付構造１は、車両のフロントガラスなどのパネルにカメラ１２を取り付けることができる。
【０００９】
取付具１０は、カメラ１２を収容して保持する。取付具１０の前部は、カメラ１２のレンズ３２を露出するよう開口し、取付具１０の後部は、カメラ１２を挿入するための挿入口３０が形成される。
【００１０】
取付具１０は、上板部２０、下板部２２、第１側板部２４、第２側板部２６、第１スリット２８ａ、第２スリット２８ｂおよび挿入口３０を有する。上板部２０および下板部２２は上下に対向して配置される。上板部２０は、取付具１０の天井に位置し、パネルに固着される。上板部２０は、例えば接着によってパネルに固着される。
（【００１１】以降は省略されています）

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