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公開番号
2024162996
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2024002233
出願日
2024-01-11
発明の名称
農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造
出願人
安徽農業大学
,
ANHUI AGRICULTURAL UNIVERSITY
代理人
弁理士法人サンネクスト国際特許事務所
主分類
E02B
15/00 20060101AFI20241114BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】水利工事の分野に適用し、農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造を提供する。
【解決手段】ゲート本体を含み、前記ゲート本体は、溝渠内に固定して取り付けられ、前記ゲート本体には、濾過部が固定して設置され、前記ゲート本体には、生分解層がさらに設置され、前記生分解層は、前記濾過部の背水側に位置し、前記引き上げチャンバ内に設置された引き上げアセンブリをさらに含み、前記ゲート本体には、洗浄アセンブリがさらに設置され、前記ゲート本体には、フローティングブロック機構がさらに設置され、前記濾過部が目詰まりした場合、濾過部の上流側の水位を高くし、フローティングブロック機構を利用して前記洗浄アセンブリを作動させ、洗浄アセンブリを利用して目詰まりした第2濾過孔を洗浄する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造であって、ゲート本体を含み、
前記ゲート本体には、濾過部が固定して設置され、前記ゲート本体には、生分解層がさらに設置され、前記生分解層は、前記濾過部の背水側に位置し、
前記濾過部は、交互に設置された複数組の後濾過板及び前濾過板を含み、隣接する組の後濾過板と前濾過板は接続濾過板によって接続され、前記濾過部の上流面には、前記後濾過板に対応する引き上げチャンバが形成され、
前記引き上げチャンバ内に設置された引き上げアセンブリをさらに含み、
前記ゲート本体には、洗浄アセンブリがさらに設置され、前記洗浄アセンブリは、前記前濾過板に対応し、洗浄アセンブリは、目詰まりした第2濾過孔を洗浄するために用いられ、
前記ゲート本体には、フローティングブロック機構が設置され、前記濾過部が目詰まりした場合、フローティングブロック機構を利用して前記洗浄アセンブリを作動させ、洗浄アセンブリは、目詰まりした第2濾過孔を洗浄することを特徴とする農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造。
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【請求項2】
前記後濾過板には、複数の第1濾過貫通孔が開設され、
前記前濾過板には、複数の第2濾過孔が開設されることを特徴とする請求項1に記載の農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造。
【請求項3】
前記引き上げアセンブリは、前記引き上げチャンバに支持して回転可能に設けられた2組の引き上げローラを含み、2組の引き上げローラの間には、引き上げベルトが巻き付けられ、前記引き上げベルトには、複数組の引き上げロッド群が等間隔に設けられ、
前記引き上げアセンブリは、前記引き上げローラを回転駆動するための引き上げモータをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造。
【請求項4】
前記ゲート本体には、収集ボックスがさらに設置され、前記収集ボックスの頂部の片側に収集口を有し、前記収集口には、前記引き上げロッド群と協動する材料止めロッド群が固定して設置されることを特徴とする請求項3に記載の農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造。
【請求項5】
前記洗浄アセンブリは、ゲート本体に支持して回転可能に設けられた支持回転軸を含み、前記支持回転軸には、洗浄ロッドが同軸に固定して取り付けられ、前記洗浄ロッドには、複数の洗浄ブラシが設置され、
前記洗浄アセンブリは、支持座をさらに含み、前記支持座は、前記ゲート本体に固定され、前記支持座には、連動チャンバが開設され、前記支持回転軸の頂部は、前記連動チャンバ内に延びており、前記支持回転軸の頂端には、従動傘歯車が設置され、前記連動チャンバ内には、従動傘歯車と噛み合う駆動傘歯車がさらに回転可能に設置される請求項4に記載の農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造。
【請求項6】
前記フローティングブロック機構は、第1フローティングブロックを含み、前記第1フローティングブロックは、第1昇降ラックバーに支持して固定して取り付けられ、前記ゲート本体には、第2垂直ガイドレールが開設され、前記第1昇降ラックバーは、前記第2垂直ガイドレールに支持して摺動可能に設けられ、前記第1昇降ラックバーには、前記駆動傘歯車と噛み合うラックを有することを特徴とする請求項5に記載の農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造。
【請求項7】
前記フローティングブロック機構は、制限アセンブリをさらに含み、前記制限アセンブリは、支持バッフルを含み、前記支持バッフルは、前記第1昇降ラックバーの真上に位置し、
前記支持バッフルは、プッシュプルフレームに固定して取り付けられ、前記プッシュプルフレームは、ガイドポストに嵌設され、前記ガイドポストは、回転歯車の片側の表面に固定して取り付けられることを特徴とする請求項6に記載の農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造。
【請求項8】
前記フローティングブロック機構は、第2フローティングブロックをさらに含み、前記第2フローティングブロックは、第2昇降ラックバーに支持して固定して取り付けられ、前記ゲート本体には、第1垂直ガイドレールがさらに開設され、前記第2昇降ラックバーは、前記第1垂直ガイドレール内に支持して摺動可能に設けられ、前記第2昇降ラックバーには、回転歯車と噛み合うラックを有することを特徴とする請求項7に記載の農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造。
【請求項9】
前記第2フローティングブロックが位置する水平高さは、前記第1フローティングブロックが位置する水平高さより高いことを特徴とする請求項8に記載の農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造。
【請求項10】
前記ゲート本体の頂部には、液面センサ及びコントローラがさらに設置され、前記コントローラの制御信号入力端は、液面センサに接続され、前記コントローラの制御信号出力端は、引き上げモータに接続されることを特徴とする請求項9に記載の農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水利工事の技術分野に属し、特に農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
非点源汚染溶解性及び固体の汚染物は、非特定の場所から、降水による洗掘の作用の下で、流出過程により河川、湖、ダム及び入り江等に流入し、水域の富栄養化や他の形態の汚染を引き起こし、点源汚染に対して、非点源汚染は主に、地表の土砂粒、窒素リン等の栄養素、農薬等の有害物質、わらや農業用フィルム等の固体廃棄物、家畜家禽養殖の糞便汚水、農村生活の汚水やゴミ等が、地表流出、土壌侵食、農地排水等の形式により水域環境に入ることによって引き起こされる。
【0003】
現在の遮断装置は一般的に、遮断を必要とする領域に濾過網が設置され、濾過網の背水側に生分解層が設置され、しかしながら、現在の遮断装置は、単一構造の濾過網が使用され、水域に一般的に大量の不純物が存在するため、これらの不純物ゴミが濾過網の表面に堆積して目詰まりを引き起こしやすく、水域の流れに影響を与え、さらに非点源汚染の処理に影響を与える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施例の目的は、農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造を提供することであり、現在の遮断装置が単一構造の濾過網を採用し、水域に一般的に大量の不純物が存在するため、これらの不純物ゴミが濾過網の表面に堆積して目詰まりを引き起こしやすく、水域の流れに影響を与え、さらに非点源汚染の処理に影響を与えるという問題を解決することを旨とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は以下の技術的解決手段を提供する。
【0006】
ゲート本体を含み、前記ゲート本体が溝渠内に固定して取り付けられ、前記ゲート本体に濾過部が固定して設置され、前記ゲート本体に生分解層がさらに設置され、前記生分解層が濾過部の背水側に位置する、農業非点源汚染のための生態学的遮断構築物構造であって、
前記濾過部は、交互に設置された複数組の後濾過板及び前濾過板を含み、隣接する組の後濾過板と前濾過板は接続濾過板によって接続され、前記濾過部の上流面には、前記後濾過板に対応する引き上げチャンバが形成され、
前記引き上げチャンバ内に設置された引き上げアセンブリをさらに含み、
前記ゲート本体には、洗浄アセンブリがさらに設置され、前記洗浄アセンブリは、前記前濾過板に対応し、洗浄アセンブリは、目詰まりした第2濾過孔を洗浄するために用いられ、
前記ゲート本体には、フローティングブロック機構がさらに設置され、前記濾過部が目詰まりした場合、濾過部の上流側の水位を高くし、フローティングブロック機構を利用して前記洗浄アセンブリを作動させ、洗浄アセンブリを利用して目詰まりした第2濾過孔を洗浄する。
【0007】
さらに、前記後濾過板には、複数の第1濾過貫通孔が開設され、前記前濾過板には、複数の第2濾過孔が開設され、設置された第1濾過貫通孔及び第2濾過孔は、水流を濾過し、水流中の不純物ゴミを遮断するために用いられる。
【0008】
さらに、前記引き上げアセンブリは、前記引き上げチャンバに支持して回転可能に設けられた2組の引き上げローラを含み、2組の引き上げローラの間には、引き上げベルトが巻き付けられ、前記引き上げベルトには、複数組の引き上げロッド群が等間隔に設けられ、前記引き上げロッド群は、複数の等間隔に設けられたロッド本体を含み、前記引き上げアセンブリは、前記引き上げローラを回転駆動するための引き上げモータをさらに含み、具体的な使用において、引き上げモータは引き上げローラを回転駆動するために使用され、これにより引き上げベルトが動作し、引き上げロッド群を駆動して引き上げチャンバ内のゴミ不純物を上へ引き上げる。
【0009】
さらに、前記ゲート本体には、収集ボックスがさらに設置され、前記収集ボックスの頂部の片側には収集口を有し、前記収集口には、前記引き上げロッド群と協動する材料止めロッド群が固定して設置され、同様に、前記材料止めロッド群は、等間隔に設置された複数のロッド本体を含み、材料止めロッド群に含まれるロッド本体は、引き上げロッド群に含まれるロッド本体と互いに交差しており、引き上げロッド群のロッド本体が材料止めロッド群のロッド本体を通す際に、引き上げロッド群上のゴミ不純物が材料止めロッド群に落ち、収集ボックス内に収集されるようにする。
【0010】
前記引き上げロッド群の端部はソフトブラシを有し、後濾過板に向かう引き上げアセンブリの端部のソフトブラシは前記第1濾過貫通孔と接触しており、引き上げアセンブリが動作しているとき、引き上げロッド群の端部のソフトブラシが目詰りした第1濾過貫通孔を洗浄できるようにする。
(【0011】以降は省略されています)
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