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公開番号2024161993
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023077108
出願日2023-05-09
発明の名称プロセスユニットおよび画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20241114BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】簡単な構成でクリーニングブレードの反転を防止できるプロセスユニットを提供する。
【解決手段】プロセスユニット60は、感光体ドラム36、感光体ドラムの表面に残存したトナーを掻き取るクリーニングブレード64、および感光体ドラムの回転方向におけるクリーニングブレードの上流側おいて当該感光体ドラムの両端部のそれぞれに当接するように設けられたトナー保持部材80を備える。トナー保持部材は、感光体ドラムとの当接面80dに凹凸を有している。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
表面にトナー像が形成される感光体ドラムを備えるプロセスユニットであって、
前記感光体ドラムの表面に残存したトナーを掻き取るクリーニングブレード、および
前記感光体ドラムの回転方向における前記クリーニングブレードの上流側おいて当該感光体ドラムの両端部のそれぞれに当接するように設けられ、当該感光体ドラムとの当接面に凹凸を有するトナー保持部材を備える、プロセスユニット。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記クリーニングブレードと前記トナー保持部材との間に隙間が形成されている、請求項1記載のプロセスユニット。
【請求項3】
前記トナー保持部材は、現像領域外に設けられる、請求項1または2記載のプロセスユニット。
【請求項4】
前記トナー保持部材は、
現像領域外に設けられる部材本体、
前記部材本体の前記現像領域側の端縁から前記現像領域内に第1距離だけ突出する延出部、および
前記部材本体の前記現像領域側の端部および前記延出部の前記クリーニングブレードと対向する面に形成され、前記延出部の突出端から前記現像領域の外側に向かって前記第1距離よりも大きい第2距離の位置まで延びる切欠きを有する、請求項1または2記載のプロセスユニット。
【請求項5】
前記切欠きは、前記クリーニングブレードと前記トナー保持部材との間隔が前記現像領域の内側に向かうに従って大きくなるように形成されている、請求項4記載のプロセスユニット。
【請求項6】
前記トナー保持部材は、前記クリーニングブレードを支持する支持部材に設けられた付勢部材によって支持されており、前記付勢部材の付勢力によって前記感光体ドラムに押圧されている、請求項1または2記載のプロセスユニット。
【請求項7】
請求項1記載のプロセスユニットを備える、画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は画像形成装置に関し、特にたとえば、感光体ドラムと感光体ドラムの表面に残存したトナーを掻き取るクリーニングブレードとを備える、プロセスユニットおよび画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来のプロセスユニットを備える画像形成装置の一例が特許文献1に開示されている。特許文献1の画像形成装置は、潜像担持体(感光体ドラム)と、潜像担持体に当接して潜像担持体表面をクリーニングするクリーニング部材(クリーニングブレード)と、潜像担持体に接触して潜像を現像する現像剤担持体(現像ローラ)とを有する。クリーニング部材には、潜像担持体とクリーニング部材との隙間を埋めるクリーニングシール部材がクリーニング部材長手端部に当接しており、現像剤担持体には、現像剤担持体上の現像剤量を規制する現像剤規制部材と現像剤を供給する開口と現像剤担持体との隙間を埋める現像剤シール部材が現像剤担持体長手端部に当接している。そして、現像剤シール部材には、潤滑剤が塗布され、現像剤シール部材内側端部は、クリーニングブレード端部より内側にある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-181713号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、クリーニングブレードよりも現像ローラの方が長いことを前提として、現像剤シール部材に潤滑剤を塗布することでクリーニングブレードの反転(捲れ)を防止している。しかしながら、特許文献1の技術では、部材に潤滑剤を塗布する必要があるので、その分コストが上がる。また、クリーニングブレードよりも現像ローラの方が短い場合には、適用できない。
【0005】
それゆえに、この開示の主たる目的は、新規な、プロセスユニットおよび画像形成装置を提供することである。
【0006】
この開示の他の目的は、簡単な構成でクリーニングブレードの反転を防止できる、プロセスユニットおよび画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の開示は、表面にトナー像が形成される感光体ドラムを備えるプロセスユニットであって、感光体ドラムの表面に残存したトナーを掻き取るクリーニングブレード、および感光体ドラムの回転方向におけるクリーニングブレードの上流側おいて当該感光体ドラムの両端部のそれぞれに当接するように設けられたトナー保持部材を備える。トナー保持部材は、たとえば不織布、織布および発泡材などの柔軟性を有する多孔質材によって形成され、感光体ドラムとの当接面に凹凸を有している。
【0008】
第1の開示によれば、感光体ドラムとの当接面に凹凸を有するトナー保持部材をクリーニングブレードの上流側に設けるという簡単な構成で、感光体ドラムの両端部における摩擦係数変化を抑制できる。したがって、クリーニングブレードの反転を適切に防止できる。
【0009】
第2の開示は、第1の開示に従属し、クリーニングブレードとトナー保持部材との間に隙間が形成されている。
【0010】
第3の開示は、第1または第2の開示に従属し、トナー保持部材は、現像領域外に設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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