TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024160680
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-14
出願番号2024001807,2023075828
出願日2024-01-10,2023-05-01
発明の名称食品提供装置及びプログラム
出願人株式会社AIVICK
代理人個人
主分類G16H 50/30 20180101AFI20241107BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】献立の総カロリーに注意を払わせることなく、利用者6に献立の食品を容易に変更可能にさせる。
【解決手段】本発明の食品提供装置1は、利用者データベースにおける摂取必要情報の摂取カロリーで栄養素が含まれるように、食品データベースにおける栄養素情報及び食品情報に基づいて、食品を容器単位で複数組み合わせた献立を決定する献立決定部13と、献立決定部13で決定された献立を示す献立情報を、摂取必要情報に対応付けられた利用者6の端末装置2に送信する献立情報送信部14と、献立情報における献立を構成する1以上の食品を、利用者6の端末装置2からの変更指令により容器単位で他の食品に変更可能にする献立情報変更部15とを有している。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
所定カロリーに設定された収容量で容器に収容された食品の種類を示す食品情報が、前記食品に含まれる主要な栄養素を示す栄養素情報に対応付けて記憶される食品データベースと、
前記食品が提供される利用者の識別情報が、前記利用者が必要とする栄養素と摂取カロリーとを示す摂取必要情報に対応付けて記憶される利用者データベースと、
前記利用者データベースにおける前記摂取必要情報の前記摂取カロリーで前記栄養素が含まれるように、前記食品データベースにおける前記栄養素情報及び前記食品情報に基づいて、前記食品を容器単位で複数組み合わせた献立を決定する献立決定部と、
前記献立決定部で決定された前記献立を示す献立情報を、前記摂取必要情報に対応付けられた前記利用者の端末装置に送信する献立情報送信部と、
前記献立情報における前記献立を構成する1以上の前記食品を、前記利用者の前記端末装置からの変更指令により前記容器単位で他の食品に変更可能にする献立情報変更部と
を有することを特徴とする食品提供装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記容器には、前記食品の主要な栄養素を色分けして示す栄養素マークが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の食品提供装置。
【請求項3】
前記献立情報における前記献立を構成する1以上の前記食品の好き嫌いを示す好き嫌い情報を前記容器単位で入力させる好き嫌い入力部を有し、
前記献立決定部は、前記好き嫌い情報に基づいて、前記摂取必要情報に適合する前記栄養素情報に対応する食品の中から好みの食品を選択し、前記献立に優先的に含めることを特徴とする請求項1に記載の食品提供装置。
【請求項4】
前記献立決定部は、前記献立を複数決定し、
前記献立情報変更部は、前記利用者の前記端末装置からの変更指令により前記複数の献立の中から選択可能にすることを特徴とする請求項1に記載の食品提供装置。
【請求項5】
前記利用者に対する問診に使用する体質調査情報を前記利用者の端末装置に送信する体質調査部と、
前記体質調査情報に対する体質回答情報に基づいて体質タイプを判別し、前記体質タイプに応じた前記摂取必要情報を求めて前記利用者データベースに格納する体質判定部と
を有することを特徴とする請求項1に記載の食品提供装置。
【請求項6】
所定カロリーに設定された収容量で容器に収容された食品の種類を示す食品情報が、前記食品に含まれる主要な栄養素を示す栄養素情報に対応付けて記憶される食品データベースと、前記食品が提供される利用者の識別情報が、前記利用者が必要とする栄養素を示す摂取必要情報と摂取カロリーとに対応付けて記憶される利用者データベースとにアクセス可能にされた端末装置のコンピュータに、
前記利用者データベースにおける前記摂取必要情報の前記摂取カロリーで前記栄養素が含まれるように、前記食品データベースにおける前記栄養素情報及び前記食品情報に基づいて、前記食品を容器単位で複数組み合わせた献立を決定する献立決定ステップと、
前記献立決定ステップで決定された前記献立を示す献立情報を表示する献立情報表示ステップと、
前記献立情報における前記献立を構成する1以上の前記食品を、前記利用者の変更指令により前記容器単位で他の食品に変更可能にする献立情報変更ステップと
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食品提供装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
利用者の状況に応じた食事の情報を提供する技術に関し、特許文献1は、料理や飲料ごとに、その食材と(香辛料や香料等、調味料、使用する油、加熱の有無、生かどうかなどを含め)調理法、あるいはカロリーや塩分、糖分などの量を、分けて管理したデータベースなどを用意しておき、食材や調理法や味付け(塩分、糖分、カロリー、調味料、トッピングなど)に分けて、データベースを用いて判定可能にしておく。この判定の結果、それぞれについて利用者が食するのにOKなら、できたものもOKという考え方で、症例ごとに、安全な料理、飲料を選ぶことが出来るように構成された技術が開示されている。特許文献1の技術によれば、利用者の診断・検査情報と状況情報に基づいて、ユーザに適した食事の情報を提供することが可能になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-124203号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術は、調理法や味付けの情報に基づいて作成された食事を利用者が別の食事に変更することを希望したときに、変更する食事の調理法や味付けの情報を再び取得し、摂取するカロリーの総量を再計算することが必要になるため、食事の変更についての利用者の希望を簡単に受け入れることができないという点においてさらなる改良の余地がある。
【0005】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、献立の総カロリーに注意を払わせることなく、利用者に献立の食品を容易に変更させることができることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、食品の変更時において、所定カロリーの食品を収容した容器単位で変更することによって、上記の目的を達成できることを見いだした。そして、本発明者らは、本発明を完成させるに至った。具体的に、本発明は以下のものを提供する。
【0007】
本発明は、所定カロリーに設定された収容量で容器に収容された食品の種類を示す食品情報が、前記食品に含まれる主要な栄養素を示す栄養素情報に対応付けて記憶される食品データベースと、
前記食品が提供される利用者の識別情報が、前記利用者が必要とする栄養素と摂取カロリーとを示す摂取必要情報に対応付けて記憶される利用者データベースと、
前記利用者データベースにおける前記摂取必要情報の前記摂取カロリーで前記栄養素が含まれるように、前記食品データベースにおける前記栄養素情報及び前記食品情報に基づいて、前記食品を容器単位で複数組み合わせた献立を決定する献立決定部と、
前記献立決定部で決定された前記献立を示す献立情報を、前記摂取必要情報に対応付けられた前記利用者の端末装置に送信する献立情報送信部と、
前記献立情報における前記献立を構成する1以上の前記食品を、前記利用者の前記端末装置からの変更指令により前記容器単位で他の食品に変更可能にする献立情報変更部と
を有することを特徴とする食品提供装置である。
【0008】
上記の構成によれば、利用者に必要な栄養素を含むように決定された献立の情報が提供されたときに、献立が複数の食品の組み合わせであるため、食品によっては利用者の苦手な食品である場合があることから、苦手な食品を献立情報変更部で他の食品に変更可能にされている。そして、この食品の変更時において、所定カロリーの食品を容器単位で変更するため、食品の変更に伴う献立の総カロリーとなる摂取カロリーに増減が生じない。この結果、献立の総カロリーに注意を払わせることなく、利用者に献立の食品を容易に変更させることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、献立の総カロリーに注意を払わせることなく、利用者に献立の食品を容易に変更させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態の食品提供装置と各端末との情報の流れを示す説明図である。
図2は、本実施形態の情報及び食品の流れを示す説明図である。
図3は、利用者データベースにデータが格納された状態を示す説明図である。
図4は、食品データベースにデータが格納された状態を示す説明図である。
図5は、本実施形態の食品提供装置のハードウェア構成及びソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
図6は、食品提供プログラムのフローチャートである。
図7は、利用者及び指導者の処理手順を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社AIVICK
食品提供装置及びプログラム
2日前
株式会社AIVICK
食品提供装置及びプログラム
2日前
個人
抗体パスポート
1か月前
株式会社リンク
心理分析システム
3か月前
個人
自動車乗員の健康管理システム
2か月前
富士通株式会社
リスクと診断
18日前
株式会社Y4.com
情報処理装置
1か月前
株式会社I.W.G
医療支援システム
1か月前
株式会社タカゾノ
作業時間計測システム
8日前
住友化学株式会社
組成提案システム
1か月前
株式会社Smart119
情報処理システム
16日前
富士通株式会社
介入方法及び介入プログラム
2か月前
株式会社BiPSEE
情報処理装置及びプログラム
2か月前
富士通株式会社
表示制御方法及び表示制御プログラム
4か月前
日本電気株式会社
児童支援システム及び児童支援方法
4か月前
富士通株式会社
機器特定方法及び機器特定プログラム
3か月前
株式会社バシラックス
零売サービス提供システム
2日前
株式会社ミラボ
スケジュール案内装置、及びプログラム
2か月前
ロゴスサイエンス株式会社
ヘルスケアシステムおよびその方法
1か月前
株式会社 サン・システム
手術器材セット管理システム
4か月前
三幸電子株式会社
医薬品販売管理システム
2か月前
個人
アミデーション反応のシミュレーション方法
4か月前
日清食品ホールディングス株式会社
シニアの健康状態の改善方法
2か月前
株式会社ウェルナス
健康管理システム
4か月前
TIS株式会社
処方箋管理システム
1か月前
個人
プログラムおよび情報処理装置
2日前
株式会社AIVICK
食品提供装置及びプログラム
2日前
三島光産株式会社
お薬パック供給装置
1か月前
KDDI株式会社
食事管理装置、方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置、方法及びプログラム
1か月前
ダイキン工業株式会社
睡眠評価方法及び情報処理装置
1か月前
KDDI株式会社
摂食監視装置、方法及びプログラム
1か月前
株式会社100
サービス提供サーバおよびサービス提供方法
2か月前
日本アルテミス株式会社
生体情報管理システム
4か月前
個人
重症化予測装置、重症化予測方法、及びプログラム
9日前
テルモ株式会社
在庫管理システム及び在庫管理方法
2か月前
続きを見る