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公開番号
2024160209
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-13
出願番号
2024066723
出願日
2024-04-17
発明の名称
スクリードプレートキャリアの高さ調節装置と、スクリードプレートキャリアに取り付けられた副スクリードプレートの傾斜装置との機能的連結を備えたスクリードアセンブリ
出願人
ヨゼフ フェゲーレ アーゲー
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
E01C
19/48 20060101AFI20241106BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】道路舗装機用のスクリードアセンブリを提供する。
【解決手段】スクリードアセンブリ(7)は、主スクリード(15)及び副スクリード(17)を備える。主スクリード(15)は、舗装材料と接触する主スクリードプレートを備える。副スクリード(17)は、スクリードプレートキャリア(27)及び舗装材料と接触する副スクリードプレート(21)を備える。副スクリードプレート(21)は、傾斜軸を中心として傾斜可能であるよう、スクリードプレートキャリア(27)に取り付けられている。スクリードアセンブリ(7)は、スクリードプレートキャリア(27)を主スクリード(15)に対して下降又は上昇させるよう構成された高さ調節装置(31)を備える。スクリードアセンブリ(7)は、傾斜軸を中心とする副スクリードプレート(21)の傾斜角度を変化させるよう構成された傾斜装置(45)を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
舗装材料と接触する主スクリードプレート(23)を有する主スクリード(15);並びに
スクリードプレートキャリア(27)及び前記舗装材料と接触する副スクリードプレート(21)を有する副スクリード(17)
を備える道路舗装機(1)用のスクリードアセンブリ(7)であって;
前記副スクリードプレート(21)は、傾斜軸(41)を中心として傾斜可能であるよう、前記スクリードプレートキャリア(27)に取り付けられており;
前記スクリードアセンブリ(7)は、前記スクリードプレートキャリア(27)を前記主スクリード(15)に対して下降又は上昇させるよう構成された高さ調節装置(31)を備え;
前記スクリードアセンブリ(7)は、前記傾斜軸(41)を中心とする前記副スクリードプレート(21)の傾斜角度を変化させるよう構成された傾斜装置(45)を備え;並びに
前記高さ調節装置(31)及び前記傾斜装置(45)は
a)前記スクリードプレートキャリア(27)が前記高さ調節装置(31)によって前記主スクリード(15)に対して下降又は上昇される際に、前記傾斜装置(45)が自動的に作動されて前記傾斜軸(41)を中心とする前記副スクリードプレート(21)の前記傾斜角度を変化させるよう機能的に連結されており、及び/又は
b)前記傾斜軸(41)を中心とする前記副スクリードプレート(21)の前記傾斜角度が前記傾斜装置(45)によって変更される際に、前記高さ調節装置(31)が自動的に作動されて前記スクリードプレートキャリア(27)を前記主スクリード(15)に対して下降又は上昇させるよう機能的に連結されている、道路舗装機(1)用のスクリードアセンブリ(7)。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記傾斜軸(41)は舗装方向(9)に対して横方向に延伸する、請求項1に記載のスクリードアセンブリ。
【請求項3】
前記高さ調節装置(31)により前記スクリードプレートキャリア(27)を下降させることで、前記傾斜軸(41)を中心として前記副スクリードプレート(21)を傾斜させる前記傾斜装置(45)を作動させて、路床(47)に対する前記副スクリードプレート(21)の迎え角が増加され、及び/又は、前記高さ調節装置(31)により前記スクリードプレートキャリア(27)を上昇させることで、前記傾斜軸(41)を中心として前記副スクリードプレート(21)を傾斜させる前記傾斜装置(45)を作動させて、路床(47)に対する前記副スクリードプレート(21)の迎え角が低減される、請求項1又は2に記載のスクリードアセンブリ。
【請求項4】
前記高さ調節装置(31)により前記スクリードプレートキャリア(27)を下降させることで、前記傾斜軸(41)を中心として前記副スクリードプレート(21)を傾斜させる前記傾斜装置(45)を作動させて、路床(47)に対する前記副スクリードプレート(21)の迎え角が低減され、及び/又は、前記高さ調節装置(31)により前記スクリードプレートキャリア(27)を上昇させることで、前記傾斜軸(41)を中心として前記副スクリードプレート(21)を傾斜させる前記傾斜装置(45)を作動させて、路床(47)に対する前記副スクリードプレート(21)の迎え角が増加される、請求項1又は2に記載のスクリードアセンブリ。
【請求項5】
前記舗装方向(9)後方に位置する前記副スクリードプレート(21)の領域が前記傾斜軸(41)に取り付けられる、請求項1~4のいずれか一項に記載のスクリードアセンブリ。
【請求項6】
前記傾斜装置(45)は、前記傾斜軸(41)と反対側の前記副スクリードプレート(21)の端部を上昇又は下降させて、前記スクリードプレートキャリア(27)に対する前記副スクリードプレート(21)の前記傾斜角度を変化させるよう構成されている、請求項1~5のいずれか一項に記載のスクリードアセンブリ。
【請求項7】
前記傾斜装置(45)は前記副スクリードプレート(21)に接続された作動接続部(43)を備え、前記作動接続部(43)は、前記スクリードプレートキャリア(27)が前記高さ調節装置(31)により下降又は上昇される際に、前記傾斜軸(41)を中心として前記副スクリードプレート(21)を自動的に回転させるよう構成されている、請求項1~6のいずれか一項に記載のスクリードアセンブリ。
【請求項8】
前記作動接続部(43)は、前記舗装方向(9)に対して、前記副スクリードプレート(21)の前方領域、特に前端に接続されている、請求項7に記載のスクリードアセンブリ。
【請求項9】
前記主スクリード(15)に対して前記スクリードプレートキャリア(27)をキャリア調節長さだけ下降又は上昇させることで、前記傾斜装置(45)を作動させて、前記スクリードプレートキャリア(27)に対して前記副スクリードプレート(21)の前端をスクリードプレート調節長さだけ下降又は上昇させ、前記スクリードプレート調節長さは前記キャリア調節長さに比例する、請求項1~8のいずれか一項に記載のスクリードアセンブリ。
【請求項10】
前記キャリア調節長さと前記スクリードプレート調節長さとの比例係数は、前記舗装方向(9)における前記主スクリードスクリードプレート(23)の長さと、前記舗装方向(9)における前記副スクリードプレート(21)の長さとの比に少なくとも実質的に対応する、請求項9に記載のスクリードアセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路舗装機用のスクリードアセンブリに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
欧州特許第2 199 467 A1号明細書から、ベーススクリード及び延伸スクリードを備える道路舗装機用の舗装スクリードが公知である。延伸スクリードは、作業幅を変化させるために、ベーススクリードに対して移動方向に移動可能である。延伸スクリードは各々、ベーススクリードに固定されたガイド上で延伸ガイド構造により支持されている。スクリードプレートは、ベーススクリード及び延伸スクリードの底に配置されている。延伸スクリードは、延伸スクリード用のスクリードプレートを備えるフレームを有する。延伸ガイド構造と延伸スクリードのフレームとの間に、駆動装置により作動可能である垂直調節デバイスが、延伸ガイド構造に対するフレームの高度を調節するために設けられている。
【0003】
ベーススクリードと、ベーススクリードと相対的に変位可能である延伸スクリードとを備える他の舗装スクリードが、例えば欧州特許第1 031 660 A1号明細書、欧州特許第2 199 466 A1号明細書、及び、欧州特許第2 218 824 A1号明細書から公知である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一態様によれば、道路舗装機用のスクリードアセンブリが提供されている。スクリードアセンブリは主スクリード及び副スクリードを備える。主スクリードは舗装材料と接触する主スクリードプレートを備える。副スクリードは、スクリードプレートキャリア及び副スクリードプレートを備える。副スクリードプレートは舗装材料と接触するよう構成されている。副スクリードプレートは、傾斜軸を中心として傾斜可能であるよう、スクリードプレートキャリアに取り付けられている。スクリードアセンブリは、高さ調節装置及び傾斜装置を備える。高さ調節装置は、スクリードプレートキャリアを主スクリードに対して下降又は上昇させるよう構成されている。傾斜装置は、傾斜軸を中心とする副スクリードプレートの傾斜角度を変化させるよう構成されている。第1の変形例によれば、高さ調節装置及び傾斜装置は、スクリードプレートキャリアが高さ調節装置によって主スクリードに対して下降又は上昇される際に、傾斜装置が自動的に作動されて傾斜軸を中心とする副スクリードプレートの傾斜角度を変化させるよう機能的に連結されている。第2の変形例によれば、高さ調節装置及び傾斜装置は、傾斜軸を中心とする副スクリードプレートの傾斜角度が傾斜装置によって変更される際に、高さ調節装置が自動的に作動されてスクリードプレートキャリアを主スクリードに対して下降又は上昇させるよう機能的に連結されている。高さ調節装置及び傾斜装置の機能的連結は、第1の変形例及び/又は第2の変形例に従って構成されることが可能である。
【0005】
スクリードアセンブリは、牽引車両と共に道路舗装機を形成するよう構成され得る。スクリードアセンブリは、牽引車両により牽引されるように牽引車両に取り付け可能であり得る。スクリードアセンブリは、舗装方向において牽引車両の後方で牽引されるよう構成され得る。
【0006】
スクリードアセンブリは、舗装材料、特にビチューメン舗装材料を路床上で締固めるよう構成されていることが可能である。スクリードアセンブリは、舗装材料、特にビチューメン舗装材料を路床上で平滑化するよう構成されていることが可能である。
【0007】
交差方向は、水平面内に延びると共に舗装方向に対して垂直である方向として定義される。横方向又は幅方向は交差方向に平行な方向であることが可能である。
【0008】
傾斜軸は、舗装方向に対して横方向に延在可能である。傾斜軸は交差方向と平行に延在可能である。
【0009】
副スクリードプレートは、少なくとも部分的に、主スクリードプレートの横方向外側に延伸可能である。副スクリードは、主スクリードの舗装幅と比して広い舗装幅を提供するよう構成されていることが可能である。
【0010】
副スクリードは、主スクリードと相対的に交差方向に変位可能に構成されていることが可能である。副スクリードは、主スクリードから交差方向外側に延伸してスクリードアセンブリの舗装全幅を広くすることが可能である延伸部として構成されていることが可能である。スクリードアセンブリは、副スクリードを主スクリードと相対的に交差方向に移動させるよう構成されたスクリード幅調節部を備えることが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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