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公開番号
2024159147
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074954
出願日
2023-04-28
発明の名称
拡張アプリケーションプログラム、情報処理装置及び記憶媒体
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20241031BHJP(計算;計数)
要約
【課題】標準ドライバを利用した印刷システムでは、ダイカットラベル用紙上の各ラベルに所望のレイアウトで1部又は複数部の画像を印刷することが困難である。
【解決手段】複数の異なる印刷装置に対して共通に利用可能なプリンタドライバの機能を拡張する拡張アプリケーションプログラムであって、印刷に使用する対象の印刷装置の機能情報を取得し、その機能情報がダイカットラベル用紙の印刷に対応している場合、印刷機能情報に前記ダイカットラベル用紙の情報を追加する追。また機能情報がダイカットラベル用紙の印刷に対応している場合、前記プリンタドライバによる印刷データの生成処理をスキップさせるスキップ設定を行し、スキップ設定が設定されていて、かつ描画アプリケーションからの印刷指示が前記ダイカットラベル用紙の印刷を含む場合、前記印刷指示に基づく中間データを前記印刷機能情報に従って編集し、その編集された中間データを印刷データに変換し、その変換した印刷データを前記印刷装置に送信する。
【選択図】 図13
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の異なる印刷装置に対して共通に利用可能なプリンタドライバの機能を拡張する拡張アプリケーションプログラムであって、
印刷に使用する対象の印刷装置の機能情報を取得する取得手段と、
前記機能情報がダイカットラベル用紙の印刷に対応している場合、印刷機能情報に前記ダイカットラベル用紙の情報を追加する追加手段と、
前記機能情報がダイカットラベル用紙の印刷に対応している場合、前記プリンタドライバによる印刷データの生成処理をスキップさせるスキップ設定を行う設定手段と、
前記スキップ設定が設定されていて、かつ描画アプリケーションからの印刷指示が前記ダイカットラベル用紙の印刷を含む場合、前記印刷指示に基づく中間データを前記印刷機能情報に従って編集する編集手段と、
前記編集手段により編集された中間データを印刷データに変換する変換手段と、
前記印刷データを前記印刷装置に送信する送信手段と、
を有することを特徴とする拡張アプリケーションプログラム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記追加手段により前記ダイカットラベル用紙の情報が追加された前記印刷機能情報を共有情報として記憶部に記憶する記憶手段を、更に有することを特徴とする請求項1に記載の拡張アプリケーションプログラム。
【請求項3】
前記印刷機能情報に存在しないダイカットラベル用紙の用紙サイズがあるかどうかサーバに問い合わせ、当該存在しないダイカットラベル用紙の用紙サイズがあれば前記サーバから前記存在しないダイカットラベル用紙の用紙サイズを取得して前記記憶部に追加で記憶させる手段を、更に有することを特徴とする請求項2に記載の拡張アプリケーションプログラム。
【請求項4】
前記追加手段は、前記ダイカットラベル用紙の用紙サイズに合わせた画像データのレイアウト編集を行うためのレイアウト指定情報を前記印刷機能情報に追加することを特徴とする請求項1に記載の拡張アプリケーションプログラム。
【請求項5】
前記レイアウト指定情報は、前記ダイカットラベル用紙に対する印刷画像の上下左右の余白、前記ダイカットラベル用紙の台紙の端からダイカットラベル用紙までの距離、各ダイカットラベル用紙間の距離を含むことを特徴とする請求項4に記載の拡張アプリケーションプログラム。
【請求項6】
前記追加手段は更に、前記ダイカットラベル用紙の用紙サイズに対応する用紙サイズ名称情報を前記印刷機能情報に追加することを特徴とする請求項4に記載の拡張アプリケーションプログラム。
【請求項7】
前記描画アプリケーションにより設定された印刷設定及び前記印刷機能情報に基づいてユーザが印刷設定を変更できる印刷設定画面を表示部に表示させ、当該印刷設定画面を介して入力された情報に基づいて前記印刷機能情報を更新する更新手段を、更に有することを特徴とする請求項1に記載の拡張アプリケーションプログラム。
【請求項8】
前記編集手段は、前記描画アプリケーションからの印刷指示に、前記ダイカットラベル用紙の用紙サイズに合わせた画像データのレイアウト編集を行うためのレイアウト指定情報が含まれている場合に前記ダイカットラベル用紙の印刷であると判定することを特徴とする請求項1に記載の拡張アプリケーションプログラム。
【請求項9】
前記変換手段は、前記ダイカットラベル用紙に対応する前記レイアウト指定情報のうち前記印刷装置において画像の印刷位置を決定するのに必要な情報を含む印刷データに変換することを特徴とする請求項5に記載の拡張アプリケーションプログラム。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の拡張アプリケーションプログラムを実装した情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、拡張アプリケーションプログラム、情報処理装置及び記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷装置の制御用ソフトウェアとしてホストコンピュータにインストールされたプリンタドライバを利用し、ホストコンピュータに接続された印刷装置に対して印刷指示を行う構成が知られている。ホストコンピュータには、基本ソフトウェアであるオペレーティングシステム(OS)がインストールされており、プリンタドライバはそのOSが規定する仕様に従って構成され、OSから呼び出されて動作する。そして印刷装置を提供するベンダは、OSの仕様に適合するプリンタドライバを提供することにより、ユーザは、そのOSを用いて印刷装置に印刷を指示することができる。
【0003】
近年、Windows(登録商標)において、複数のベンダが提供する印刷装置で共通して利用可能な標準的なクラスドライバ(以下、「標準ドライバ」とも呼ぶ)が提供されている。この標準ドライバは、OSのパッケージの中に同梱されているため、そのOSを実装しているホストコンピュータに任意の印刷装置を接続することにより、その印刷装置を使用して簡易に印刷することができる。これにより、別途、接続した印刷装置に適した機種固有のプリンタドライバをインストールしなくても、その印刷装置に印刷データを送信して印刷させることができるため利便性が高い。また標準ドライバは、接続した印刷装置から取得した情報に基づき生成された能力情報(PrintDeviceCapabilities(以下、PDC))に応じて印刷機能を指定できる。これにより、標準ドライバを利用するユーザは、1つの標準ドライバを利用しているにも関わらず、接続した印刷装置の能力に応じた印刷機能を指定することができる。
【0004】
また標準ドライバには、機能拡張用のアプリケーション(以下、「拡張アプリケーションプログラム」又は「拡張アプリケーション」とも呼ぶ)を関連付けることができる。この拡張アプリケーションは、印刷装置を提供するベンダが提供することができる。拡張アプリケーションは、標準ドライバが生成したPDCを編集することにより、標準ドライバだけでは実現できない機能(拡張機能)を提供することができる。
【0005】
印刷装置の中にはダイカットラベル用紙(台紙上に定形のラベルが等間隔に配置された印刷媒体)への印刷が可能な印刷装置(以下、「ラベルプリンタ」とも呼ぶ)がある。このようなラベルプリンタでダイカットラベル用紙への印刷を実行する場合、プリンタドライバは印刷対象として受け取った画像データを印刷設定で指定された部数分複製し、適切にレイアウトした上で印刷データを生成してラベルプリンタへ送信する。
【0006】
また、印刷位置を決定するために様々なパラメータの入力を必要とするラベルプリンタも存在する。様々なパラメータとは、例えば、ダイカットラベル用紙上の各ラベル間の距離を示すパラメータや、用紙に対するラベルの相対的な距離を示すパラメータなどである。特許文献1には、ホストコンピュータからラベルプリンタに対しての印刷実行を実現する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2008-269265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1のラベルプリンタ印刷実行の実現方法は、印刷装置を提供しているベンダ独自のドライバを介した印刷を前提としている。よって標準ドライバを利用した場合、ベンダ独自のドライバで行っている処理である、画像データを所望のレイアウトで配置した印刷データの生成処理や、印刷位置の決定を目的としたパラメータのラベルプリンタへの送信処理などを行うことができない。即ち、標準ドライバを利用した印刷システムでは、ダイカットラベル用紙上の各ラベルに所望のレイアウトで1部又は複数部の画像を印刷することが困難である。
【0009】
本発明の目的は、上記従来技術の課題の少なくとも一つを解決することにある。
【0010】
本発明の目的は、標準ドライバを実装している情報処理装置において、所望のレイアウトでダイカットラベル用紙に印刷できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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