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公開番号2024160018
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2024151548,2020164110
出願日2024-09-03,2020-09-29
発明の名称画像読取装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20241031BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 画像読取部と画像形成部の間を電気的に接続するフレキシブルフラットケーブル(FFC)にかかる負荷を低減する。
【解決手段】 原稿読取装置101に設けられた制御基板301と画像形成装置100に設けられた制御基板304を接続するFFC401に規制部材601を取り付ける。そして、FFC401を挿通するために形成されたスリット404の縁部に、規制部材601を引っ掛けることによって、制御基板304上のコネクタ403までのFFC401の長さを規制するとともに、FFC401の垂れ下がりを防止する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部の上部に配置され、原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取部と、
を備える画像形成装置であって、
前記画像読取部に設けられた第1の制御基板と、
前記画像形成部に設けられた第2の制御基板と、
前記第1の制御基板に設けられた第1のコネクタに一端が接続されるとともに、前記第2の制御基板に設けられた第2のコネクタに他端が接続されており、前記第1制御部から前記第2制御部に前記画像データを伝送するためのフレキシブルフラットケーブルと、
前記画像形成部の上面に形成され、前記フレキシブルフラットケーブルが挿通されるスリットと、
前記フレキシブルフラットケーブルにおける所定位置に取り付けられており、前記スリットの縁に当接し、前記スリットから前記第2のコネクタまでの間の前記フレキシブルフラットケーブルの長さを規制する規制部材と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記フレキシブルフラットケーブルは前記第2のコネクタに前記第2の制御基板の実装面に対して垂直な方向に装着されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記フレキシブルフラットケーブルの前記第2のコネクタに接続される部分における水平方向に対する角度は15度以内であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記規制部材には上方に凹んだ凹部が設けられているとともに、前記スリットの縁には凸部が設けられており、
前記規制部材の前記凹部が前記スリットの前記凸部に引っ掛かることで、前記スリットから前記第2のコネクタまでの間の前記フレキシブルフラットケーブルの長さが規制されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部の上部に配置され、原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取部と、
を備える画像形成装置であって、
前記画像読取部に設けられた第1の制御基板と、
前記画像形成部に設けられた第2の制御基板と、
前記第1の制御基板に設けられた第1のコネクタに一端が接続されるとともに、前記第2の制御基板に設けられた第2のコネクタに他端が接続されており、前記第1制御部から前記第2制御部に前記画像データを伝送するためのフレキシブルフラットケーブルと、
前記画像形成部の上面に形成され、前記フレキシブルフラットケーブルが挿通されるスリットと、
前記フレキシブルフラットケーブルにおける所定位置に取り付けられており、前記スリットの縁に当接し、前記フレキシブルフラットケーブルの垂れ下がりを規制する規制部材と、
を有することを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取部と、用紙に画像を形成する画像形成部とを有する画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
コピー機能やプリント機能を有する複合機(MFP)は、画像形成装置の上部にADFやスキャナ等の画像読取装置が配置されている。このように、画像形成装置の上部に画像読取装置を配したシステムにおいては、画像読取装置と画像形成装置の間の画像データ伝送等にフレキシブルフラットケーブルが用いられる。
【0003】
特許文献1では、上記のフレキシブルフラットケーブルが、画像形成装置上面に設けられた開口部を通って画像読取装置から画像形成装置へと配策され、画像形成装置内部のコネクタに接続されている。このような構成によれば、画像形成装置内のコネクタからケーブルを取り外すことで、容易に画像読取装置の着脱が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-241443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、製品開発を行う際に、共通の画像読取部を、複数種類の画像形成装置に流用する商品構成とする場合がある。その際、画像読取部と画像形成装置本体を接続するフレキシブルフラットケーブルは、配策経路が最も長い製品仕様に合わせて線長を決めるため、配線経路が短い製品においては余長が発生しまうことがしばしばある。このように、フレキシブルフラットケーブルの余長部分が、画像形成装置の制御基板のコネクタ付近に発生すると、フレキシブルフラットケーブルに応力が加わり、断線や破損の虞が生じる。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、フレキシブルフラットケーブルの断線や破損を抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明は、用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部の上部に配置され、原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取部と、を備える画像形成装置において、前記画像読取部に設けられた第1の制御基板と、前記画像形成部に設けられた第2の制御基板と、前記第1の制御基板に設けられた第1のコネクタに一端が接続されるとともに、前記第2の制御基板に設けられた第2のコネクタに他端が接続されており、前記第1制御部から前記第2制御部に前記画像データを伝送するためのフレキシブルフラットケーブルと、前記画像形成部の上面に形成され、前記フレキシブルフラットケーブルが挿通されるスリットと、前記フレキシブルフラットケーブルにおける所定位置に取り付けられており、前記スリットの縁に当接し、前記スリットから前記第2のコネクタまでの間の前記フレキシブルフラットケーブルの長さを規制する規制部材と、
を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、余長ができる領域を画像形成装置内の制御基板上のコネクタから遠ざけることで、応力によるケーブルの断線及び破損を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置及び原稿読取装置の全体図
原稿読取装置の断面図
画像形成装置及び原稿読取装置の制御ブロック図
画像形成装置及び原稿読取装置の背面図
画像形成装置及び原稿読取装置の側面図
FFC規制部材の説明図
画像形成装置及び原稿読取装置の側面図
コネクタとFFCの関係図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る画像読取装置101及び画像形成装置100からなる画像形成システム1000について、図面を参照しながら説明する。以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置などは、特に特定的な記載がない限りは、本技術の適用範囲をそれらにのみ限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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