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公開番号
2024158973
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074659
出願日
2023-04-28
発明の名称
シート搬送装置、およびシートの張力調整方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B65H
26/04 20060101AFI20241031BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】複数の搬送区間それぞれに張力検出部を備える場合、例えば、その分のコストが増し、また、装置サイズが大きくなるという問題を生じ得る。
【解決手段】シートを供給するための供給手段と、シートの搬送路に配置され、供給手段によって供給されるシートを挟持する状態とシートの挟持を解除する状態とを切り替える第1切替手段と、搬送路の搬送方向において、第1切替手段の一方側に配置され、シートに張力を付与する第1張力付与手段と、搬送路の搬送方向において、第1切替手段の他方側に配置され、シートの張力を検知する、検知手段と、を備え、第1切替手段によってシートの挟持を解除した状態で、検知手段でシートの張力を検知しながら第1張力付与手段でシートの張力を調整することを特徴とするシート搬送装置を提供する。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを供給するための供給手段と、
シートの搬送路に配置され、前記供給手段によって供給されるシートを挟持する状態とシートの挟持を解除する状態とを切り替える第1切替手段と、
前記搬送路の搬送方向において、前記第1切替手段の一方側に配置され、シートに張力を付与する第1張力付与手段と、
前記搬送路の前記搬送方向において、前記第1切替手段の他方側に配置され、シートの張力を検知する、検知手段と、
を備え、前記第1切替手段によってシートの挟持を解除した状態で、前記検知手段でシートの張力を検知しながら前記第1張力付与手段でシートの張力を調整することを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1張力付与手段は、前記第1切替手段の前記搬送方向における上流に配され、
前記第1切替手段の前記搬送方向の下流において、シートを挟持する状態とシートの挟持を解除する状態とを切り替える第2切替手段と、
前記第2切替手段の搬送方向の下流において、シートに張力を付与する第2張力付与手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項3】
前記第1切替手段によってシートの挟持を解除し前記第2切替手段によってシートを挟持した状態で、前記検知手段でシートの張力を検知しながら前記第1張力付与手段でシートの張力を調整した後に、
前記第1切替手段によってシートを挟持し前記第2切替手段によってシートの挟持を解除した状態で、前記検知手段でシートの張力を検知しながら前記第2張力付与手段でシートの張力を調整することを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項4】
前記第1切替手段によってシートを挟持し前記第2切替手段によってシートの挟持を解除した状態で、前記検知手段でシートの張力を検知しながら前記第2張力付与手段でシートの張力を調整した後に、前記第1切替手段によってシートの挟持を解除し前記第2切替手段によってシートを挟持した状態で、前記検知手段でシートの張力を検知しながら前記第1張力付与手段でシートの張力を調整することを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項5】
前記検知手段は、前記搬送方向において前記第1切替手段と前記第2切替手段との間にあることを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項6】
前記第2張力付与手段の前記搬送方向における下流において、シートを巻き取る巻取手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項7】
請求項2乃至6のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
搬送されたシートに記録を行う記録部と、を備えることを特徴とする記録装置。
【請求項8】
前記記録部は、前記検知手段の前記搬送方向における上流に配されていることを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
【請求項9】
前記記録部は、シートにインクを吐出する記録ヘッドを含み、
前記記録ヘッドは、記録位置と退避位置とに移動可能で、
シートの張力を調整する際に、前記記録ヘッドは前記退避位置にあり、シートに記録する際は前記記録位置にあることを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
【請求項10】
シート搬送装置であって、
シートを供給するための供給手段と、
シートの搬送路に配置され、前記供給手段によって供給されるシートを挟持する状態とシートの挟持を解除する状態とを切り替える第1切替手段と、
前記搬送路の搬送方向において、前記第1切替手段の一方側に配置され、シートに張力を付与する第1張力付与手段と、
前記搬送路の前記搬送方向において、前記第1切替手段の他方側に配置され、シートの張力を検知する、検知手段と、
を備え、前記第1切替手段によってシートの挟持を解除した状態で、前記検知手段でシートの張力を検知しながら前記第1張力付与手段でシートの張力を調整することを特徴とするシート搬送装置と、
搬送されたシートに記録を行う記録部と、を備えることを特徴とする記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、シート搬送装置およびシートの張力調整方法に関し、特に、搬送される連続したシートの張力を検出する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
連続したシートの搬送では、シートが搬送される区画ごとに適切な張力設定が必要となる場合がある。例えば、記録媒体としてのシートを搬送する装置において、記録部では、シートのバタつきを防ぐため、シートに高い張力を付与する。また、シートを巻き取る部分では、巻圧による巻き芯ダメージを防ぐため、シートに低い張力を付与する。この場合、複数の搬送区間それぞれで適切な張力を設定する構成が必要となる。特許文献1は、搬送区間それぞれに張力を検出する張力検出部を設け、それぞれの区間でその区間の張力検出部を用いながら適切な張力を設定することを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2014―522350公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の装置のように、複数の搬送区間それぞれに張力検出部を備える場合、例えば、その分のコストが増し、また、装置サイズが大きくなるという問題を生じ得る。
【0005】
本発明の目的は、シートの張力調整に関する課題を解決する記録装置を提供することである。
【0006】
本開示のシート搬送装置は、シートを供給するための供給手段と、シートの搬送路に配置され、供給手段によって供給されるシートを挟持する状態とシートの挟持を解除する状態とを切り替える第1切替手段と、搬送路の搬送方向において、第1切替手段の一方側に配置され、シートに張力を付与する第1張力付与手段と、搬送路の搬送方向において、第1切替手段の他方側に配置され、シートの張力を検知する、検知手段と、を備え、第1切替手段によってシートの挟持を解除した状態で、検知手段でシートの張力を検知しながら第1張力付与手段でシートの張力を調整することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によると、複数の搬送区間の張力を1つの張力検出部で検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示に係る記録装置の概略断面図である。
本開示に係る記録部のシート搬送部筐体の斜視図である。
本開示に係る記録ヘッド昇降機構の斜視図である。
本開示に係る張力付与手段の概略断面図である。
本開示に係る張力付与手段の斜視図である。
本開示に係る張力付与手段における空気回路の概略図である。
本開示に係る第1主搬送部の概略断面図である。
本開示に係る第1主搬送部の斜視図である。
本開示に係る張力検出手段の概略断面図である。
本開示に係る張力検出手段の斜視図である。
本開示に係る張力検出工程のフローチャートである。
本開示に係る張力検出工程を示す概要図である。
本開示に係る張力検出工程の変形例を示す概要図である。
本開示に係る張力検出工程のブロック図である。
本開示に係る弛み取り処理工程のフローチャートである。
本開示に係る全体シーケンス動作のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0010】
(記録装置)
図1は、本発明の一実施形態に係るシート搬送装置を構成する記録装置1の概略側面図である。図1において、Z方向は記録装置1の上方、X方向は搬送されるシートSの幅方向、Y方向はシート搬送の上流側から下流側に向かう方向である。
(【0011】以降は省略されています)
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