TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024158554
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023073846
出願日2023-04-27
発明の名称記録装置および記録装置の清掃方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/165 20060101AFI20241031BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 吐出口面の清掃を効率よく行う。
【解決手段】 液体を吐出する複数の吐出口が第1の方向に並んだ吐出口列と、吐出口列と離間して設けられる親水部と、親水部と吐出口列との間にある撥水部と、
を有する吐出口面を備える記録ヘッドを有する記録装置において吐出口面を清掃する清掃方法であって、吐出口面に対して洗浄液付与手段により洗浄液を付与する液付与工程と、液付与工程により吐出口面に付与された洗浄液が親水部に移動した状態において洗浄液除去手段により洗浄液を除去する工程と、を含むことを特徴とする記録装置の清掃方法。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出する複数の吐出口が第1の方向に並んだ吐出口列と、
前記吐出口列と離間して設けられる親水部と、
前記親水部と前記吐出口列との間にある撥水部と、
を有する吐出口面を備える記録ヘッドを有する記録装置において前記吐出口面を清掃する清掃方法であって、
前記吐出口面に対して洗浄液付与手段により洗浄液を付与する液付与工程と、
前記液付与工程により前記吐出口面に付与された洗浄液が前記親水部に移動した状態において洗浄液除去手段により洗浄液を除去する工程と、
を含むことを特徴とする記録装置の清掃方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記吐出口列は、前記吐出口面において前記第1の方向と交差する第2の方向に複数配列され、前記親水部は前記複数の吐出口列のそれぞれに対応して複数設けられており、
前記液付与工程において前記洗浄液付与手段は前記複数の吐出口列、前記複数の親水部、前記撥水部に対して洗浄液を付与することを特徴とする請求項1に記載の記録装置の清掃方法。
【請求項3】
前記親水部は前記吐出口面に対して前記吐出口からの液体の吐出方向に突出していることを特徴とする請求項1に記載の記録装置の清掃方法。
【請求項4】
前記洗浄液除去手段は弾性部材で構成され、前記洗浄液除去工程において前記洗浄液除去手段を前記吐出口面と接触しながら摺動することにより洗浄液を除去することを特徴とする請求項1に記載の記録装置の清掃方法。
【請求項5】
前記洗浄液除去手段は弾性部材で構成されるノズルを有し、負圧発生機構により前記ノズル内を減圧しながら前記ノズルを前記吐出口面に接触させ、前記ノズルを摺動して前記洗浄液を吸引除去することを特徴とする請求項1に記載の記録装置の清掃方法。
【請求項6】
前記親水部は水に対する接触角が90°未満となる素材により構成されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置の清掃方法。
【請求項7】
前記撥水部は水に対する接触角が90°以上となる素材により構成されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置の清掃方法。
【請求項8】
前記液体は色材および樹脂粒子を含むことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の記録装置の清掃方法。
【請求項9】
液体を吐出する複数の吐出口が第1の方向に並んだ吐出口列と、
前記吐出口列と離間して設けられる親水部と、
前記親水部と前記吐出口列との間にある撥水部と、
前記吐出口面に対して洗浄液を付与する洗浄液付与手段と、
前記洗浄液付与手段により前記吐出口面に付与された洗浄液が前記親水部に移動した状態において洗浄液を除去する洗浄液除去手段と、
を備えることを特徴とする記録装置。
【請求項10】
前記親水部は前記吐出口面に対して前記吐出口からの液体の吐出方向に突出していることを特徴とする請求項9に記載の記録装置
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は記録装置および記録装置の清掃方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット記録方式は、インクジェット記録ヘッドが吐出口からインクを吐出することで被記録媒体上に画像を形成している。一般に、インクジェット記録ヘッドの吐出口からのインクの吐出状態を良好に保つために、インクジェット記録装置には吐出口面に付着した付着物を清掃する機構が設けられている。特許文献1には、ノズル面に洗浄液を付与し払拭部材にて払拭する清掃方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-082856号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら特許文献1の構成では、洗浄液への溶解性が低い固体がノズル面に付着している場合には、洗浄液をノズル面と固体との界面に浸透させることで固体を剥離し吐出口面を清掃するが、剥離した固体が吐出口付近に留まってしまうことがある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、吐出口面の清掃を効率よく行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る記録装置の清掃方法は、液体を吐出する複数の吐出口が第1の方向に並んだ吐出口列と、前記吐出口列と離間して設けられる親水部と、前記親水部と前記吐出口列との間にある撥水部と、を有する吐出口面を備える記録ヘッドを有する記録装置において前記吐出口面を清掃する清掃方法であって、前記吐出口面に対して洗浄液付与手段により洗浄液を付与する液付与工程と、前記液付与工程により前記吐出口面に付与された洗浄液が前記親水部に移動した状態において洗浄液除去手段により洗浄液を除去する工程と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、吐出口面の清掃を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る記録装置の記録部を中心とした概略図である。
本発明に係る記録装置に適用される循環経路を示す模式図である。
第1実施形態に係る記録ヘッドの吐出口面の構成を示した概略図である。
第1実施形態に係る吐出口面を清掃する清掃処理の様子を表す図である。
第1実施形態に係る洗浄液付与機構の構成を示す概略図である。
第1実施形態に係る摺動機構の斜視図である。
第1実施形態に係る清掃処理を詳細に説明するための吐出口面の断面図である。
第2実施形態に係る記録ヘッドの素子チップの構成とその断面を示す模式図である。
第2実施形態に係る清掃処理を詳細に説明するための吐出口面の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を具体的に説明する。なお、以下の実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において本発明が適用される装置の構成や各種条件は適宜修正又は変更可能であり、以下の実施形態に限定されるものではない。例えば、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更可能で、特段の記載がない限り、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
【0010】
図1は本発明の実施形態に係る記録装置の記録部を中心とした概略図である。図1(a)は側面図を示し、図1(b)は上面図を示す。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
トナー
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
光学機器
2日前
キヤノン株式会社
測距装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
定着装置
16日前
キヤノン株式会社
乾燥装置
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
送液装置
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
定着装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
9日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
定着システム
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
印刷管理装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
16日前
キヤノン株式会社
分析デバイス
16日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
続きを見る