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公開番号2024159068
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023074818
出願日2023-04-28
発明の名称非ヒト動物用の団子状薬剤の製造方法
出願人個人
代理人個人
主分類A23K 40/10 20160101AFI20241031BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】材料に漢方生薬又は漢方薬を用いる薬剤であるにも拘わらず、非ヒト動物にとって経口摂取しやすい薬剤を提供する。
【解決手段】材料に漢方生薬又は漢方薬を用いて、非ヒト動物1に経口摂取させる団子状薬剤10を製造する、団子状薬剤の製造方法は、粉状又は粒状の漢方生薬又は漢方薬と、非ヒト動物が摂取可能な粘性物質又は液状物質との混練物から、団子11を作製する団子作製ステップと、団子11の表面を焼く加熱ステップと、加熱ステップにより高温状態になった団子11について、高温状態から冷凍を開始して、団子11の表面を凍結させる冷凍ステップとを行い、表面が凍結した状態の団子状薬剤10を製造する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
材料に漢方生薬又は漢方薬を用いて、非ヒト動物に経口摂取させる団子状薬剤を製造する、団子状薬剤の製造方法であって、
粉状又は粒状の漢方生薬又は漢方薬と、非ヒト動物が摂取可能な粘性物質又は液状物質との混練物から、団子を作製する団子作製ステップと、
前記団子の表面を焼く加熱ステップと、
前記加熱ステップにより高温状態になった前記団子について、高温状態から冷凍を開始して、前記団子の表面を凍結させる冷凍ステップとを行い、
表面が凍結した状態の団子状薬剤を製造する、団子状薬剤の製造方法。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記粘性物質は、ハチミツである、請求項1に記載の団子状薬剤の製造方法。
【請求項3】
前記加熱ステップの途中に、設置面に対して前記団子を転がして、前記設置面に対する前記団子の接触箇所を変える、請求項1又は2に記載の団子状薬剤の製造方法。
【請求項4】
前記加熱ステップの終了時点から30秒以内に、前記加熱ステップに用いた加熱装置内から、前記冷凍ステップに用いる冷凍庫内に前記団子を移動させて、前記冷凍ステップを開始させる、請求項1又は2に記載の団子状薬剤の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ペットなど非ヒト動物に経口摂取させる団子状薬剤などに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
漢方薬は、ヒトだけでなく、ペットなどの非ヒト動物にも有用であるため、一部の獣医師によってペットなどに処方されている。非特許文献1には、粉末状のペット用漢方薬が記載されている。このペット用漢方薬は、ペットフードに混ぜてペットに提供される。
【0003】
また、特許文献1には、不快な味覚をもつ医薬活性物質の経口投与用固形の迅速な崩壊性を有する凍結乾燥剤形の製造方法が記載されている。この方法は、凍結乾燥前に担体材料中の医薬活性物質の粗大粒子のコーティングしていない又はコーティングされた粒子の懸濁物を冷却して、粘度を低下させ、製造時ならびに口内での剤形の崩壊の時点を越えて、活性物質の放出を最小限にし、薬剤からの悪い味覚を最小限にするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4943581号公報
【非特許文献】
【0005】
「ペット漢方.com」のウェブサイト,<URL:https://pet-kampo.com/>,[2023年3月3日検索]
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、ペットなどの非ヒト動物に経口摂取させる薬剤に漢方生薬又は漢方薬を含ませる場合、漢方生薬又は漢方薬の多くは、非ヒト動物にとって苦手な味である。何らかの工夫をしなければ、非ヒト動物が、口の中で苦手な味を感じ、薬剤を吐き出す虞がある。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、材料に漢方生薬又は漢方薬を用いる薬剤であるにも拘わらず、非ヒト動物にとって経口摂取しやすい薬剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の課題を解決するべく、第1の発明は、材料に漢方生薬又は漢方薬を用いて、非ヒト動物に経口摂取させる団子状薬剤を製造する、団子状薬剤の製造方法であって、粉状又は粒状の漢方生薬又は漢方薬と、非ヒト動物が摂取可能な粘性物質又は液状物質との混練物から、団子を作製する団子作製ステップと、団子の表面を焼く加熱ステップと、加熱ステップにより高温状態になった団子について、高温状態から冷凍を開始して、団子の表面を凍結させる冷凍ステップとを行い、表面が凍結した状態の団子状薬剤を製造する。
【0009】
第2の発明は、第1の発明において、粘性物質は、ハチミツである。
【0010】
第3の発明は、第1又は第2の発明において、加熱ステップの途中に、設置面に対して団子を転がして、設置面に対する団子の接触箇所を変える。
(【0011】以降は省略されています)

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