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公開番号2024157195
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-07
出願番号2023071383
出願日2023-04-25
発明の名称モータ装置
出願人株式会社ミツバ
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類H02K 3/34 20060101AFI20241030BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】溶接の後であってもコーティング剤を塗布可能な構造を備えたモータ装置を提供する。
【解決手段】ロータの軸方向におけるステータ25の一方側に設けられ、ロータの径方向に向けて第1インシュレータ分割体62aを横切り、コイル28の巻き始め部28aおよび巻き終わり部28bが接続される複数の導電部材30と、ロータの軸方向における第1インシュレータ分割体62aの一方側に設けられ、第1インシュレータ分割体62aに巻装されたコイル28を、ロータの径方向において内側および外側から支持する内側支持壁および外側支持壁62gと、外側支持壁62gに設けられ、内側支持壁に向けて開口し、かつロータの軸方向における第1インシュレータ分割体62aの一方側に向けて開口した凹部62mと、を有し、凹部62mは、ステータ25を軸方向一側から見たときに、隣り合う導電部材30の間に配置される。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
ステータと、
前記ステータに対して回転されるロータと、
を有するモータ装置であって、
前記ステータは、
ステータ本体と、
前記ステータ本体に設けられ、前記ロータに向けて突出されるティースと、
前記ティースに装着されるインシュレータと、
前記インシュレータに巻装されるコイルと、
を備え、
前記ロータの軸方向における前記ステータの一方側に設けられ、前記ロータの径方向に向けて前記インシュレータを横切るようにして延び、前記コイルの端部が電気的に接続される複数の導電部材と、
前記ロータの軸方向における前記インシュレータの一方側に設けられ、前記インシュレータに巻装された前記コイルを、前記ロータの径方向において内側および外側から支持する内側支持壁および外側支持壁と、
前記外側支持壁に設けられ、前記内側支持壁に向けて開口するとともに、前記ロータの軸方向における前記インシュレータの一方側に向けて開口した凹部と、
を有し、
前記凹部は、前記ステータを軸方向一側から見たときに、隣り合う前記導電部材の間に配置されている、
モータ装置。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記凹部は、前記ステータを軸方向一側から見たときに略半円状に形成されており、円弧状側壁および半円状底壁を備えている、
請求項1に記載のモータ装置。
【請求項3】
前記ロータの軸方向における前記インシュレータの一方側には、一対の前記コイルの端部が配置され、
前記凹部は、前記ロータの軸方向と交差する方向において、一対の前記コイルの端部の間に配置されている、
請求項1または請求項2に記載のモータ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータと、ステータに対して回転されるロータと、を有するモータ装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、ステータと、ステータに対して回転されるロータと、を有するブラシレスモータが記載されている。また、ステータに設けられるティースには、インシュレータを介してコイルが巻装され、当該コイルには、エポキシ樹脂等からなるコーティング剤が塗布されている。
【0003】
コーティング剤は、コイルが巻装されたステータをモータケースに圧入した後に、コイルに塗布される。さらに、コイルに塗布されたコーティング剤が硬化した後に、コイルとバスバーユニットとが電気的に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-005348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、コイルにコーティング剤を塗布した後に、コイルとバスバーユニットとを溶接により電気的に接続している。したがって、コイルとバスバーユニットとを溶接機を用いて溶接する際に、溶接スパッタ(細かい金属の粒)によりコーティング剤の一部が剥がれる等、コーティング剤の表面を傷付ける虞があった。
【0006】
本発明の目的は、コイルに塗布されるコーティング剤の表面に傷が付くことを防止できるモータ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
モータ装置の一態様では、ステータと、前記ステータに対して回転されるロータと、を有するモータ装置であって、前記ステータは、ステータ本体と、前記ステータ本体に設けられ、前記ロータに向けて突出されるティースと、前記ティースに装着されるインシュレータと、前記インシュレータに巻装されるコイルと、を備え、前記ロータの軸方向における前記ステータの一方側に設けられ、前記ロータの径方向に向けて前記インシュレータを横切るようにして延び、前記コイルの端部が電気的に接続される複数の導電部材と、前記ロータの軸方向における前記インシュレータの一方側に設けられ、前記インシュレータに巻装された前記コイルを、前記ロータの径方向において内側および外側から支持する内側支持壁および外側支持壁と、前記外側支持壁に設けられ、前記内側支持壁に向けて開口するとともに、前記ロータの軸方向における前記インシュレータの一方側に向けて開口した凹部と、を有し、前記凹部は、前記ステータを軸方向一側から見たときに、隣り合う前記導電部材の間に配置されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、コイルに塗布されるコーティング剤の表面に傷が付くことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
モータ装置をブラケット側から見た斜視図である。
モータ装置をケース側から見た斜視図である。
モータ装置の内部構造を示す断面図である。
ケースの内側を覗く斜視図である。
ブラケットの内側を覗く斜視図である。
分割コアを単体で示す斜視図である。
分割コアの分解斜視図である。
図4の破線円A部を矢印B方向から見た拡大図である。
コーティング剤を塗布する塗布装置の概要を示す斜視図である。
コーティング剤の塗布手順を説明する図8のC-C線に沿う断面図である。
コーティング剤の塗布手順を説明する図4のB矢視図(ロータ省略)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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