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公開番号
2024157152
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-07
出願番号
2023071318
出願日
2023-04-25
発明の名称
モータ
出願人
ニデック株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
H02K
9/22 20060101AFI20241030BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】放熱性能を向上することができるモータを提供する。
【解決手段】モータ100の放熱部材4は、磁性体のステータコア21に配置されるコイル部22よりも軸方向一方に配置される。放熱部材は、ブラケット3とは別体であって、ブラケットのステータホルダ31に保持される。放熱部材の環状部41は、ステータホルダを囲む環状であって、ステータホルダの径方向外側面に配置される。延伸部42は、環状部から径方向外方に延びる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
軸方向に延びる中心軸回りに回転可能なロータと、
磁性体のステータコアにコイル部が配置されるステータと、
軸方向に延びて前記中心軸を囲む筒状であって前記ステータコアを保持するステータホルダを有するブラケットと、
前記コイル部よりも軸方向一方に配置され、前記ブラケットとは別体であって前記ステータホルダに保持される放熱部材と、
を備え、
前記放熱部材は、
前記ステータホルダを囲む環状であって、前記ステータホルダの径方向外側面に配置される環状部と、
前記環状部から径方向外方に延びる延伸部と、
を有する、モータ。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記延伸部は、複数であって、周方向に並ぶ、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記ブラケットは、前記モータを外部の所定部材に取り付けるための取付部をさらに有し、
前記延伸部は、前記取付部よりも軸方向他方に、且つ、軸方向から見て周方向に隣り合う前記取付部間に配置される、請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
前記取付部は、軸方向に延びる貫通孔を含み、
前記延伸部の周方向位置は、前記貫通孔の周方向位置とは異なる、請求項3に記載のモータ。
【請求項5】
前記延伸部は、軸方向から見て周方向に隣り合う前記コイル部間にあり、
前記コイル部の軸方向一方端部の少なくとも一部は、前記モータの外部に露出する、請求項2に記載のモータ。
【請求項6】
前記放熱部材の少なくとも前記環状部の材料は、Al又はAl合金である、請求項1に記載のモータ。
【請求項7】
前記延伸部は、
前記延伸部の径方向外端部において径方向と垂直な方向に広がる先端部と、
径方向に延びて前記先端部と前記環状部とを繋ぐ接続部と、
を有する、請求項1に記載のモータ。
【請求項8】
前記放熱部材は、該放熱部材の軸方向他方端部において軸方向一方に凹む凹部をさらに有し、
前記凹部は、前記コイル部の軸方向一方端部を収容可能である、請求項7に記載のモータ。
【請求項9】
前記延伸部の最小の軸方向幅は、軸方向及び径方向と垂直な方向における前記延伸部の幅よりも大きい、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のモータ。
【請求項10】
軸方向において前記コイル部及び前記延伸部間に配置されて前記コイル部及び前記延伸部に接する熱伝導部材をさらに備える、請求項1に記載のモータ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、モータの放熱性がますます重要視されている。そのため、ステータコイルで発生する熱を放散するための工夫が様々に提案されている。たとえば、有底筒状のモータブラケットの内側に突起が設けられる。この突起は、ステータコイルの隣合うコイルエンド間に生じる隙間に入り込む。モータブラケットとコイルエンド間を近接させることで、コイルエンドから熱を突起を介してモータブラケットに伝熱させる。これにより、モータの放熱性を高める(特開2000-228843号公報参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-228843号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特開2000-228843号公報は、伝達された熱をモータブラケットからモータの外部に放散する手段には言及していない。従って、ステータコイルから発生する熱が多くなると、モータブラケットには放熱できても、モータブラケットからモータの外部に十分な放熱ができない虞がある。
【0005】
本発明は、モータの放熱性能を向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の例示的なモータは、ロータと、ステータと、ブラケットと、放熱部材と、を備える。前記ロータは、軸方向に延びる中心軸回りに回転可能である。前記ステータは、磁性体のステータコアにコイル部が配置される。前記ブラケットは、軸方向に延びて前記中心軸を囲む筒状であって前記ステータコアを保持するステータホルダを有する。前記放熱部材は、前記コイル部よりも軸方向一方に配置され、前記ブラケットとは別体であって前記ステータホルダに保持される。前記放熱部材は、環状部と、延伸部と、を有する。前記環状部は、前記ステータホルダを囲む環状であって、前記ステータホルダの径方向外側面に配置される。前記延伸部は、前記環状部から径方向外方に延びる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の例示的なモータによれば、モータの放熱性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、モータの構成例を示す断面図である。
図2は、モータの外観図である。
図3は、モータの分解斜視図である。
図4は、軸方向一方側から軸方向他方を向いて見たモータの平面図である。
図5は、放熱部材の変形例を示す斜視図である。
図6Aは、変形例における熱伝導部材の配置例を拡大して示す断面図である。
図6Bは、変形例における熱伝導部材の他の配置例を拡大して示す断面図である。
図7は、モータを搭載する飛行体の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に図面を参照して例示的な実施形態を説明する。
【0010】
なお、本明細書では、モータ100において、中心軸CAと平行な方向を「軸方向」と呼ぶ。軸方向のうち、後述するロータハブ11から放熱部材4への向きを「軸方向一方Da」と呼び、放熱部材4からロータハブ11への向きを「軸方向他方Db」と呼ぶ。また、中心軸CAに直交する方向を「径方向」と呼び、中心軸CAを中心とする回転方向を「周方向」と呼ぶ。径方向のうち、中心軸CAへと近づく向きを「径方向内方」と呼び、中心軸CAから離れる向きを「径方向外方」と呼ぶ。
(【0011】以降は省略されています)
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