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公開番号2024157104
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-07
出願番号2023071228
出願日2023-04-25
発明の名称バックドアの構造
出願人イイダ産業株式会社
代理人個人,個人
主分類B60J 5/00 20060101AFI20241030BHJP(車両一般)
要約【課題】不快な音の発生源となるバックドアの振動を抑えることを可能にしたバックドアの構造を提供する。
【解決手段】車両用途に用いられるバックドア11の構造は、窓開口部を有するバックドア本体12と、バックドア本体12を補強する補強構造13とを備える。バックドア本体12は、窓開口部の最下端を通る水平線を上下の境界線としたとき下側部分となるドア下部22を有する。ドア下部22は、第1パネル部材22aと、第1パネル部材22aに対して車両の前側となる位置に離間して配置される第2パネル部材22bとを有する。補強構造13は、第1パネル部材22aと第2パネル部材22bとを連結する連結部材31と、発泡部材32とを有する。発泡部材32は、連結部材31に固着される連結部材固着部32aと、第1パネル部材22a及び第2パネル部材22bの少なくとも一方に固着されるパネル固着部32bとを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両用途に用いられるバックドアの構造であって、
窓開口部を有するバックドア本体と、前記バックドア本体を補強する補強構造と、を備え、
前記バックドア本体は、前記窓開口部の最下端を通る水平線を上下の境界線としたとき下側部分となるドア下部を有し、
前記ドア下部は、
第1パネル部材と、
前記第1パネル部材に対して車両の前側となる位置に離間して配置される第2パネル部材と、を有し、
前記補強構造は、
前記第1パネル部材と前記第2パネル部材とを連結する連結部材と、発泡部材と、を有し、
前記発泡部材は、
前記連結部材に固着される連結部材固着部と、
前記第1パネル部材及び前記第2パネル部材の少なくとも一方に固着されるパネル固着部と、を有する、バックドアの構造。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記パネル固着部は、前記第1パネル部材に固着される第1パネル固着部と、前記第2パネル部材に固着される第2パネル固着部とを有する、請求項1に記載のバックドアの構造。
【請求項3】
前記補強構造は、前記連結部材に対して前記発泡部材を位置決めする位置決め部材を備え、
前記発泡部材は、前記位置決め部材に固着される位置決め部材固着部を有し、
前記発泡部材は、前記連結部材と前記位置決め部材との間に保持される、請求項1に記載のバックドアの構造。
【請求項4】
前記連結部材は、
前記第1パネル部材と前記第2パネル部材との間を繋ぐように延びる連結本体部と、
前記連結本体部の両端である第1端及び第2端のうち、前記第1端に接続される第1フランジ部と前記第2端に接続される第2フランジ部との少なくとも一方のフランジ部と、を有し、
前記第1フランジ部は、前記第1パネル部材に沿って延びる形状を有するとともに前記第1パネル部材に固定され、
前記第2フランジ部は、前記第2パネル部材に沿って延びる形状を有するとともに前記第2パネル部材に固定され、
前記補強構造は、前記第1パネル部材と前記発泡部材との間に前記第1フランジ部を挟み込む第1積層構造、
及び前記第2パネル部材と前記発泡部材との間に前記第2フランジ部を挟み込む第2積層構造の少なくとも一方の積層構造を有する、請求項1に記載のバックドアの構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用途に用いられるバックドアの構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されるように、車両用途に用いられるバックドアとしては、窓開口部と、窓開口部の下方に位置するドア下部とを有するものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-100361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなバックドアが車両の走行中に振動することで、車室内の乗員に不快な音が認識されるおそれがある。このような不快な音の発生源となるバックドアの振動を抑えるための構造について未だ改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、不快な音の発生源となるバックドアの振動を抑えることを可能にしたバックドアの構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するバックドアの構造の各態様について説明する。
態様1のバックドアの構造は、車両用途に用いられるバックドアの構造であって、窓開口部を有するバックドア本体と、前記バックドア本体を補強する補強構造と、を備え、前記バックドア本体は、前記窓開口部の最下端を通る水平線を上下の境界線としたとき下側部分となるドア下部を有し、前記ドア下部は、第1パネル部材と、前記第1パネル部材に対して車両の前側となる位置に離間して配置される第2パネル部材と、を有し、前記補強構造は、前記第1パネル部材と前記第2パネル部材とを連結する連結部材と、発泡部材と、を有し、前記発泡部材は、前記連結部材に固着される連結部材固着部と、前記第1パネル部材及び前記第2パネル部材の少なくとも一方に固着されるパネル固着部と、を有する。
【0007】
この構成によれば、補強構造の連結部材により第1パネル部材と第2パネル部材とが連結されることで、ドア下部の剛性を高めることができる。このような補強構造において、上記のように発泡部材を固着させることで、連結部材の振動と、第1パネル部材及び第2パネル部材の少なくとも一方の振動とを抑えることができる。
【0008】
態様2のバックドアの構造では、態様1において、前記パネル固着部は、前記第1パネル部材に固着される第1パネル固着部と、前記第2パネル部材に固着される第2パネル固着部とを有してもよい。この構成によれば、ドア下部において、上記のように発泡部材を固着させることで、連結部材の振動と、第1パネル部材及び第2パネル部材の振動とを抑えることができる。
【0009】
態様3のバックドアの構造では、態様1又は態様2において、前記補強構造は、前記連結部材に対して前記発泡部材を位置決めする位置決め部材を備え、前記発泡部材は、前記位置決め部材に固着される位置決め部材固着部を有し、前記発泡部材は、前記連結部材と前記位置決め部材との間に保持されてもよい。
【0010】
この構成によれば、連結部材と位置決め部材との間で発泡部材の動きを抑えることができる。このような位置決め部材を備える補強構造によって、ドア下部の補強性能を高めることが可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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