TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024156012
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2024146245,2022186842
出願日2024-08-28,2017-08-17
発明の名称送信方法および受信装置
出願人ソニーグループ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,弁理士法人大同特許事務所
主分類H04N 21/2362 20110101AFI20241024BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ビデオストリームの送信を良好に行い得るようにする。
【解決手段】動画像データを構成する各ピクチャの画像データを階層符号化し、各階層のピクチャの符号化画像データを持つビデオストリームを生成する。このビデオストリームを含む所定フォーマットのコンテナを送信する。コンテナのレイヤに、デコードに必要な値が記述されたデスクリプタを固定的に挿入する。このデコードに必要な値を、最大規模の値に固定する。送信側の運用が容易となると共に、受信側ではデコードに必要な値の最大規模の値をコンテナのレイヤで容易に認識し得る。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
動画像データを構成する各ピクチャの画像データを階層符号化し、各階層のピクチャの符号化画像データを持つビデオストリームを生成する画像符号化部と、
上記ビデオストリームを含む所定フォーマットのコンテナを送信する送信部を備え、
上記コンテナのレイヤに、デコードに必要な値が記述されたデスクリプタが固定的に挿入され、
上記デコードに必要な値は、最大規模の値に固定される
送信装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
上記デコードに必要な値は、上記ビデオストリームのレベル指定値および上記ビデオストリームに含まれる各ピクチャの符号化画像データの階層の最大と最小の値である
請求項1に記載の送信装置。
【請求項3】
上記画像符号化部は、第1のフレームレートの動画像データを符号化して第1のビデオストリームを生成し、上記第1のフレームレートより高い第2のフレームレートの動画像データを符号化して第2のビデオストリームを生成し、
上記送信部は、上記画像符号化部で生成された上記第1のビデオストリームおよび上記第2のビデオストリームを連続的に含む上記所定フォーマットのコンテナを送信する
請求項1に記載の送信装置。
【請求項4】
上記第1のビデオストリームは、全階層のピクチャの符号化画像データを持つ基本ストリームからなり、
上記第2のビデオストリームは、低階層側のピクチャの符号化画像データを持つ基本ストリームと高階層側のピクチャの符号化画像データを持つ拡張ストリームとからなる
請求項3に記載の送信装置。
【請求項5】
上記拡張ストリームに含まれるピクチャの階層は、上記基本ストリームのピクチャが採り得る最大階層より大きな固定の階層とされる
請求項4に記載の送信装置。
【請求項6】
上記第1のビデオストリームおよび上記第2のビデオストリームは、それぞれ、全階層のピクチャの符号化画像データを持つ基本ストリームからなる
請求項3に記載の送信装置。
【請求項7】
上記コンテナは、トランスポートストリームであり、
上記デスクリプタは、HEVC VIDEO デスクリプタであり、
上記コンテナのレイヤに、番組毎の上記ビデオストリームにそれぞれ対応して、フレームレート情報および互換性情報が記述されたコンポーネントデスクリプタが挿入される
請求項1に記載の送信装置。
【請求項8】
画像符号化部が、動画像データを構成する各ピクチャの画像データを階層符号化し、各階層のピクチャの符号化画像データを持つビデオストリームを生成する画像符号化ステップと、
送信部が、上記ビデオストリームを含む所定フォーマットのコンテナを送信する送信ステップを有し、
上記コンテナのレイヤに、デコードに必要な値が記述されたデスクリプタが固定的に挿入され、
上記デコードに必要な値は、最大規模の値に固定される
送信方法。
【請求項9】
動画像データを構成する各ピクチャの画像データが階層符号化されて生成された、各階層のピクチャの符号化画像データを持つビデオストリームを含む所定フォーマットのコンテナを受信する受信部を備え、
上記コンテナのレイヤに、デコードに必要な値が記述されたデスクリプタが固定的に挿入されており、
上記デコードに必要な値は、最大規模の値に固定されており、
上記デスクリプタの記述内容に基づいて、上記ビデオストリームの復号化処理を制御する制御部をさらに備える
受信装置。
【請求項10】
上記コンテナは、トランスポートストリームであり、
上記デスクリプタは、HEVC VIDEO デスクリプタであり、
上記コンテナのレイヤに、番組毎の上記ビデオストリームにそれぞれ対応して、フレームレート情報および互換性情報が記述されたコンポーネントデスクリプタが挿入されており、
上記制御部は、上記HEVC VIDEO デスクリプタの記述内容および上記コンポーネントデスクリプタの記述内容に基づいて、上記ビデオストリームの復号化処理を制御する
請求項9に記載の受信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、送信装置、送信方法、受信装置および受信方法に関し、特に、複数の番組のビデオストリームを連続的に送信する送信装置等に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
放送において、画像フォーマット、例えばフレームレート(フレーム周波数)を異にする複数の番組(イベント)を混在させて送信することが考えられる。例えば、スポーツ系の番組は100Pのサービスで提供し、その他は50Pのサービスとする、などである。
【0003】
従来、例えば、HEVC(High Efficiency Video Coding)において、動画像データを構成する各ピクチャの画像データを階層符号化することによる時間方向スケーラビリティが提案されている(非特許文献1参照)。受信側では、NAL(Network Abstraction Layer)ユニットのヘッダに挿入されているテンポラルID(temporal_id)情報に基づき、各ピクチャの階層を識別でき、デコード能力に対応した階層までの選択的なデコードが可能となる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Gary J. Sullivan, Jens-Rainer Ohm, Woo-Jin Han, Thomas Wiegand, “Overview of the High Efficiency Video Coding (HEVC) Standard” IEEE TRANSACTIONS ON CIRCUITS AND SYSTEMS FOR VIDEO TECNOROGY, VOL. 22, NO. 12, pp. 1649-1668, DECEMBER 2012
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本技術の目的は、ビデオストリームの送信を良好に行い得るようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術の概念は、
動画像データを構成する各ピクチャの画像データを階層符号化し、各階層のピクチャの符号化画像データを持つビデオストリームを生成する画像符号化部と、
上記ビデオストリームを含む所定フォーマットのコンテナを送信する送信部を備え、
上記コンテナのレイヤに、デコードに必要な値が記述されたデスクリプタが固定的に挿入され、
上記デコードに必要な値は、最大規模の値に固定される
送信装置にある。
【0007】
本技術において、画像符号化部により、動画像データを構成する各ピクチャの画像データが階層符号化され、各階層のピクチャの符号化画像データを持つビデオストリームが生成される。例えば、画像符号化部は、第1のフレームレートの動画像データを符号化して第1のビデオストリームを生成し、第1のフレームレートより高い第2のフレームレートの動画像データを符号化して第2のビデオストリームを生成し、送信部は、画像符号化部で生成された第1のビデオストリームおよび第2のビデオストリームを連続的に含む所定フォーマットのコンテナを送信する、ようにされてもよい。
【0008】
この場合、例えば、第1のビデオストリームは、全階層のピクチャの符号化画像データを持つ基本ストリームからなり、第2のビデオストリームは、低階層側のピクチャの符号化画像データを持つ基本ストリームと高階層側のピクチャの符号化画像データを持つ拡張ストリームとからなる、ようにされてもよい。この場合は、HFR(High Frame Rate)の後方互換性を持ったモードでの配信となる。
【0009】
このとき、例えば、拡張ストリームに含まれるピクチャの階層は、基本ストリームのピクチャが採り得る最大階層より大きな固定の階層とされてもよい。これにより、基本ストリームの各ピクチャの階層構造が変化する場合においても、基本ストリームに含まれる各階層のピクチャの符号化画像データの抽出を適切に行い得る。
【0010】
また、この場合、例えば、第1のビデオストリームおよび第2のビデオストリームは、それぞれ、全階層のピクチャの符号化画像データを持つ基本ストリームからなる、ようにされてもよい。この場合は、HFR(High Frame Rate)の後方互換性を持たないモードでの配信となる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
携帯端末保持具
1か月前
個人
音響装置
1か月前
日本無線株式会社
音声通信方式
1か月前
日本精機株式会社
投影システム
1か月前
キヤノン株式会社
通信装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
9日前
電気興業株式会社
無線中継器
16日前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
2か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
個人
補聴器のイヤピース耳穴挿入具
1か月前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
9日前
リオン株式会社
電気機械変換器
1か月前
日本放送協会
映像伝送システム
1か月前
キヤノン株式会社
画像表示装置
29日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
株式会社ヴィーネックス
カメラ
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
2か月前
株式会社シグマ
撮像素子及び撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
2か月前
オムロン株式会社
スレーブ装置
2か月前
キヤノン株式会社
通信システム
24日前
キヤノン株式会社
撮影システム
1か月前
シャープ株式会社
電子機器
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
株式会社クーネル
音響装置
1か月前
エルメック株式会社
信号伝送回路
26日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
25日前
個人
外部ヘッダ変換通信装置および通信網
9日前
株式会社国際電気
無線通信システム
1か月前
株式会社ニコン
カメラボディ
2か月前
株式会社バッファロー
無線通信装置
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
2か月前
続きを見る