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公開番号2024155554
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023070356
出願日2023-04-21
発明の名称情報処理装置及びそのプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G06Q 30/06 20230101AFI20241024BHJP(計算;計数)
要約【課題】貼付物によって定まる値引額又は割引率を動的に変えることで貼付物を貼り替える作業を不要にする。
【解決手段】情報処理装置は、記憶手段と、取得手段と、出力手段と、を備える。記憶手段は、値引対象の商品に貼付される貼付物と関連付けて、当該貼付物が貼付された商品毎に、時間経過に応じて変動する値引要素のパターンと、当該パターンの運用開始時点とを記憶する。取得手段は、貼付物が貼付された商品毎に、当該商品に対して記憶されたパターンの運用開始時点からの時間経過に応じた値引要素を基に、現時点における当該商品の値引情報を取得する。出力手段は、取得手段により商品毎に取得した値引情報を出力する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
値引対象の商品に貼付される貼付物と関連付けて、当該貼付物が貼付された商品毎に、時間経過に応じて変動する値引要素のパターンと、当該パターンの運用開始時点とを記憶する記憶手段と、
前記貼付物が貼付された商品毎に、当該商品に対して記憶された前記パターンの運用開始時点からの時間経過に応じた値引要素を基に、現時点における当該商品の値引情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により商品毎に取得した値引情報を出力する出力手段と、
を具備する情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記値引要素のパターンには、
日数を単位として値引要素が変動する日数タイプと、
時間を単位として値引要素が変動する時間タイプと、
があり、
前記取得手段は、
前記貼付物が貼付された商品に対して記憶されたパターンが前記日数タイプである場合には、当該パターンの前記運用開始時点における日付から現在の日付までの経過日数を求めてその経過日数に応じた値引要素を取得し、
前記貼付物が貼付された商品に対して記憶されたパターンが前記時間タイプである場合には、当該パターンの前記運用開始時点における時刻から現在の時刻までの経過時間を求めてその経過時間に応じた値引要素を取得する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記値引要素のパターンには、
時間経過に応じて値引額が変動する値引タイプと、
時間経過に応じて割引率が変動する割引タイプと、
があり、
前記取得手段は、
前記貼付物が貼付された商品に対して記憶されたパターンが前記値引タイプである場合には、当該パターンの前記運用開始時点からの時間経過に応じた値引要素を現時点における当該商品の値引額として取得し、
前記貼付物が貼付された商品に対して記憶されたパターンが前記割引タイプである場合には、当該パターンの前記運用開始時点からの時間経過に応じた値引要素を現時点における当該商品の割引率として取得する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記取得手段は、
前記貼付物が貼付された商品毎に、前記運用開始時点からの時間経過量が当該商品に対して設定された上限を超えると当該商品の値引情報を取得しない、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記取得手段により商品毎に取得した値引情報と各商品に貼付された前記貼付物の画像とから前記商品毎に値引画像を作成する作成手段、
をさらに具備し、
前記出力手段は、前記作成手段により商品毎に作成された前記値引画像を、当該商品の販売情報が表示される電子棚札に出力する、請求項1乃至4のうちいずれか一記載の情報処理装置。
【請求項6】
値引対象の商品に貼付される貼付物と関連付けて、当該貼付物が貼付された商品毎に、時間経過に応じて変動する値引要素のパターンと、当該パターンの運用開始時点とを記憶する情報処理装置のコンピュータを、
前記貼付物が貼付された商品毎に、当該商品に対して記憶された前記パターンの運用開始時点からの時間経過に応じた値引要素を基に、現時点における当該商品の値引情報を取得する取得手段、
前記取得手段により商品毎に取得した値引情報を出力する出力手段、
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置及びそのプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
スーパーマーケット、ドラッグストア等の店舗では、値引の対象となる商品に、値引額又は割引率を表記したシール等の貼付物を貼付することが行われている。貼付物が貼付された商品は、その貼付物に表記された値引額又は割引率で定価よりも値引されて販売される。
【0003】
通常、値引の対象となる商品は、消費期限又は賞味期限が近付いた商品、あるいは在庫処分の対象となった商品等である。これらの商品を値引して販売することにより、売れ残りによるロスを低減できる。このような効果は、消費期限又は賞味期限までの残り時間、あるいは在庫処分までの残り時間が少なくなるに従い値引額又は割引率によって決まる値引の額を大きくすることで、さらに高くなると考えられる。しかしながら、値引の額を大きくするためには、貼付物を貼り替える作業が必要となるため煩雑となり、効率が悪い。その上、値引の対象となる1つの商品に対して2種類以上の貼付物が必要となるため、多くの貼付物が必要となり、コストの面でもさらなる改善が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-074013号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、貼付物によって定まる値引の額を動的に変えることで貼付物を貼り替える作業を不要にでき、作業の効率化及び低コスト化を図り得る情報処理装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態において、情報処理装置は、記憶手段と、取得手段と、出力手段とを備える。記憶手段は、値引対象の商品に貼付される貼付物と関連付けて、当該貼付物が貼付された商品毎に、時間経過に応じて変動する値引要素のパターンと、当該パターンの運用開始時点とを記憶する。取得手段は、貼付物が貼付された商品毎に、当該商品に対して記憶されたパターンの運用開始時点からの時間経過に応じた値引要素を基に、現時点における当該商品の値引情報を取得する。出力手段は、取得手段により商品毎に取得した値引情報を出力する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本実施形態の店舗が備えるシステムの構成図である。
図2は、商品棚に値引対象の商品と値引対象外の商品とが陳列された状態を示す模式図である。
図3は、電子棚札のディスプレイに表示される画像の一例である。
図4は、棚札レコードの主要なデータ構造を示す模式図である。
図5は、商品レコードの主要なデータ構造を示す模式図である。
図6は、シールレコードの主要なデータ構造を示す模式図である。
図7は、POSサーバの要部回路構成を示すブロック図である。
図8は、パターンテーブルのデータ構造を示す模式図である。
図9は、シール別テーブルのデータ構造を示す模式図である。
図10は、担当者端末の要部回路構成を示すブロック図である。
図11は、担当者端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。
図12は、POSサーバのプロセッサが実行する第1の情報処理の要部手順を示す流れ図である。
図13は、POSサーバのプロセッサが実行する第2の情報処理の要部手順を示す流れ図である。
図14は、図13における現在値更新処理の手順を具体的に示す流れ図である。
図15は、図13における棚札表示処理の手順を具体的に示す流れ図である。
図16は、シール別テーブルに記憶されるデータの遷移例を示す図である。
図17は、図16に示したシール別テーブル62のデータの遷移に応じて作成される値引画像の例を示す図である。
図18は、電子棚札のディスプレイに表示される画像の一例を示す図である。
図19は、POSサーバのプロセッサが実行する第3の情報処理の要部手順を示す流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、貼付物によって定まる値引の額を動的に変えることで貼付物を貼り替える作業を不要にでき、作業の効率化及び低コスト化を図り得る情報処理装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施形態は、電子棚札システムを導入したスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア等の店舗に構築されるPOS(Point Of Sales)システムのPOSサーバに情報処理装置としての機能を適用した場合である。
【0009】
[店舗システムの構成説明]
図1は、本実施形態の店舗が備えるシステムの構成図である。店舗は、POSシステム10と電子棚札システム20とを備える。
【0010】
POSシステム10は、複数台のPOS端末11と、各POS端末11を一元的に制御するPOSサーバ12とを含み、各POS端末11とPOSサーバ12とを通信ネットワーク13で接続してなる。POSシステム10は、各POS端末11で登録された各商品の販売データを随時POSサーバ12で収集し集計して、店舗全体の売上、在庫等をリアルタイムに管理するようにしたものである。このようなPOSシステム10の基本構成については周知であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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