TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025098856
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215265
出願日
2023-12-20
発明の名称
ラベルプリンタ及び管理システム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人i.PARTNERS特許事務所
主分類
B41J
29/393 20060101AFI20250625BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ギャップセンサの異常を検知することができる技術を提供する。
【解決手段】シート30に一方向に並ぶように複数のラベルが付された媒体を前記一方向に搬送するとともに前記ラベルに画像を形成するラベルプリンタ1であって、前記媒体に向けて光を照射する発光部401と、該発光部401により照射された光を受光する受光部402とを有するギャップセンサ40と、前記ギャップセンサ40により検知された検出値のピーク値よりも低い値またはボトム値よりも高い値を前記複数のラベル間のギャップを検知するための第1センサ閾値に設定し、該第1センサ閾値と、前記検出値に対して所定の値に設定された第2センサ閾値との比較に基づいて、前記ギャップセンサ40の異常の有無を判定するプロセッサとを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに一方向に並ぶように複数のラベルが付された媒体を前記一方向に搬送するとともに前記ラベルに画像を形成するラベルプリンタであって、
前記媒体に向けて光を照射する発光部と、該発光部により照射された光を受光する受光部とを有するギャップセンサと、
前記ギャップセンサにより検知された検出値のピーク値よりも低い値またはボトム値よりも高い値を前記複数のラベル間のギャップを検知するための第1センサ閾値に設定し、該第1センサ閾値と、前記検出値に対して所定の値に設定された第2センサ閾値との比較に基づいて、前記ギャップセンサの異常の有無を判定するプロセッサと
を備えるラベルプリンタ。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記受光部は、前記発光部により照射された光が前記媒体を透過した光を受光し、
前記プロセッサは、前記第1センサ閾値を前記検出値のピーク値よりも低い値に設定し、前記第1センサ閾値が前記第2センサ閾値以下である場合、前記ギャップセンサが異常であると判定することを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。
【請求項3】
前記受光部は、前記発光部により照射された光が前記媒体に反射された光を受光し、
前記プロセッサは、前記第1センサ閾値を前記検出値のボトム値よりも高い値に設定し、前記第1センサ閾値が前記第2センサ閾値以上である場合、前記ギャップセンサが異常であると判定することを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記第1センサ閾値の設定と、前記ギャップセンサの異常の有無の判定とを、前記ラベルプリンタの電源投入時、または前記ラベルプリンタの内部にアクセスするためのカバー部の開閉時に実行することを特徴とする請求項1に記載のラベルプリンタ。
【請求項5】
請求項1に記載の前記ラベルプリンタと、該ラベルプリンタと通信可能に接続されたサーバ装置とを備える管理システムであって、
前記サーバ装置は、
前記ラベルプリンタによる判定結果が異常である場合、前記サーバ装置に接続され、異常と判定されたラベルプリンタに対応付けられた端末装置に前記ギャップセンサの異常を通知するプロセッサを備える管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ラベルプリンタ及びこのラベルプリンタを備える管理システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、シートに一方向に並ぶように複数のラベルが付された媒体への印刷を行うラベルプリンタが知られている。ラベルプリンタには、発光部と受光部とを有するギャップセンサが設けられているものがある。ギャップセンサは、隣接するラベル間のギャップ、即ち台紙におけるラベルが存在しない部分の位置を検知する。ラベルプリンタは、ギャップの検知によって、媒体の先端位置を補正することができる。
【0003】
このようなラベルプリンタにおいては、ギャップセンサの検出値に基づいてギャップが検知される。よって、紙粉が付着するなどしてギャップセンサの受光部に汚れが生じた場合、媒体の先端位置を適切に補正することができず、ラベルプリンタによる印字が適切になされないことがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-113884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、ギャップセンサの異常を検知することができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態において、シートに一方向に並ぶように複数のラベルが付された媒体を前記一方向に搬送するとともに前記ラベルに画像を形成するラベルプリンタであって、前記媒体に向けて光を照射する発光部と、該発光部により照射された光を受光する受光部とを有するギャップセンサと、前記ギャップセンサにより検知された検出値のピーク値よりも低い値またはボトム値よりも高い値を前記複数のラベル間のギャップを検知するための第1センサ閾値に設定し、該第1センサ閾値と、前記検出値に対して所定の値に設定された第2センサ閾値との比較に基づいて、前記ギャップセンサの異常の有無を判定するプロセッサとを備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る管理システムの構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係るインラインプリンタとして用いられるラベルプリンタを示す概略斜視図である。
第1実施形態に係るラベルプリンタの内部構成を示す概略側面図である。
第1実施形態に係るラベルプリンタにより印字される媒体を示す概略図である。
第1実施形態に係るラベルプリンタの制御系の構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る閾値設定処理の動作を示すフローチャートである。
第1実施形態に係るギャップセンサによる検出値を示す概略図である。
第1実施形態に係る通知処理の動作を示すフローチャートである。
第2実施形態に係るラベルプリンタの内部構成を示す概略側面図である。
第2実施形態に係るラベルプリンタにより印字される媒体を示す概略図である。
第2実施形態に係る閾値設定処理の動作を示すフローチャートである。
第2実施形態に係るギャップセンサによる検出値を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。各図において、同一構成については同一の符号が付される。
【0009】
<第1実施形態>
(管理システムの構成)
第1実施形態に係るラベルプリンタを含む管理システムの構成について説明する。図1は、本実施形態に係る管理システムの構成を示すブロック図である。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係る管理システムは、3つのラベルプリンタ1と、3つの端末装置2と、1つのサーバ装置3とを備える。3つのラベルプリンタ1、3つの端末装置2、サーバ装置3は、互いにネットワークNにより通信可能に接続される。本実施形態においては、管理システムは、少なくとも1つ以上のラベルプリンタ1と、少なくとも1つ以上の端末装置2と、1つのサーバ装置3とを備えるものであればよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
シヤチハタ株式会社
印判
1か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
5か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
3か月前
三光株式会社
感熱記録材料
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
日本製紙株式会社
感熱記録体
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
22日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
23日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
6か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
5か月前
理想科学工業株式会社
印刷装置
3か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
6か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
5か月前
三栄電機株式会社
プリンタ
3か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
3か月前
キヤノン電子株式会社
サーマルプリンタ
3か月前
ベルク工業有限会社
静電成膜装置
4か月前
続きを見る
他の特許を見る