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公開番号
2025100794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025069335,2021017500
出願日
2025-04-21,2021-02-05
発明の名称
プリンタおよびプログラム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
12/00 20060101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約
【課題】繰り返し書換えて使用されるデータの記憶に用いられるフラッシュメモリの劣化を抑えて長寿命化させることが可能なメモリ制御装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】フラッシュメモリへの書込みおよび消去を行うメモリ制御装置であって、前記フラッシュメモリが備える所定の記憶領域にデータが書込まれていない空白領域があり、且つ、前記空白領域の容量が書込み対象データの容量に足れば、前記空白領域に前記書込み対象データを書込む書込み処理部と、前記空白領域がないか、又は、前記空白領域の容量が前記書込み対象データの容量に不足であれば、前記記憶領域の全体を消去する消去処理部と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
フラッシュメモリへの書込みおよび消去を行うメモリ制御装置であって、
前記フラッシュメモリが備える所定の記憶領域にデータが書込まれていない空白領域があり、且つ、前記空白領域の容量が書込み対象データの容量に足れば、前記空白領域に前記書込み対象データを書込む書込み処理部と、
前記空白領域がないか、又は、前記空白領域の容量が前記書込み対象データの容量に不足であれば、前記記憶領域の全体を消去する消去処理部と、
を備えるメモリ制御装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記書込み処理部は、
所定の設定の書込みに際して、当該設定を書込む対象とする前記所定の記憶領域の容量を、前記フラッシュメモリにおける消去処理の単位であるブロックの容量に対応させ、
前記設定の1回の書込みに対応付ける領域の容量を、前記所定の記憶領域の容量の整数分の一倍とし、
前記ブロックを整数分の一倍した各領域を、前記設定の更新に伴って順次使用する
請求項1に記載のメモリ制御装置。
【請求項3】
前記消去処理部は、前記書込み処理部が前記ブロックを整数分の一倍した各領域を全て使い終えた次の書込みに先立って、前記ブロックが記憶するデータを消去する
請求項2に記載のメモリ制御装置。
【請求項4】
フラッシュメモリへの書込みおよび消去を行うメモリ制御装置が備えるコンピュータを、
前記フラッシュメモリが備える所定の記憶領域にデータが書込まれていない空白領域があり、且つ、前記空白領域の容量が書込み対象データの容量に足れば、前記空白領域に前記書込み対象データを書込む書込み処理部と、
前記空白領域がないか、又は、前記空白領域の容量が前記書込み対象データの容量に不足であれば、前記記憶領域の全体を消去する消去処理部と、
として機能させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、メモリ制御装置およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えばPOS端末などの販売データ処理装置は、備え付けのプリンタにより、レシート等の印字・出力(発行)を行う。このようなレシート等を発行するプリンタには、POS端末のユーザが設定した各種設定が記憶され、当該設定をレシートの発行時に参照するものがある。そのようなプリンタにおいては、ユーザが設定を変更する都度、設定の書換えが行われる。
【0003】
上述の設定の記憶には、費用対効果等の勘案により最適とされて、フラッシュメモリが使用されていることが多い。フラッシュメモリは、周知のとおり、書換え回数の保証値が定められており、当該保証値を書換え回数が上回ると、フラッシュメモリの劣化がある程度進行していると考えられるので、フラッシュメモリが故障する可能性が高くなっていると言える。
【0004】
上述のようなフラッシュメモリの劣化を抑えてフラッシュメモリを長寿命化するための案は、例えば特許文献1に記載の技術のように様々提案されている。しかしながらそれらは、例えばPOS端末に備え付けのプリンタのようなある程度定まった使用方法が想定される装置において求められる、容易に適用可能且つ効果的な案であるとは言い難い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、繰り返し書換えて使用されるデータの記憶に用いられるフラッシュメモリの劣化を抑えて長寿命化させることが可能なメモリ制御装置およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態のメモリ制御装置は、フラッシュメモリへの書込みおよび消去を行うものであって、前記フラッシュメモリが備える所定の記憶領域にデータが書込まれていない空白領域があり、且つ、前記空白領域の容量が書込み対象データの容量に足れば、前記空白領域に前記書込み対象データを書込む書込み処理部と、前記空白領域がないか、又は、前記空白領域の容量が前記書込み対象データの容量に不足であれば、前記記憶領域の全体を消去する消去処理部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態におけるPOS端末およびプリンタの外観を示す斜視図である。
図2は、プリンタの構成を示すブロック図である。
図3は、プリンタの機能構成を示すブロック図である。
図4は、設定記憶部の容量分割について説明する図である。
図5は、設定記憶部の使われ方を模式的に示す図である。
図6は、各種設定値の書込み対象とされる領域の管理情報の一例をテーブル形式で示した図である。
図7は、書込み処理部および消去処理部としての制御部が行う処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
図8は、設定記憶部の記憶状況の変遷について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1の実施形態)
実施形態について図面を用いて説明する。本実施形態では、店舗で使用されるPOS(Point Of Sales)端末に接続して用いられレシート等を発行するプリンタに本発明を適用した例について説明するが、適用はこれに限定されない。
【0009】
図1は、実施形態におけるPOS端末2およびプリンタ1の外観を示す斜視図である。POSシステム100は、POS端末2と当該POS端末2に接続されたプリンタ1とを備えている。
【0010】
POS端末2は、キーボード21および表示部22を備えている。POS端末2は、キーボード21を介して、一取引の会計を締めてレシートを発行する指示を受付ける。また、POS端末2は、キーボード21を介して各種操作を受付けて、プリンタ1によるレシートの発行(印字および切断)にかかる設定を受付ける。
(【0011】以降は省略されています)
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