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公開番号2024154646
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023068584
出願日2023-04-19
発明の名称ステータ用コイル及び回転電機
出願人株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人
主分類H02K 3/04 20060101AFI20241024BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】内側渡線及び外側渡線の電気抵抗を低減できるステータ用コイル及び回転電機を提供する。
【解決手段】コイル17は、三相交流電流が印加される環状のU相、V相、及びW相のコイルループ17u,17v,17wを有している。各相のコイルループ17u,17v,17wにおいて、第1ラジアル部、第1内側渡線部、及び第1外側渡線部を有する第1導電部と、第2ラジアル部、第2内側渡線部、及び第2外側渡線部を有する第2導電部とは、軸方向において異なる位置に設けられるとともに周方向において交互に配置されている。第1内側渡線部及び第2内側渡線部は、内側渡線の一部を構成している。第1外側渡線部及び第2外側渡線部は、外側渡線の一部を構成している。各相の第1ラジアル部は、他の2相の第2ラジアル部の一部と軸方向に重なっている。各相の第2ラジアル部は、他の2相の第1ラジアル部の一部と軸方向に重なっている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
回転電機のステータに用いられる円環状のステータ用コイルであって、
周方向に1相ずつずらした状態で分布巻きされるとともに三相交流電流が印加される環状のU相、V相、及びW相のコイルループを有し、
各相の前記コイルループは、
径方向に沿って延びる第1ラジアル部、前記第1ラジアル部よりも径方向内側に位置するとともに前記第1ラジアル部に対して傾斜するように延びる第1内側渡線部、及び前記第1ラジアル部よりも径方向外側に位置するとともに前記第1ラジアル部に対して傾斜するように延びる第1外側渡線部を有する複数の第1導電部と、
径方向に沿って延びる第2ラジアル部、前記第2ラジアル部よりも径方向内側に位置するとともに前記第2ラジアル部に対して傾斜するように延びる第2内側渡線部、及び前記第2ラジアル部よりも径方向外側に位置するとともに前記第2ラジアル部に対して傾斜するように延びる第2外側渡線部を有する複数の第2導電部と、
を有し、
前記第1導電部と前記第2導電部は、軸方向において異なる位置に設けられるとともに周方向において交互に配置され、
前記第1内側渡線部及び前記第2内側渡線部は、内周部において前記第1ラジアル部と前記第2ラジアル部とを電気的に接続する内側渡線の一部を構成し、
前記第1外側渡線部及び前記第2外側渡線部は、外周部において前記第1ラジアル部と前記第2ラジアル部とを電気的に接続する外側渡線の一部を構成し、
各相の前記第1ラジアル部は、他の2相の前記第2ラジアル部の一部と軸方向に重なるとともに、各相の前記第2ラジアル部は、他の2相の前記第1ラジアル部の一部と軸方向に重なり、
各相の前記コイルループにおいて、正方向の電流が印加されたとき、前記第1ラジアル部では、径方向の一方側から他方側に向かって電流が流れ、前記第2ラジアル部では、径方向の他方側から一方側に向かって電流が流れ、負方向の電流が印加されたとき、前記第1ラジアル部では、径方向の他方側から一方側に向かって電流が流れ、前記第2ラジアル部では、径方向の一方側から他方側に向かって電流が流れることを特徴とするステータ用コイル。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
各相の前記第1ラジアル部の周方向の中心に位置するとともに径方向に延びる直線は、当該第1ラジアル部と軸方向に重なる他の2相の前記第2ラジアル部の周方向の中間に位置するとともに径方向に延びる直線と軸方向に重なり、
各相の前記第2ラジアル部の周方向の中心に位置するとともに径方向に延びる直線は、当該第2ラジアル部と軸方向に重なる他の2相の前記第1ラジアル部の周方向の中間に位置するとともに径方向に延びる直線と軸方向に重なっている請求項1に記載のステータ用コイル。
【請求項3】
ロータとステータとを備え、
前記ステータは、請求項1又は請求項2に記載のステータ用コイルを有することを特徴とする回転電機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータ用コイル及び回転電機に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ロータとステータとが回転軸の軸方向に積層されたアキシャル型の回転電機が開示されている。ステータは、円環状のコイルを有している。コイルは、U相、V相、及びW相のコイルループを有している。各相のコイルループは、環状をなしている。U相のコイルループ、V相のコイルループ、及びW相のコイルループは、回転軸の周方向においてずらした状態で配置されている。
【0003】
図20は、特許文献1のコイル201の一部を示す模式図である。図20の紙面上側及び下側は、回転軸の径方向の外側及び内側にそれぞれ対応している。図20における紙面左右方向は、回転軸の周方向に対応している。U相のコイルループ261、V相のコイルループ262、及びW相のコイルループ263はそれぞれ、第1コイルループ要素261A及び第2コイルループ要素261Bの2つのコイルループ要素からなる。
【0004】
第1コイルループ要素261A及び第2コイルループ要素261Bはそれぞれ、回転軸の周方向に配列された複数の折れ線状コイルセグメント241aを有している。各折れ線状コイルセグメント241aは、接合部241b、斜め方向部241c、中心方向直線部241d、斜め方向部241e、及び接合部241fを有している。接合部241b、斜め方向部241c、中心方向直線部241d、斜め方向部241e、及び接合部241fは、回転軸の径方向外側から内側に向かってこの順に並んでいる。中心方向直線部241dは、回転軸の径方向に沿って延びている。斜め方向部241c及び斜め方向部241eは、中心方向直線部241dに対して斜め方向に延びている。
【0005】
回転軸の周方向に隣り合う折れ線状コイルセグメント241aは、接合部241b同士及び接合部241f同士が接合されることによって電気的に接続されている。接合部241b及び斜め方向部241cは、コイル201の外周部において回転軸の周方向に隣り合う中心方向直線部241dを電気的に接続する外側渡線を構成している。斜め方向部241e及び接合部241fは、コイル201の内周部において回転軸の周方向に隣り合う中心方向直線部241dを電気的に接続する内側渡線を構成している。
【0006】
図20及び図21に示すように、第1コイルループ要素261Aと第2コイルループ要素261Bは、回転軸の周方向において1ピッチ分位相をずらした状態で配置されている。第1コイルループ要素261Aの中心方向直線部241dと、第2コイルループ要素261Bの中心方向直線部241dとは、回転軸の軸方向において重なっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2008-61357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
内側渡線及び外側渡線の電気抵抗が大きいほど、内側渡線及び外側渡線で発生する銅損は増大する。このため、内側渡線及び外側渡線の電気抵抗の低減が望まれている。導体の電気抵抗は、導体の長さが短いほど小さくなる。このため、内側渡線及び外側渡線の長さを短くすることが望まれている。また、導体の電気抵抗は、導体の幅が大きいほど、導体の断面積が大きくなるため、小さくなる。このため、内側渡線及び外側渡線の幅を大きくすることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記問題点を解決するためのステータ用コイルは、回転電機のステータに用いられる円環状のステータ用コイルであって、周方向に1相ずつずらした状態で分布巻きされるとともに三相交流電流が印加される環状のU相、V相、及びW相のコイルループを有し、各相の前記コイルループは、径方向に沿って延びる第1ラジアル部、前記第1ラジアル部よりも径方向内側に位置するとともに前記第1ラジアル部に対して傾斜するように延びる第1内側渡線部、及び前記第1ラジアル部よりも径方向外側に位置するとともに前記第1ラジアル部に対して傾斜するように延びる第1外側渡線部を有する複数の第1導電部と、径方向に沿って延びる第2ラジアル部、前記第2ラジアル部よりも径方向内側に位置するとともに前記第2ラジアル部に対して傾斜するように延びる第2内側渡線部、及び前記第2ラジアル部よりも径方向外側に位置するとともに前記第2ラジアル部に対して傾斜するように延びる第2外側渡線部を有する複数の第2導電部と、を有し、前記第1導電部と前記第2導電部は、軸方向において異なる位置に設けられるとともに周方向において交互に配置され、前記第1内側渡線部及び前記第2内側渡線部は、内周部において前記第1ラジアル部と前記第2ラジアル部とを電気的に接続する内側渡線の一部を構成し、前記第1外側渡線部及び前記第2外側渡線部は、外周部において前記第1ラジアル部と前記第2ラジアル部とを電気的に接続する外側渡線の一部を構成し、各相の前記第1ラジアル部は、他の2相の前記第2ラジアル部の一部と軸方向に重なるとともに、各相の前記第2ラジアル部は、他の2相の前記第1ラジアル部の一部と軸方向に重なり、各相の前記コイルループにおいて、正方向の電流が印加されたとき、前記第1ラジアル部では、径方向の一方側から他方側に向かって電流が流れ、前記第2ラジアル部では、径方向の他方側から一方側に向かって電流が流れ、負方向の電流が印加されたとき、前記第1ラジアル部では、径方向の他方側から一方側に向かって電流が流れ、前記第2ラジアル部では、径方向の一方側から他方側に向かって電流が流れることを要旨とする。
【0010】
上記構成によれば、各相の第1ラジアル部は、他の2相の第2ラジアル部の一部とコイルの軸方向に重なっている。また、各相の第2ラジアル部は、他の2相の第1ラジアル部の一部とコイルの軸方向に重なっている。このため、周方向に隣り合う同相の第1ラジアル部と第2ラジアル部との間隔は、従来技術において周方向に隣り合う同相の第1コイルループ要素の中心方向直線部と第2コイルループ要素の中心方向直線部との間隔よりも狭くなる。
(【0011】以降は省略されています)

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