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公開番号
2024154602
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023068516
出願日
2023-04-19
発明の名称
電動式アクチュエータ
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
B60N
2/90 20180101AFI20241024BHJP(車両一般)
要約
【課題】 外径寸法を小さくすることが可能な電動式アクチュエータの一例を開示する。
【解決手段】 ウォームホィール25の回転軸線Lhと直交する仮想平面に投影された電動モータ21の少なくとも一部は、当該仮想平面に投影されたウォーム24及び当該仮想平面に投影されたウォームホィール25の少なくとも一方と重なっている。ウォーム24を挟んでウォームホィール25と反対側に電動モータ21が存在しない。したがって、ウォームを挟んでウォームホィールと反対側に電動モータが配置された構成に比べて、少なくとも、紙面上下方向の外形寸法が小さくなる。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
乗物用シートの可動部を稼働させる電動式アクチュエータにおいて、
電動モータと、
前記電動モータの出力軸に設けられた第1歯車と、
前記第1歯車と噛み合う第2歯車であって、前記出力軸の回転軸線と平行な回転軸線を有する第2歯車と、
前記第2歯車から駆動力を受けて回転するウォームであって、前記出力軸の回転軸線と平行な回転軸線を有するウォームと、
前記ウォームと噛み合うウォームホィールであって、前記出力軸の回転軸線と直交する方向と平行な回転軸線を有するウォームホィールと、
前記ウォームホィールから駆動力を得て回転力を出力する出力部であって、前記ウォームホィールの回転軸線と平行な回転軸線を有する出力部とを備え、
前記ウォームホィールの回転軸線と直交する仮想平面に投影された前記電動モータの少なくとも一部は、当該仮想平面に投影された前記ウォーム及び当該仮想平面に投影された前記ウォームホィールの少なくとも一方と重なっている電動式アクチュエータ。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記第2歯車、前記ウォーム及び前記ウォームホィールを収納する歯車ケーシングを備え、
前記電動モータは、前記歯車ケーシング外に配置された状態で当該歯車ケーシングに支持されている請求項1に記載の電動式アクチュエータ。
【請求項3】
前記電動モータを支持する支持部は、モータ本体の前記出力軸側及び当該モータ本体を挟んで当該出力軸と反対側それぞれに設けられている請求項2に記載の電動式アクチュエータ。
【請求項4】
複数の前記支持部のうち前記出力軸側の支持部は、弾性部材を介して前記モータ本体を支持する構成である請求項3に記載の電動式アクチュエータ。
【請求項5】
前記出力軸の先端側を回転可能に支持する滑り軸受部であって、前記歯車ケーシングに固定された滑り軸受部を備える請求項2ないし4のいずれか1項に記載の電動式アクチュエータ。
【請求項6】
前記電動モータは、前記モータ本体内のうち前記出力軸と反対側に整流子及びブラシを有するDCモータである請求項3又は4に記載の電動式アクチュエータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、乗物用シートの可動部を稼働させる電動式アクチュエータに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載の電動式アクチュエータでは、電動モータ、2つの平歯車による第1減速部、並びにウォーム及びウォームホィールによる第2減速部を備え、電動モータがウォームを挟んでウォームホィールと反対側に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-285665号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の電動式アクチュエータでは、電動モータがウォームを挟んでウォームホィールと反対側に配置されているので、電動式アクチュエータの外形寸法は、電動モータ、ウォーム及びウォームホィールそれぞれの外形寸法の和以上となる。なお、外形寸法とは、ウォームホィールの回転軸線と直交する仮想平面に投影されたときの各部の外形寸法をいう。
【0005】
本開示は、上記点に鑑み、特許文献1に記載の電動式アクチュエータに比べて外径寸法を小さくすることが可能な電動式アクチュエータの一例を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
乗物用シートの可動部(11)を稼働させる電動式アクチュエータは、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
すなわち、当該構成要件は、電動モータ(21)と、電動モータ(21)の出力軸(21C)に設けられた第1歯車(22)と、第1歯車(22)と噛み合う第2歯車(23)であって、出力軸(21C)の回転軸線(Lm)と平行な回転軸線(Lg)を有する第2歯車(23)と、第2歯車(23)から駆動力を受けて回転するウォーム(24)であって、出力軸(21C)の回転軸線(Lm)と平行な回転軸線(Lw)を有するウォーム(24)と、ウォーム(24)と噛み合うウォームホィール(25)であって、出力軸(21C)の回転軸線(Lm)と直交する方向と平行な回転軸線(Lh)を有するウォームホィール(25)と、ウォームホィール(25)から駆動力を得て回転力を出力する出力部(26)であって、ウォームホィール(25)の回転軸線と平行な回転軸線(Lp)を有する出力部(26)とを備え、ウォームホィール(25)の回転軸線と直交する仮想平面に投影された電動モータ(21)の少なくとも一部は、当該仮想平面に投影されたウォーム(24)及び当該仮想平面に投影されたウォームホィール(25)の少なくとも一方と重なっていることである。
【0007】
これにより、当該電動式アクチュエータでは、当該仮想平面に投影された電動モータ(21)の少なくとも一部は、当該仮想平面に投影されたウォーム(24)及び当該仮想平面に投影されたウォームホィール(25)の少なくとも一方と重なっているので、特許文献1に記載の電動式アクチュエータに比べて外径寸法を小さくなる。
【0008】
なお、当該電動式アクチュエータは、例えば、以下の構成であってもよい。
すなわち、第1歯車(22)、第2歯車(23)、ウォーム(24)及びウォームホィール(25)を収納する歯車ケーシング(27)を備え、電動モータ(21)は、歯車ケーシング(27)外に配置された状態で当該歯車ケーシング(27)に支持されていることが望ましい。
【0009】
これにより、電動モータ(21)が歯車ケーシング(27)内に収納された構成に比べて、当該電動モータ(21)で発生した熱を容易に放熱することができるとともに、当該熱が歯車ケーシング(27)内に溜まってしまうことが抑制される。延いては、歯車ケーシング(27)内に封入された潤滑材等が熱により劣化してしまうことが抑制され得る。
【0010】
電動モータ(21)を支持する支持部(27C~27E)は、モータ本体(21D)の出力軸(21C)側及び当該モータ本体(21D)を挟んで当該出力軸(21C)と反対側それぞれに設けられていることが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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