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公開番号2024152701
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2024064536
出願日2024-04-12
発明の名称ケーブルホルダ及び車両用電気システム
出願人日東工業株式会社
代理人弁理士法人クスノキ特許事務所
主分類H01R 13/60 20060101AFI20241018BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】車両用電気装置との関連性を認識しやすいように被取付面に取り付け可能なケーブルホルダとすること。
【解決手段】車両用電気装置のケーブルを保持するために用いられるケーブルホルダ2であって、車両用電気装置と別体として設けられており、ケーブル本体部の端部に設けられたコネクタ部を保持するために用いることが可能なコネクタ保持部23と、ケーブルのケーブル本体部を保持するために用いることが可能なケーブル保持部22と、取付箇所に接触させることが可能な面である取付面部24と、を備え、少なくとも一つの取付面部が、平面視において、ケーブル保持部がケーブル本体部をガイドする方向となるケーブルガイド方向Cgdと鋭角をなす、若しくは、少なくとも一つの取付面部が、平面視において、コネクタ部が挿入される方向となるコネクタ挿入方向Cidと鋭角をなす構成とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
車両への充電若しくは車両からの放電を制御する制御部及び充電時若しくは放電時に車両に接続されるケーブルを備えた車両用電気装置のケーブルを保持するために用いられるケーブルホルダであって、
車両用電気装置と別体として設けられており、
ケーブル本体部の端部に設けられたコネクタ部を保持するために用いることが可能なコネクタ保持部と、ケーブルのケーブル本体部を保持するために用いることが可能なケーブル保持部と、取付箇所に接触させることが可能な面である取付面部と、を備え、
少なくとも一つの取付面部が、平面視において、ケーブル保持部がケーブル本体部をガイドする方向となるケーブルガイド方向と鋭角をなす、
若しくは、
少なくとも一つの取付面部が、平面視において、コネクタ部が挿入される方向となるコネクタ挿入方向と鋭角をなす、
ケーブルホルダ。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
取付箇所に接触させることが可能な面である取付面部を複数備え、
少なくとも一つの取付面部は、他の取付面部の内の少なくとも一つと異なる方向に向く請求項1に記載のケーブルホルダ。
【請求項3】
ケーブル保持部を備える本体部と、本体部を取付箇所に取り付けるために用いられる取付部材と、を備え、
取付部材の本体部への取り付け方を変更することで、本体部の取付箇所に対する角度を変更可能な請求項1に記載のケーブルホルダ。
【請求項4】
本体部を取付箇所に対して取り付ける場合に用いることが可能な第一取付部と、第一取付部を用いた取付箇所に対する取り付けとは異なる角度で本体部を取付箇所に対して取り付ける場合に用いることが可能な第二取付部と、を備え、
本体部を取付箇所に対して正面向きで取り付ける場合には、第二取付部が本体部の内側に位置することになり、
本体部を取付箇所に対して傾けて取り付ける場合には、第二取付部が本体部の外側に位置することになる請求項3に記載のケーブルホルダ。
【請求項5】
本体部を取付箇所に対して正面向きで取り付ける場合には、正面視で、二つの第一取付部の間に第二取付部が位置することになる請求項4に記載のケーブルホルダ。
【請求項6】
取付台に対して請求項1乃至5に記載のケーブルホルダと車両用電気装置が少なくとも一つずつ取り付けられる車両用電気システムであって、
車両用電気装置が取り付けられる第一の被取付面と、ケーブルホルダが取り付けられる第二の被取付面は、略垂直の角度をなす位置関係であり、
第二の被取付面に対して、平面視においてケーブルガイド方向若しくはコネクタ挿入方向と鋭角をなす取付面部が取り付けられる車両用電気システム。
【請求項7】
同一平面上の被取付面に対して、請求項1乃至5に記載のケーブルホルダと車両用電気装置が少なくとも一つずつ取り付けられる車両用電気システムであって、
被取付面に対して、平面視においてケーブルガイド方向若しくはコネクタ挿入方向と鋭角をなす取付面部が取り付けられる車両用電気システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーブルホルダ及び車両用電気システムに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されていることから理解されるように、取付台に取り付けられる車両用電気装置の背面を取付台の被取付面と対向するように配置することで、ケーブルのコネクタ部を被取付面に対して略垂直の方向から接続することができるケーブルホルダが知られている。このケーブルホルダのケーブル保持部は、ケーブルのケーブル本体部の巻き付け方向が被取付面と略平行となる。また、特許文献2の図7に示されることから理解されるように、車両用電気装置保持用スタンドに車両用電気装置を取り付けるとともに、その側面にフック部を形成することが知られている。特許文献2に開示の構成では、フック部の被取付面と略平行となるように、フック部に対してケーブル本体部が巻き付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-201282号公報
特開2015-43667号公報
【0004】
ところで、車両用電気装置保持用スタンドの前後方向に二つの車両用電気装置を取り付けることも想定される。車両用電気装置保持用スタンドの左右方向に二つのフック部を形成した場合、各フック部に巻き付けられたケーブル本体部は、車両用電気装置の左右両方に同じように位置することとなる。このため、どの車両用電気装置のケーブルのケーブル本体部がどのフック部に保持されているかを即座に判断できないおそれがある。また、特許文献1に開示されているようなケーブルホルダをフック部の代わりに車両用電気装置保持用スタンドに取り付けると、ケーブルホルダに対して、ケーブルのコネクタ部が左右方向に向いて保持されることとなる。このため、どの車両用電気装置のケーブルのコネクタ部がどのケーブルホルダに保持されているかを即座に判断できないおそれがある。また、一つの壁面に並列するように車両用電気装置を配置する場合、車両用電気装置どうしの間に特許文献1に開示されたようなケーブルホルダを配置すると、どの車両用電気装置のケーブルのケーブル本体部若しくはコネクタ部がどのケーブルホルダに保持されているかを即座に判断できないおそれがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、車両用電気装置との関連性を認識しやすいように被取付面に取り付け可能なケーブルホルダとすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、車両への充電若しくは車両からの放電を制御する制御部及び充電時若しくは放電時に車両に接続されるケーブルを備えた車両用電気装置のケーブルを保持するために用いられるケーブルホルダであって、車両用電気装置と別体として設けられており、ケーブル本体部の端部に設けられたコネクタ部を保持するために用いることが可能なコネクタ保持部と、ケーブルのケーブル本体部を保持するために用いることが可能なケーブル保持部と、取付箇所に接触させることが可能な面である取付面部と、を備え、少なくとも一つの取付面部が、平面視において、ケーブル保持部がケーブル本体部をガイドする方向となるケーブルガイド方向と鋭角をなす、若しくは、少なくとも一つの取付面部が、平面視において、コネクタ部が挿入される方向となるコネクタ挿入方向と鋭角をなす、ケーブルホルダとする。
【0007】
また、取付箇所に接触させることが可能な面である取付面部を複数備え、少なくとも一つの取付面部は、他の取付面部の内の少なくとも一つと異なる方向に向く構成とすることが好ましい。
【0008】
また、ケーブル保持部を備える本体部と、本体部を取付箇所に取り付けるために用いられる取付部材と、を備え、取付部材の本体部への取り付け方を変更することで、本体部の取付箇所に対する角度を変更可能な構成とすることが好ましい。
【0009】
また、本体部を取付箇所に対して取り付ける場合に用いることが可能な第一取付部と、第一取付部を用いた取付箇所に対する取り付けとは異なる角度で本体部を取付箇所に対して取り付ける場合に用いることが可能な第二取付部と、を備え、本体部を取付箇所に対して正面向きで取り付ける場合には、第二取付部が本体部の内側に位置することになり、本体部を取付箇所に対して傾けて取り付ける場合には、第二取付部が本体部の外側に位置することになる構成とすることが好ましい。
【0010】
また、本体部を取付箇所に対して正面向きで取り付ける場合には、正面視で、二つの第一取付部の間に第二取付部が位置することになる構成とすることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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