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公開番号2024150193
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023063479
出願日2023-04-10
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 15/00 20060101AFI20241016BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】現像ユニット10及び感光体ユニット20の画像形成装置本体に対する交換作業性を向上させることができる構成を提供する。
【解決手段】現像ユニット10及び感光体ユニット20は、画像形成装置本体に対して所定方向に挿抜可能である。感光体ユニット20は、画像形成装置本体の位置決め穴に挿入される位置決め軸210a、210bを有する。現像ユニット10は、位置決め軸210a、210bと係合する切り欠き穴131a、131bを有する。感光体ユニット20及び現像ユニット10は、挿抜時において、感光体ユニット20を所定方向に投影した第1投影面と、現像ユニット10を所定方向に投影した第2投影面とが重ならない。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置本体と、
前記画像形成装置本体に対して所定方向に挿抜可能であり、表面に静電潜像を担持可能な像担持体を有する像担持体ユニットと、
前記画像形成装置本体に対して前記所定方向に挿抜可能であり、前記像担持体に担持された静電潜像を現像剤により現像するための現像剤担持体を有する現像ユニットと、を備え、
前記画像形成装置本体は、位置決め穴を有し、
前記像担持体ユニットは、前記像担持体を有する像担持体本体部と、前記像担持体本体部を前記所定方向に投影した投影面から外れた位置に設けられて前記位置決め穴に挿入される位置決め軸であって、軸線方向が前記所定方向に沿った方向である位置決め軸と、前記像担持体本体部と前記位置決め軸とを接続する接続部と、を有し、
前記現像ユニットは、前記位置決め軸と係合する係合穴を有し、
前記係合穴は、前記接続部が前記所定方向に通過可能な切り欠き部を有し、
前記像担持体ユニット及び前記現像ユニットは、挿抜時において、前記像担持体ユニットを前記所定方向に投影した第1投影面と、前記現像ユニットを前記所定方向に投影した第2投影面とが重ならないことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記現像ユニットは、前記現像剤担持体を有する現像本体部と、前記係合穴が形成されると共に、前記現像本体部を揺動可能に支持する支持部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記現像本体部を、前記像担持体に担持された静電潜像を前記現像剤担持体により現像可能な現像位置と、前記現像位置よりも前記現像剤担持体を前記像担持体から離間させた離間位置とに移動させる移動機構を備え、
前記現像ユニットは、前記挿抜時において、前記離間位置に位置することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像形成装置本体は、前記位置決め穴と、前記像担持体ユニット及び前記現像ユニットが通過可能な開口部とを有するフレームを有し、
前記支持部は、前記開口部を跨ぐように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記画像形成装置本体は、第1係合部を有し、
前記現像ユニットは、前記第1係合部と係合可能な第2係合部を有し、前記像担持体ユニットが前記画像形成装置本体から抜き出された状態で、前記第1係合部と前記第2係合部との係合により前記画像形成装置本体に支持されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
画像形成装置本体と、
前記画像形成装置本体に対して所定方向に挿抜可能であり、表面に静電潜像を担持可能な像担持体を有する像担持体ユニットと、
前記画像形成装置本体に対して前記所定方向に挿抜可能であり、前記像担持体に担持された静電潜像を現像剤により現像するための現像剤担持体を有する現像ユニットと、を備え、
前記画像形成装置本体は、位置決め穴を有し、
前記現像ユニットは、前記現像剤担持体を有する現像ユニット本体と、前記現像ユニット本体を前記所定方向に投影した投影面から外れた位置に設けられて前記位置決め穴に挿入される位置決め軸であって、軸線方向が前記所定方向に沿った方向である位置決め軸と、前記現像ユニット本体と前記位置決め軸とを接続する接続部と、を有し、
前記像担持体ユニットは、前記位置決め軸と係合する係合穴を有し、
前記係合穴は、前記接続部が前記所定方向に通過可能な切り欠き部を有し、
前記像担持体ユニット及び前記現像ユニットは、挿抜時において、前記像担持体ユニットを前記所定方向に投影した第1投影面と、前記現像ユニットを前記所定方向に投影した第2投影面とが重ならないことを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
前記現像ユニット本体は、前記現像剤担持体を有する現像本体部と、前記位置決め軸が前記接続部を介して接続されると共に、前記現像本体部を揺動可能に支持する支持部と、を有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記現像本体部を、前記像担持体に担持された静電潜像を前記現像剤担持体により現像可能な現像位置と、前記現像位置よりも前記現像剤担持体を前記像担持体から離間させた離間位置とに移動させる移動機構を備え、
前記現像ユニットは、前記挿抜時において、前記離間位置に位置することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像形成装置本体は、前記位置決め穴と、前記像担持体ユニット及び前記現像ユニットが通過可能な開口部とを有するフレームを有し、
前記支持部は、前記開口部を跨ぐように配置されていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記画像形成装置本体は、第1係合部を有し、
前記像担持体ユニットは、前記第1係合部と係合可能な第2係合部を有し、前記現像ユニットが前記画像形成装置本体から抜き出された状態で、前記第1係合部と前記第2係合部との係合により前記画像形成装置本体に支持されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複数の機能を有する複合機などの画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置では、メンテナンス容易化や交換のために、現像ユニット及び感光体ユニット(像担持体ユニット)が画像形成装置本体に対して挿抜可能とする構成が知られている。これら現像ユニット及び感光体ユニットは、装着状態で互いに高精度に位置決めされることが求められる。このため、例えば、特許文献1には、画像形成装置本体側に設けられた1つの位置決めピンに対して、現像ユニット及び感光体ユニットの双方に設けられた位置決め穴が係合することで、ユニット同士の位置決めを精度良く行える構成が記載されている。
【0003】
即ち、特許文献1に記載の構成の場合、現像ユニットの画像形成装置本体への挿入方向手前側に設けられた支持部材に、画像形成装置本体のフレームに設けられた位置決めピンと係合する位置決め穴が形成されている。また、感光体ユニットの筐体に設けられた突出部には、位置決めピンと係合する位置決め穴が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011‐13292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の特許文献1に記載の構成の場合、現像ユニット及び感光体ユニットの画像形成装置本体への装着時には、まず、現像ユニットを画像形成装置本体に挿入し、支持部材に形成された位置決め穴を位置決めピンに係合させる。次いで、感光体ユニットを画像形成装置本体に挿入し、突出部に形成された位置決め穴を位置決めピンに係合させる。現像ユニット及び感光体ユニットを画像形成装置本体から抜き出す際は、これと逆の順番で行う。
【0006】
したがって、特許文献1に記載の構成の場合、現像ユニットを交換する際には、まず、感光体ユニットを画像形成装置本体から抜き出してから現像ユニットを抜き出す必要がある。即ち、ユニットの交換作業の際のユニットを抜き出す順番が決まっているため、交換作業が複雑である。近年、サービスコストの低減のため、現像ユニットなどの消耗品の交換をユーザ側で行えるようにすることが求められている。ユーザはこのようなユニットの交換作業に不慣れな場合が多いため、ユニットの交換作業性を向上させることが求められている。
【0007】
本発明は、現像ユニット及び像担持体ユニットの画像形成装置本体に対する交換作業性を向上させることができる構成を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の画像形成装置は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に対して所定方向に挿抜可能であり、表面に静電潜像を担持可能な像担持体を有する像担持体ユニットと、前記画像形成装置本体に対して前記所定方向に挿抜可能であり、前記像担持体に担持された静電潜像を現像剤により現像するための現像剤担持体を有する現像ユニットと、を備え、前記画像形成装置本体は、位置決め穴を有し、前記像担持体ユニットは、前記像担持体を有する像担持体本体部と、前記像担持体本体部を前記所定方向に投影した投影面から外れた位置に設けられて前記位置決め穴に挿入される位置決め軸であって、軸線方向が前記所定方向に沿った方向である位置決め軸と、前記像担持体本体部と前記位置決め軸とを接続する接続部と、を有し、前記現像ユニットは、前記位置決め軸と係合する係合穴を有し、前記係合穴は、前記接続部が前記所定方向に通過可能な切り欠き部を有し、前記像担持体ユニット及び前記現像ユニットは、挿抜時において、前記像担持体ユニットを前記所定方向に投影した第1投影面と、前記現像ユニットを前記所定方向に投影した第2投影面とが重ならないことを特徴とする。
【0009】
また、本発明の画像形成装置は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に対して所定方向に挿抜可能であり、表面に静電潜像を担持可能な像担持体を有する像担持体ユニットと、前記画像形成装置本体に対して前記所定方向に挿抜可能であり、前記像担持体に担持された静電潜像を現像剤により現像するための現像剤担持体を有する現像ユニットと、を備え、前記画像形成装置本体は、位置決め穴を有し、前記現像ユニットは、前記現像剤担持体を有する現像ユニット本体と、前記現像ユニット本体を前記所定方向に投影した投影面から外れた位置に設けられて前記位置決め穴に挿入される位置決め軸であって、軸線方向が前記所定方向に沿った方向である位置決め軸と、前記現像ユニット本体と前記位置決め軸とを接続する接続部と、を有し、前記像担持体ユニットは、前記位置決め軸と係合する係合穴を有し、前記係合穴は、前記接続部が前記所定方向に通過可能な切り欠き部を有し、前記像担持体ユニット及び前記現像ユニットは、挿抜時において、前記像担持体ユニットを前記所定方向に投影した第1投影面と、前記現像ユニットを前記所定方向に投影した第2投影面とが重ならないことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、現像ユニット及び像担持体ユニットの画像形成装置本体に対する交換作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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