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公開番号2024148657
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023061998
出願日2023-04-06
発明の名称スピーカ装置
出願人リズム株式会社
代理人弁理士法人コスモ国際特許事務所
主分類H04R 1/00 20060101AFI20241010BHJP(電気通信技術)
要約【課題】スピーカの携帯性や利便性、音響効果等が高められたスピーカ装置を提供する。
【解決手段】スピーカ装置10は、内部に3つの内側磁石が設けられた板状部24を有し、3つの磁石の各々が一対の磁極を板状部24の右側板面24R側と左側板面24L側に夫々向けられた姿勢で設けられたスタンド20と、右側板面24R側に向けられた3つの内側磁石の磁極の各々と対応する配置で3つの右側磁石が内部に設けられた右側吸着面34Rを有し、右側吸着面34Rが右側板面24Rに磁力により吸着される右側スピーカ30Rと、を備え、板状部24の内部に設けられた3つの内側磁石の各々は、右側板面24Rのうち右側吸着面34Rの中心点と対向する点を対称点として右側板面24Rを見たときに、同一の極性の磁極と回転対称とならない配置で設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
内部に複数の磁石が設けられた板状部を有し、前記複数の磁石の各々が一対の磁極を前記板状部の一方の板面側と他方の板面側に夫々向けられた姿勢で設けられたスタンドと、
前記一方の板面側に向けられた前記複数の磁石の磁極の各々と対応する配置で複数の磁石が内部に設けられた第1吸着面を有し、前記第1吸着面が前記一方の板面に磁力により吸着される第1スピーカと、を備え、
前記板状部の内部に設けられた前記複数の磁石の各々は、前記一方の板面のうち吸着される前記第1吸着面の中心点と対向する点を対称点として前記一方の板面を見たときに、同一の極性の磁極と回転対称とならない配置で設けられている、
スピーカ装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記他方の板面側に向けられた前記複数の磁石の磁極の各々と対応する配置で複数の磁石が内部に設けられた第2吸着面を有し、前記第2吸着面が前記他方の板面に磁力により吸着される第2スピーカを備え、
前記板状部の内部に設けられた前記複数の磁石の各々は、前記一方の板面のうち吸着される前記第1吸着面の中心点と対向する点を対称点として前記一方の板面を見たときに、及び前記他方の板面のうち吸着される前記第2吸着面の中心点と対向する点を対称点として前記他方の板面を見たときに、異なる極性の磁極とも回転対称とならない配置で設けられている、
請求項1に記載のスピーカ装置。
【請求項3】
前記他方の板面側に向けられた前記複数の磁石の磁極の各々と対応する配置で複数の磁石が内部に設けられた第2吸着面を有し、前記第2吸着面が前記他方の板面に磁力により吸着される第2スピーカを備え、
前記板状部の内部に奇数個の前記磁石が設けられている、請求項1に記載のスピーカ装置。
【請求項4】
前記第1スピーカは、略円筒状であり、
前記第1吸着面は、略円筒状とされた前記第1スピーカの底面に設けられている、
請求項1に記載のスピーカ装置。
【請求項5】
略円筒状とされた前記第1スピーカの側面に、前記第1スピーカを操作するための操作部が設けられている、請求項4に記載のスピーカ装置。
【請求項6】
前記スタンドは、充電端子を接続するための接続口を有する、請求項1に記載のスピーカ装置。
【請求項7】
前記スタンドは、略環状の取手部を有する、請求項1に記載のスピーカ装置。
【請求項8】
防水性を有する請求項1~7のいずれか1項に記載のスピーカ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スピーカ装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、浴室の壁面等に磁力により吸着されて、スマートフォン等の携帯端末から無線通信により音声信号を受信するスピーカ装置が知られている。例えば特許文献1には、筐体本体の背面部に磁力により壁面と密着するマグネットシートを備え、筐体本体の内部にスピーカユニット等が固定されたアクチュエータスピーカが開示されている。このアクチュエータスピーカは、携帯端末からBluetooth(登録商標)等の無線通信機能を用いて音声データを受信し、可聴音声を再生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-19298号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のように磁力により吸着されるスピーカ装置において、スピーカに電源ボタンやボリュームボタン等の操作部を個別に設け、スピーカを筐体に対して磁力により個別に吸着可能とすることにより、スピーカの携帯性や利便性、音響効果等を高めたい場合がある。しかしながら、このような磁石による吸着では、スピーカが筐体に対して必ずしも同じ向きで吸着されるとは限らず、操作部等がユーザの意図しない方向に向けられてスピーカが吸着される虞があった。
【0005】
本発明は、スピーカの携帯性や利便性、音響効果等が高められたスピーカ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のスピーカ装置は、内部に複数の磁石が設けられた板状部を有し、前記複数の磁石の各々が一対の磁極を前記板状部の一方の板面側と他方の板面側に夫々向けられた姿勢で設けられたスタンドと、前記一方の板面側に向けられた前記複数の磁石の磁極の各々と対応する配置で複数の磁石が内部に設けられた第1吸着面を有し、前記第1吸着面が前記一方の板面に磁力により吸着される第1スピーカと、を備え、前記板状部の内部に設けられた前記複数の磁石の各々は、前記一方の板面のうち吸着される前記第1吸着面の中心点と対向する点を対称点として前記一方の板面を見たときに、同一の極性の磁極と回転対称とならない配置で設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、スピーカの携帯性や利便性、音響効果等が高められたスピーカ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るスピーカ装置を前側から視た斜視図であって、左側スピーカ及び右側スピーカをスタンドに取り付けた状態の斜視図である。
実施形態に係るスピーカ装置を後側から視た斜視図であって、左側スピーカ及び右側スピーカをスタンドから取り外した状態の斜視図である。
スタンドの板状部の側面図であって、(a)は右側板面を見た側面図であり、(b)は左側板面を見た側面図である。
右側スピーカの斜視図である。
(a)は右側スピーカの右側吸着面を正面から見た図であり、(b)は左側スピーカの左側吸着面を正面から見た図である。
実施形態の変形例1に係るスピーカ装置におけるスタンドの板状部の側面図であって、(a)は右側板面を見た側面図であり、(b)は左側板面を見た側面図である。
実施形態の変形例2に係るスピーカ装置におけるスタンドの板状部の側面図であって、(a)は右側板面を見た側面図であり、(b)は左側板面を見た側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態に係るスピーカ装置10は、浴室等で使用される防水性を有するスピーカ装置10であり、スタンド20と、スタンド20の両側に設けられた右側スピーカ(第1スピーカ)30R及び左側スピーカ(第2スピーカ)30Lと、を備えている。スタンドの一部には、充電端子を接続するための接続口24aが設けられている(図2参照)。以下では、スタンド20の接続口24aが設けられた側をスピーカ装置10の後側、その反対側を前側とし、スピーカ装置10を前側から見たときの右側及び左側をそれぞれスピーカ装置10の右側及び左側として説明する。
【0010】
図2に示すように、右側スピーカ30R及び左側スピーカ30Lは、スタンド20に対して磁力により吸着されて取り付けられるようになっており、スタンド20に対して容易に着脱可能となっている。右側スピーカ30R及び左側スピーカ30Lは、後述するように夫々個別に電源がオンオフされて制御されるスピーカとなっている。スピーカ装置10は、図示しない通信部を備えることにより、無線通信によりスマートフォン等と接続し、スマートフォン等で再生される音楽等を右側スピーカ30R及び左側スピーカ30Lから放音することができる。無線通信を行う所定の無線通信方式は、例えば、Bluetooth(登録商標)やBluetooth(登録商標)のバージョン4以降に係るBluetooth Low Energy(BLE)等とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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