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公開番号2024148368
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023061459
出願日2023-04-05
発明の名称電力供給システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60L 1/00 20060101AFI20241010BHJP(車両一般)
要約【課題】メインDCDCコンバータが故障した際に、電気自動車の走行可能時間を向上させることができるようにすること。
【解決手段】電気自動車に搭載される電力供給システムであって、高電圧バッテリと、高電圧バッテリから供給される電力を降圧して、降圧後の電力を電気自動車が備える補機に供給するメインDCDCコンバータと、サブDCDCコンバータとを備え、メインDCDCコンバータが故障した際に、サブDCDCコンバータから補機へ電力供給を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
電気自動車に搭載される電力供給システムであって、
高電圧バッテリと、
前記高電圧バッテリから供給される電力を降圧して、降圧後の電力を前記電気自動車が備える補機に供給するメインＤＣＤＣコンバータと、
サブＤＣＤＣコンバータと
を備え、
前記メインＤＣＤＣコンバータが故障した際に、前記サブＤＣＤＣコンバータから前記補機へ電力供給を行う
ことを特徴とする電力供給システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電力供給システムに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
下記特許文献１には、高電圧バッテリ、補機バッテリ、発電装置、およびＤＣＤＣコンバータを備えた車両において、車両が走行不能に陥ることを抑制することを目的として、発電装置およびＤＣＤＣコンバータの一方が故障した場合、発電装置およびＤＣＤＣコンバータの他方から補機バッテリへ電力を供給する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－０４５４８９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、ＢＥＶ（Battery Electric Vehicle）等の電気自動車は、発電装置を有しないため、特許文献１の技術を適用することができず、ＤＣＤＣコンバータが故障した場合、当該電気自動車の走行可能時間を向上させることができない。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上述した課題を解決するために、一実施形態に係る電力供給システムは、電気自動車に搭載される電力供給システムであって、高電圧バッテリと、高電圧バッテリから供給される電力を降圧して、降圧後の電力を電気自動車が備える補機に供給するメインＤＣＤＣコンバータと、サブＤＣＤＣコンバータとを備え、メインＤＣＤＣコンバータが故障した際に、サブＤＣＤＣコンバータから補機へ電力供給を行う。
【発明の効果】
【０００６】
一実施形態に係る電力供給システムによれば、メインＤＣＤＣコンバータが故障した際に、電気自動車の走行可能時間を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
一実施形態に係る電力供給システムのシステム構成を示す図
一実施形態に係る電力供給システムの動作の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
【０００９】
（電力供給システム１００のシステム構成）
図１は、一実施形態に係る電力供給システム１００のシステム構成を示す図である。図１に示す電力供給システム１００は、ＢＥＶ（Battery Electric Vehicle）等の、電気自動車に搭載されるシステムである。
【００１０】
図１に示すように、一実施形態に係る電力供給システム１００は、高電圧バッテリ１０２、補機バッテリ１０４、メインＤＣＤＣコンバータ１０６、およびサブＤＣＤＣコンバータ１０８を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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