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公開番号2024147212
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023060081
出願日2023-04-03
発明の名称キャンピングカー
出願人VANTECH株式会社
代理人個人
主分類B60J 5/12 20060101AFI20241008BHJP(車両一般)
要約【課題】縦方向の長さが長いバックドアを跳ね上げたとしても、後方に大きく張り出すことがなく、もって後方側に間隔を狭めて設けられた塀や壁が障害とはならず、前記縦方向の長さが長いバックドアが開けられないとのことがなく、前記バックドアを折りたたみ式にした構造にしたときのように下側のドアを構成する室内側のインナーパネルが汚れてしまうとの課題もないキャンピングカーを提供する。
【解決手段】垂直方向跳ね上げ式バックドア2の構造を有するキャンピングカー1であって、前記垂直方向跳ね上げ式バックドア2を複数枚のドアパネル3で構成し、バックドア閉扉時には前記複数枚のドアパネル3が縦長方向に延出して縦長バックドア2を構成すると共に、バックドア開扉時には、バックドア2の最外側に配置されたドアパネル3の裏側へ、前記最外側に配置されたドアパネル3以外のドアパネル3がスライド収納できる構造とされたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
垂直方向跳ね上げ式バックドアの構造を有するキャンピングカーであって、
前記垂直方向跳ね上げ式バックドアを複数枚のドアパネルで構成し、バックドア閉扉時には前記複数枚のドアパネルが縦長方向に延出して縦長バックドアを構成すると共に、バックドア開扉時には、バックドアの最外側に配置されたドアパネルの裏側へ、前記最外側に配置されたドアパネル以外のドアパネルがスライド収納できる構造とされた、
ことを特徴とするキャンピングカー。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
垂直方向跳ね上げ式バックドアの構造を有するキャンピングカーであって、前記垂直方向跳ね上げ式バックドアを複数枚のドアパネルで構成し、
前記バックドアの最外側に配置されたドアパネルの幅方向両側には、該ドアパネルを垂直方向跳ね上げ、跳ね下げ可能にすべく伸縮杆によりキャンピングカーのドア枠と前記最外側に配置されたドアパネルの幅方向両側とを連結し、
前記最外側に配置されたドアパネルの裏側に設けられたドアパネルは、前記最外側に配置されたドアパネルの長手方向へ摺動可能に取り付けられ、前記最外側に位置するドアパネルの裏側に設けられたドアパネルは、跳ね上げ動作のとき、最外側に位置するドアパネルの裏側へ収納される構造とされ、
前記最外側に配置されたドアパネルの裏側に設けられたドアパネルのさらに裏側に設けられたドアパネルも、前記最外側に配置されたドアパネルの長手方向へ摺動可能に取り付けられ、前記最外側に配置されたドアパネルの裏側に設けられたドアパネルのさらに裏側に収納される構造とされた、
ことを特徴とするキャンピングカー。
【請求項3】
垂直方向跳ね上げ式バックドアの構造を有するキャンピングカーであって、前記垂直方向跳ね上げ式バックドアを2枚のドアパネルで構成し、
前記最外側に配置されたドアパネルの幅方向両側には、該ドアパネルを跳ね上げ、跳ね下げ可能にすべく伸縮杆によりキャンピングカーのドア枠と前記最外側に配置されたドアパネルの幅方向両側とを連結し、
前記最外側に配置されたドアパネルの裏側に設けられたドアパネルは、前記最外側に配置されたドアパネルの長手方向へ摺動可能に取り付けられ、前記最外側に配置されたドアパネルの裏側に設けられたドアパネルはバックドア開扉時跳ね上げのとき、前記最外側に配置されたドアパネルの裏側へ収納できる構造とされた、
ことを特徴とするキャンピングカー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はキャンピングカーに係り、特に、キャンピングカーの跳ね上げ式バックドアに関するものである。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、全高が略1.3m程度有するハイラックスキャンパーのキャンピングカーなどでは、そのバックドアにつき跳ね上げ式の構造が採用されており、その跳ね上げ式バックドアの縦方向長さは極めて長くとらなくてはならない。
【0003】
従って、前記縦方向の長さが長い一枚物の部材でバックドアを構成し、該バックドアを跳ね上げると、跳ね上げたバックドアの下端部が後方に大きく張り出してしまい、駐車場などでは後方側に設けられた塀や壁が障害となり、前記縦方向の長さが長い一枚物のバックドアが開けられないとの課題があった。
また、前記バックドアを折りたたみ式にする構造も考えられるが、折りたたみ式にすると下側のドアを構成する室内側のインナーパネルが雨などで汚れてしまうとの課題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7171155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来の課題に対処すべく創案されたものであって、全高が略1.3m程度有するハイラックスキャンパーのキャンピングカーなどに形成された縦方向の長さが長いバックドアを跳ね上げたとしても、後方に大きく張り出すことがなく、もって駐車場などで後方側に間隔を狭めて設けられた塀や壁が障害とはならず、前記縦方向の長さが長いバックドアが開けられないとのことがなく、また、前記バックドアを折りたたみ式にした構造にしたときのように下側のドアを構成する室内側のインナーパネルが雨などで汚れてしまうとの課題もないキャンピングカーを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によるキャンピングカーは、
垂直方向跳ね上げ式バックドアの構造を有するキャンピングカーであって、
前記垂直方向跳ね上げ式バックドアを複数枚のドアパネルで構成し、バックドア閉扉時には前記複数枚のドアパネルが縦長方向に延出して縦長バックドアを構成すると共に、バックドア開扉時には、バックドアの最外側に配置されたドアパネルの裏側へ、前記最外側に配置されたドアパネル以外のドアパネルがスライド収納できる構造とされた、
ことを特徴とし、
または、
垂直方向跳ね上げ式バックドアの構造を有するキャンピングカーであって、前記垂直方向跳ね上げ式バックドアを複数枚のドアパネルで構成し、
前記バックドアの最外側に配置されたドアパネルの幅方向両側には、該ドアパネルを垂直方向跳ね上げ、跳ね下げ可能にすべく伸縮杆によりキャンピングカーのドア枠と前記最外側に配置されたドアパネルの幅方向両側とを連結し、
前記最外側に配置されたドアパネルの裏側に設けられたドアパネルは、前記最外側に配置されたドアパネルの長手方向へ摺動可能に取り付けられ、前記最外側に位置するドアパネルの裏側に設けられたドアパネルは、跳ね上げ動作のとき、最外側に位置するドアパネルの裏側へ収納される構造とされ、
前記最外側に配置されたドアパネルの裏側に設けられたドアパネルのさらに裏側に設けられたドアパネルも、前記最外側に配置されたドアパネルの長手方向へ摺動可能に取り付けられ、前記最外側に配置されたドアパネルの裏側に設けられたドアパネルのさらに裏側に収納される構造とされた、
ことを特徴とし、
または、
垂直方向跳ね上げ式バックドアの構造を有するキャンピングカーであって、前記垂直方向跳ね上げ式バックドアを2枚のドアパネルで構成し、
前記最外側に配置されたドアパネルの幅方向両側には、該ドアパネルを跳ね上げ、跳ね下げ可能にすべく伸縮杆によりキャンピングカーのドア枠と前記最外側に配置されたドアパネルの幅方向両側とを連結し、
前記最外側に配置されたドアパネルの裏側に設けられたドアパネルは、前記最外側に配置されたドアパネルの長手方向へ摺動可能に取り付けられ、前記最外側に配置されたドアパネルの裏側に設けられたドアパネルはバックドア開扉時跳ね上げのとき、前記最外側に配置されたドアパネルの裏側へ収納できる構造とされた、
ことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によるキャンピングカーであれば、全高が略1.3m程度有するハイラックスキャンパーのキャンピングカーなどに形成された縦方向の長さが長いバックドアを跳ね上げたとしても、該バックドアが後方に大きく張り出すことがなく、もって駐車場などで後方側に間隔を狭めて設けられた塀や壁が障害とはならず、前記縦方向の長さが長いバックドアが開けられないとのことがなく、また、前記バックドアを折りたたみ式にした構造にしたときのように下側のドアを構成する室内側のインナーパネルが雨などで汚れてしまうとの恐れもないキャンピングカーを提供できるとの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明によるキャンピングカーのバックドアの開扉する動作を説明する説明図(1)である。
本発明によるキャンピングカーのバックドアの開扉する動作を説明する説明図(2)である。
本本発明によるキャンピングカーのバックドアの開扉する動作を説明する説明図(3)である。
本発明によるキャンピングカーのバックドアを開扉した状態の斜視図である。
本発明によるキャンピングカーのバックドアを閉扉した状態の斜視図である。
本発明によるキャンピングカーのバックドアを閉扉した状態の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、垂直方向に向かって跳ね上げる、いわゆる跳ね上げ式バックドアの構造を有するキャンピングカー1に関するものであって、前記垂直方向跳ね上げ式バックドア2を縦方向にスライド可能にした複数枚のドアパネル3で構成し、バックドア2閉扉時には前記複数枚のドアパネル3がバックドア2の縦方向にスライド延出してキャンピングカー1のバックに有する開口を塞ぐ縦長バックドア2を構成すると共に、バックドア2開扉時には、バックドア2の最外側に配置されたドアパネル3の裏側へ、前記最外側に配置されたドアパネル3以外のドアパネル3がスライド収納できる構造とし、もってドアパネル3の長さを短くしてキャンピングカー1のうしろの間隔が狭く、壁などの障壁があったとしてもバックドア2が開扉できる構造としたキャンピングカー1であり、また、前記バックドア2の最外側に配置されたドアパネル3の幅方向両側には、該ドアパネル3を垂直方向跳ね上げ、跳ね下げ可能にすべく伸縮杆4によりキャンピングカー1のドア枠5と前記最外側に配置されたドアパネル3の幅方向両側6とを連結し、前記最外側に配置されたドアパネル3の裏側に設けられたドアパネル3は、前記最外側に配置されたドアパネル3の長手方向へ摺動可能に取り付けられて前記最外側に位置するドアパネル3の裏側に設けられたドアパネル3は、バックドア2の跳ね上げ動作のとき、最外側に位置するドアパネル3の裏側へ収納される構造とされ、また、前記最外側に配置されたドアパネル3の裏側に設けられたドアパネル3のさらに裏側に設けられたドアパネル3も、前記最外側に配置されたドアパネル3の長手方向へ摺動可能に取り付けられて前記最外側に配置されたドアパネルの裏側に設けられたドアパネル3のさらに裏側に収納される構造とされたキャンピングカー1であり、さらに、前記垂直方向跳ね上げ式バックドア2を2枚のドアパネル3で構成し、前記最外側に配置されたドアパネル3の幅方向両側には、該ドアパネル3を跳ね上げ、跳ね下げ可能にすべく伸縮杆4によりキャンピングカー1のドア枠5と前記最外側に配置されたドアパネル3の幅方向両側6とを連結し、前記最外側に配置されたドアパネル3の裏側に設けられたドアパネル3は、前記最外側に配置されたドアパネル3の長手方向へ摺動可能に取り付けられて前記最外側に配置されたドアパネル3の裏側に設けられたドアパネル3はバックドア2の開扉時跳ね上げのとき、前記最外側に配置されたドアパネル3の裏側へ収納できる構造とされたキャンピングカー1として構成したものである。
【0010】
以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
図1乃至図3はバックドア2を2枚のドアパネル3で構成し、該構成からなるバックドア2の垂直方向跳ね上げ、跳ね下げの動きを説明する説明図である。
(【0011】以降は省略されています)

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