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公開番号2024147060
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023059831
出願日2023-04-03
発明の名称ヒュージブルリンクユニット
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01H 85/20 20060101AFI20241008BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】バッテリへの組付けが容易に行えるヒュージブルリンクユニットを提供すること。
【解決手段】ヒュージブルリンクユニット1は、バッテリ10に対し長辺方向Xへ移動可能に掛止され、バッテリ10に取り付けられるロアカバー2と、バッテリ10から供給される電流が過電流である場合に溶断する可溶部33を有し、ロアカバー2に対し長辺方向Xと交差する短辺方向Yへ移動可能に掛止され、ロアカバー2に取り付けられるヒュージブルリンク3と、ヒュージブルリンク3に対し取り付けられバッテリポスト12に接続されるバッテリ端子4と、を備えて構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリに対しバッテリポストの軸方向と交差する第一方向へ移動可能に掛止され、前記バッテリに取り付けられる保持部材と、
前記バッテリから供給される電流が過電流である場合に溶断する可溶部を有し、前記保持部材に対し前記軸方向及び前記第一方向と交差する方向である第二方向へ移動可能に掛止され、前記保持部材に取り付けられるヒュージブルリンクと、
前記ヒュージブルリンクに対し取り付けられ、前記バッテリポストに接続されるバッテリ端子と、を備える、
ヒュージブルリンクユニット。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記保持部材は、前記バッテリを掛止し前記バッテリに対し前記保持部材の前記第一方向への移動を許容する第一掛止部と、前記ヒュージブルリンクを掛止し前記保持部材に対する前記ヒュージブルリンクの前記第二方向への移動を許容する第二掛止部と、を有する、
請求項1に記載のヒュージブルリンクユニット。
【請求項3】
前記バッテリ端子は、前記バッテリポストを挿通させるための挿通孔を形成した装着部を有し、
前記保持部材は、前記バッテリポストを挿通させるための孔であって前記挿通孔より大きく形成される設置孔を形成している、
請求項1又は2に記載のヒュージブルリンクユニット。
【請求項4】
上面から窪んだ凹部の位置に前記バッテリポストが設けられている前記バッテリに対し組み付けられている、
請求項1又は2に記載のヒュージブルリンクユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒュージブルリンクユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ヒュージブルリンクユニットとして、例えば、バッテリに対しロアカバーを取り付け、ロアカバーに対しヒュージブルリンクを取り付けて構成されるものが知られている。このヒュージブルリンクユニットは、連結端子を介してヒュージブルリンクにバッテリ端子を接続し、バッテリ端子をバッテリのバッテリポストに接続している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5869789号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなヒュージブルリンクユニットにあっては、ヒュージブルリンクのバッテリへの組付けが煩雑となる点で改善の余地がある。例えば、上述したヒュージブルリンクユニットにおいて、ヒュージブルリンクのバッテリへの組付けは、ヒュージブルリンクと連結端子を締結し、連結端子とバッテリ端子を接続した後、バッテリ端子をバッテリポストに接続して行われる。すなわち、上述したヒュージブルリンクユニットでは、ヒュージブルリンクの組み付けに連結端子が用いられ、連結端子の締結作業が必要となり、多くの作業工程を要する。このため、バッテリへの組付けがより容易に行えるヒュージブルリンクユニットの開発が望まれている。
【0005】
そこで、本発明は、バッテリへの組付けが容易に行えるヒュージブルリンクユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係るヒュージブルリンクユニットは、バッテリに対しバッテリポストの軸方向と交差する第一方向へ移動可能に掛止され、前記バッテリに取り付けられる保持部材と、前記バッテリから供給される電流が過電流である場合に溶断する可溶部を有し、前記保持部材に対し前記軸方向及び前記第一方向と交差する方向である第二方向へ移動可能に掛止され、前記保持部材に取り付けられるヒュージブルリンクと、前記ヒュージブルリンクに対し取り付けられ、前記バッテリポストに接続されるバッテリ端子と、を備えて構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るヒュージブルリンクユニットによれば、電気機器と接続を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るヒュージブルリンクユニットの斜視図である。
図2は、実施形態に係るヒュージブルリンクユニットの分解斜視図である。
図3は、実施形態に係るヒュージブルリンクユニットの側面図である。
図4は、図1のIV-IVにおけるヒュージブルリンクユニットの断面図である。
図5は、実施形態に係るヒュージブルリンクのバッテリ端子の斜視図である。
図6は、実施形態に係るヒュージブルリンクの組付けについて説明図である。
図7は、実施形態に係るヒュージブルリンクの組付けについて説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、ヒュージブルリンクユニットに関する。なお、以下の説明では、互いに交差する第一方向、第二方向、及び、第三方向のうち、第一方向を「長辺方向X」といい、第二方向を「短辺方向Y」といい、第三方向を「高さ方向Z」という。ここでは、長辺方向Xと短辺方向Yと高さ方向Zとは、相互に直交する。長辺方向Xは、平面形状を長方形としたバッテリの長辺に沿った方向に相当する。短辺方向Yは、バッテリの短辺に沿った方向に相当する。高さ方向Zは、バッテリの高さ方向であって、バッテリポストの軸方向に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が車両に搭載された状態での方向を表すものとする。なお、ここでいう直交は、ほぼ直交を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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