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公開番号
2024147012
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-16
出願番号
2023059776
出願日
2023-04-03
発明の名称
信号送受信装置
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04B
1/38 20150101AFI20241008BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】高周波信号を増幅して出力する装置において、信号間の干渉を防ぎつつ、発生した熱を放熱することが可能な信号送受信装置を提供する。
【解決手段】信号送受信装置10は、受信した第1光信号を電気信号に変換し、電気信号を複数の第1増幅部で増幅した送信用電気信号を、送信アンテナを介して、外部に無線通信で送信する送信部100を備える。また、信号送受信装置10は、外部から受信アンテナを介して受信し、複数の第2増幅部で増幅した受信用電気信号を、第2光信号に変換して出力する受信部200を備える。また、信号送受信装置10は、送信部100及び受信部200を冷却するための放熱部400を備える。放熱部400は、放熱用の空気を通過させるための複数の隔壁を有し、複数の隔壁によって放熱部400に形成される複数の経路は、所定の方向において幅が異なる。
【選択図】図2A
特許請求の範囲
【請求項1】
受信した第1光信号を電気信号に変換し、前記電気信号を複数の第1増幅部で増幅した送信用電気信号を、送信アンテナを介して、外部に無線通信で送信する送信部と、
外部から受信アンテナを介して受信し、複数の第2増幅部で増幅した受信用電気信号を、第2光信号に変換して出力する受信部と、
前記送信部及び前記受信部を冷却するための放熱部と、を備え、
前記放熱部は、放熱用の空気を通過させるための複数の隔壁を有し、
複数の前記隔壁によって前記放熱部に形成される複数の経路は、所定の方向において幅が異なる、信号送受信装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記放熱部は、前記送信部及び前記受信部に隣接するように、前記送信部及び前記受信部の外部に設けられ、
前記所定の方向は、前記複数の第1増幅部及び前記複数の第2増幅部がそれぞれ直列に接続される第1方向である、請求項1に記載の信号送受信装置。
【請求項3】
前記送信アンテナと、前記受信アンテナとは、前記第1方向において、離れた位置に設けられる、請求項2に記載の信号送受信装置。
【請求項4】
前記送信部及び前記受信部の間に冷却経路を設ける請求項3に記載の信号送受信装置。
【請求項5】
前記送信アンテナ及び前記受信アンテナは、前記送信部の一つの表面である第1表面と、前記第1表面と同じ側に位置する前記受信部の一つの表面である第2表面と、によって形成される第1平面に設けられる、請求項4に記載の信号送受信装置。
【請求項6】
前記送信アンテナは、前記送信部の一つの表面である第1表面と、前記第1表面と同じ側に位置する前記受信部の一つの表面である第2表面と、によって形成される第1平面に設けられ、
前記受信アンテナは、前記第1表面と反対側に位置する前記送信部の一つの表面である第3平面と、前記第1表面と反対側に位置する前記受信部の一つの表面である第4平面と、によって形成される第2平面に設けられる、請求項4に記載の信号送受信装置。
【請求項7】
前記放熱部は、前記送信部及び前記受信部の内部に設けられ、
前記所定の方向は、前記複数の第1増幅部及び前記複数の第2増幅部がそれぞれ直列に接続される方向と垂直になる第2方向である、請求項1に記載の信号送受信装置。
【請求項8】
前記放熱部は、前記複数の経路に空気を送り込むための放熱ファンを備える、請求項1~7のいずれか一項に記載の信号送受信装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、信号送受信装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、高周波信号を増幅して出力する装置において、信号の増幅や電源等で発生する熱を放熱するための構造が提案されている。特許文献1には、漏れ電磁波のアイソレーションを確保するための高周波回路が開示されている。特許文献1に開示された高周波回路は、ベースプレート(回路基板)の裏面に装着又は形成された放熱フィンを設け、フィン間に冷却風を流すことで、増幅部や電源部が発生する熱を放熱する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-60873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高周波の信号を増幅させる増幅器においては、増幅器の出力信号が回り込み、増幅器や他の受信部側の入力信号との干渉による発振が発生する場合がある。しかし、特許文献1で開示された高周波回路においては、放熱フィン自体には、信号の発振抑制については考慮されていない。そのため、特許文献1に開示された高周波回路においては、放熱フィン自体の周期構造に応じた共振ピークの発生に伴う発振が懸念される。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、高周波信号を増幅して出力する装置において、信号間の干渉を防ぎつつ、発生した熱を放熱することが可能な信号送受信装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る信号送受信装置は、受信した第1光信号を電気信号に変換し、電気信号を複数の第1増幅部で増幅した送信用電気信号を、送信アンテナを介して、外部に無線通信で送信する送信部と、外部から受信アンテナを介して受信し、複数の第2増幅部で増幅した受信用電気信号を、第2光信号に変換して出力する受信部と、送信部及び受信部を冷却するための放熱部と、を備え、放熱部は、放熱用の空気を通過させるための複数の隔壁を有し、複数の隔壁によって放熱部に形成される複数の経路は、所定の方向において幅が異なる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、高周波信号を増幅して出力する装置において、信号間の干渉を防ぎつつ、発生した熱を放熱することが可能な信号送受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る信号送受信装置が適用される構成例について説明するための図である。
第1の実施形態に係る信号送受信装置の構成を示す図である。
第1の実施形態に係る信号送受信装置の構成を示す側面図である。
第2の実施形態に係る信号送受信装置の構成を説明するための図である。
第2の実施形態に係る信号送受信装置の送信部について説明するための図である。
第2の実施形態に係る信号送受信装置の受信部について説明するための図である。
第2の実施形態に係る信号送受信装置の構成を示す図である。
他の実施形態に係る信号送受信装置の構成について説明するための図である。
他の実施形態に係る信号送受信装置の構成について説明するための図である。
他の実施形態に係る信号送受信装置の構成について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係る信号送受信装置10について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0010】
(信号送受信装置10の適用例)
図1は、本実施形態に係る信号送受信装置10の適用例について説明するための図である。信号送受信装置10は、例えば、図1に示すように、屋外の基地局20や屋内の端末30との通信を可能にする装置である。図1に示す例においては、複数の信号送受信装置10として、信号送受信装置10a及び信号送受信装置10bが示されている。なお、以降、信号送受信装置10a及び信号送受信装置10bのそれぞれを区別して説明する必要がない場合は、単に「信号送受信装置10」と表記する。
(【0011】以降は省略されています)
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