TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024146068
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023058775
出願日2023-03-31
発明の名称基板処理装置
出願人東京エレクトロン株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 21/31 20060101AFI20241004BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】基板保持具を収容可能な処理容器内の容積を拡大できる技術を提供する。
【解決手段】本開示の一態様による基板処理装置は、複数の基板を保持する基板保持具を収容すると共に下端に開口を有する真空容器と、前記開口を開閉する蓋体と、前記基板保持具の下方の第1空間を断熱する断熱ユニットと、を備え、前記断熱ユニットは、前記第1空間に対して区画された第2空間を形成する区画部材を有し、前記区画部材は、前記蓋体に対して回転可能に設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の基板を保持する基板保持具を収容すると共に下端に開口を有する真空容器と、
前記開口を開閉する蓋体と、
前記基板保持具の下方の第1空間を断熱する断熱ユニットと、
を備え、
前記断熱ユニットは、前記第1空間に対して区画された第2空間を形成する区画部材を有し、
前記区画部材は、前記蓋体に対して回転可能に設けられる、
基板処理装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記蓋体を貫通して鉛直に延びる固定軸と、
前記固定軸の径方向外側において前記固定軸に対して回転可能に設けられ、前記断熱ユニットを回転させる回転軸と、
を備える、請求項1に記載の基板処理装置。
【請求項3】
前記固定軸は、内軸と、前記内軸の径方向外側に設けられる外軸とを有し、
前記内軸の内部には、前記第2空間に温調流体を供給するための供給通路が設けられ、
前記内軸と前記外軸との間には、前記第2空間から前記温調流体を排気するための排気通路が設けられる、
請求項2に記載の基板処理装置。
【請求項4】
前記供給通路は、前記排気通路よりも上方において前記第2空間と連通する、
請求項3に記載の基板処理装置。
【請求項5】
一端が前記排気通路に接続され、他端が前記真空容器の外部の排気箇所に接続される配管を備える、
請求項3又は4に記載の基板処理装置。
【請求項6】
前記排気箇所は、ローディング室を排気する排気ダクトである、
請求項5に記載の基板処理装置。
【請求項7】
前記排気箇所は、前記開口の周囲にあるスカベンジャーである、
請求項5に記載の基板処理装置。
【請求項8】
前記排気箇所は、前記真空容器と、前記真空容器を周囲から加熱するヒータとの間のヒータ室である、
請求項5に記載の基板処理装置。
【請求項9】
前記排気箇所は、前記真空容器内を排気する排気配管である、
請求項5に記載の基板処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、基板処理装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
下端に開口を有する反応容器内に、多段に配列した複数の基板を保持する基板保持具を収容し、開口を蓋体で閉塞した状態で、複数の基板に熱処理を施す基板処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、蓋体を覆うカバー部を設け、カバー部で覆われた空間に断熱材を設置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6736755号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、基板保持具を収容可能な処理容器内の容積を拡大できる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様による基板処理装置は、複数の基板を保持する基板保持具を収容すると共に下端に開口を有する真空容器と、前記開口を開閉する蓋体と、前記基板保持具の下方の第1空間を断熱する断熱ユニットと、を備え、前記断熱ユニットは、前記第1空間に対して区画された第2空間を形成する区画部材を有し、前記区画部材は、前記蓋体に対して回転可能に設けられる。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、基板保持具を収容可能な処理容器内の容積を拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る基板処理装置を示す断面図である。
第2実施形態に係る基板処理装置を示す断面図である。
第3実施形態に係る基板処理装置を示す断面図である。
第4実施形態に係る基板処理装置を示す断面図である。
第5実施形態に係る基板処理装置を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付の図面を参照しながら、本開示の限定的でない例示の実施形態について説明する。添付の全図面中、同一又は対応する部材又は部品については、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。
【0009】
〔第1実施形態〕
図1を参照し、第1実施形態に係る基板処理装置1について説明する。図1は、第1実施形態に係る基板処理装置1を示す断面図である。
【0010】
基板処理装置1は、複数の基板Wに対して一度に熱処理を行うバッチ式の熱処理装置である。基板Wは、例えば半導体ウエハである。基板処理装置1は、処理容器10と、ガス供給部30と、加熱部50と、断熱ユニット60と、基板保持具90と、制御部100とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社村田製作所
磁性部品
5日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
13日前
日新イオン機器株式会社
プラズマ源
14日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
14日前
ローム株式会社
電子部品
14日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
13日前
古河電池株式会社
非水電解質二次電池
5日前
三洲電線株式会社
撚線導体
8日前
東レエンジニアリング株式会社
実装装置
13日前
住友化学株式会社
積層基板
5日前
住友化学株式会社
積層基板
5日前
川崎重工業株式会社
ロボット
12日前
ソニーグループ株式会社
面発光素子
12日前
HOYA株式会社
光照射モジュール
8日前
本田技研工業株式会社
端子台
14日前
エリーパワー株式会社
蓄電池
8日前
株式会社カネカ
固体撮像装置
13日前
株式会社カネカ
固体撮像装置
13日前
三菱電機株式会社
半導体装置
8日前
芝浦メカトロニクス株式会社
基板処理装置
8日前
本田技研工業株式会社
保持装置
12日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
14日前
三井化学株式会社
紫外線硬化性組成物
6日前
株式会社アイシン
加湿器
12日前
株式会社アイシン
加湿器
14日前
マクセル株式会社
電気化学素子
8日前
TDK株式会社
電子部品
12日前
ローム株式会社
半導体集積回路
13日前
住友電装株式会社
端子付き電線
13日前
TDK株式会社
電子部品
13日前
株式会社アイシン
加湿器
14日前
ローム株式会社
半導体集積回路
13日前
本田技研工業株式会社
保持装置
12日前
矢崎総業株式会社
端子台
13日前
日本電気株式会社
アンテナ装置
13日前
株式会社アイシン
加湿器
13日前
続きを見る