TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024144809
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023056934
出願日2023-03-31
発明の名称車両
出願人株式会社SUBARU
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60W 40/06 20120101AFI20241004BHJP(車両一般)
要約【課題】車両走行モードを切り替える際における操作性を向上する車両を提供する。
【解決手段】車両10の演算制御部11は、通常走行モードMNにより車両10が走行している際に、車両走行モードMを悪路走行モードMBに切り替える切替指示CIを受けたら、車両走行速度が、予め設定された閾値速度STH以上であるか否かを判断する。車両走行速度が閾値速度STH以上であれば、車両走行モードMを悪路走行モードMBに切り替えず、且つ、車両走行モードMを悪路走行モードMBに切り替えるための切替予約を行う。車両走行速度が閾値速度STH未満となれば、切替予約に基づき、車両走行モードMを悪路走行モードMBに切り替える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両走行モードとして、通常走行モードと、走行用駆動源の出力特性が前記通常走行モードとは異なる悪路走行モードと、を演算制御部により切り替える車両であり、
前記演算制御部は、
前記通常走行モードにより前記車両が走行している際に、前記車両走行モードを前記悪路走行モードに切り替える切替指示を受けたら、車両走行速度が、予め設定された閾値速度以上であるか否かを判断し、
前記車両走行速度が前記閾値速度以上であれば、前記車両走行モードを前記悪路走行モードに切り替えず、且つ、前記車両走行モードを前記悪路走行モードに切り替えるための切替予約を行い、
前記車両走行速度が前記閾値速度未満となれば、前記切替予約に基づき、前記車両走行モードを前記悪路走行モードに切り替えることを特徴とする車両。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記演算制御部は、
前記車両走行速度が前記閾値速度未満となれば、前記車両が走行している道路が悪路であるか否かを判断し、
前記道路が悪路であれば、前記切替予約に基づき、前記車両走行モードを前記悪路走行モードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記演算制御部は、
前記車両が前記通常走行モードにより走行している際に、前記車両が走行している道路が悪路であると判断すれば、前記車両走行モードを前記悪路走行モードに切り替えることを促す報知を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項4】
車両前方を監視する車外監視部を更に具備し、
前記演算制御部は、前記車外監視部の監視結果に基づき、前記車両が走行している前記道路が悪路であるか否かを判断することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の車両走行モードを有する車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
自動車等の車両において、ドライバの好みや車両の使用状況に応じて、エンジン特性、変速特性等の各種制御を、複数のモードから選択可能にしたものが提案されている。
【0003】
例えば、通常使用される車両走行モードに対して、アクセル操作に対するエンジントルクの増加率を大きくするとともに、エンジンを比較的高回転で使用する傾向となるよう変速制御を変更した悪路走行モード等を設けて、ドライバの操作によって切り替え可能とすることが提案されている。係る事項は、例えば、以下の非特許文献1に記載されている。更に、このような技術に関連する発明は、以下の特許文献1および特許文献2にも記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-008696号公報
特開2017-109740号公報
【非特許文献】
【0005】
株式会社SUBARU LEGACY OUTBACK 取扱説明書 257頁から259頁まで
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前述した各文献に記載された発明では、車両構成機器の保護および、運転者の操作性および安全性の観点から改善の余地があった。
【0007】
具体的には、悪路走行モードは、車両の構成機器を保護するため、低車速域での使用が推奨される。よって、中高速域に於いては、運転者が悪路走行モードを実行するための操作を行ったとしても、悪路走行モードに切り替えることができない。また、悪路走行モードを実行するためには、運転者の手動による切替操作が必要であるため、切替操作のために視線を逸らす必要があり、安全性が低下する恐れもある。
【0008】
本発明は、このような問題点を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、車両走行モードを切り替える際における操作性を向上する車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の車両は、車両走行モードとして、通常走行モードと、走行用駆動源の出力特性が前記通常走行モードとは異なる悪路走行モードと、を演算制御部により切り替える車両であり、前記演算制御部は、前記通常走行モードにより前記車両が走行している際に、前記車両走行モードを前記悪路走行モードに切り替える切替指示を受けたら、車両走行速度が、予め設定された閾値速度以上であるか否かを判断し、前記車両走行速度が前記閾値速度以上であれば、前記車両走行モードを前記悪路走行モードに切り替えず、且つ、前記車両走行モードを前記悪路走行モードに切り替えるための切替予約を行い、前記車両走行速度が前記閾値速度未満となれば、前記切替予約に基づき、前記車両走行モードを前記悪路走行モードに切り替えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の車両によれば、悪路走行モードへの切替指示を受けた後に、車両走行速度が十分に低速になってから悪路走行モードに切り替えることができる。よって、車両走行速度が比較的高速である時に、車両走行モードが悪路走行モードとなることを抑制し、制動機等の車両構成機器を保護することができる。また、切替指示を一旦受け付けたら、車両走行速度が低速になることで、切替予約に基づき、演算制御部が車両走行モードを悪路走行モードに切り替える。よって、乗員による再度の切替指示を不要にし、半自動的に悪路走行モードに切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
電池交換式自動車
2か月前
個人
空気圧調節式ホイール。
21日前
エムケー精工株式会社
洗車装置
6日前
日本精機株式会社
運転支援装置
1か月前
個人
連結式、キャンピングカー
2か月前
東レ株式会社
車両用エアバッグ
1か月前
日本精機株式会社
表示システム
1か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
13日前
個人
移動手段のミラーカバー。
2か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
21日前
株式会社SUBARU
車両
14日前
ダイハツ工業株式会社
車両
20日前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
24日前
豊田合成株式会社
車両
1か月前
ダイハツ工業株式会社
レバー
2か月前
スズキ株式会社
車両制御装置
2か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
9日前
豊田合成株式会社
車両
1か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
13日前
三菱マヒンドラ農機株式会社
作業車両
2か月前
ダイハツ工業株式会社
搭載構造
27日前
個人
ブレーキ踏み間違い救済システム
1か月前
ダイハツ工業株式会社
分解構造
2か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
14日前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
ダイハツ工業株式会社
搭載構造
27日前
加藤電機株式会社
車両用警報装置
2か月前
株式会社小糸製作所
ヒーター装置
20日前
株式会社豊田自動織機
車両
20日前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
14日前
豊田合成株式会社
歩行者保護装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
個人
加速抑制機能付アクセルペダル装置
1か月前
豊田合成株式会社
歩行者保護装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
続きを見る