TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024143563
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023056309
出願日2023-03-30
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ネクスト
主分類G03G 15/00 20060101AFI20241003BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】メイン基板とコネクタとを接続する、画像形成装置本体の一方の側面側から他方の側面側に横断するハーネスを省略することが可能となる技術を提供する。
【解決手段】定着コネクタ160は、定着装置9が本体筐体2に装着されたときに、右側面側に配置され、メイン基板100と高圧電源基板114とは、本体筐体2内の天井面側又は底面側に沿って配置された第1接続線により接続され、高圧電源基板114と本体コネクタ150とは、第2接続線CA2により接続され、メイン基板100は、第1接続線CA1と高圧電源基板114と第2接続線CA2と本体コネクタ150と定着コネクタ160とを経由して、定着装置9と接続される。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
本体筐体と、
シートに現像剤像を形成するプロセス部と、
前記本体筐体の一方の側面側に配置された本体コネクタと、
前記シートに形成された現像剤像を熱定着する、前記本体筐体に着脱可能な定着装置であって、ヒータを有する加熱部と、前記加熱部との間で前記シートを圧接する加圧部と、前記定着装置が前記本体筐体に装着されたときに前記本体コネクタと接続される定着コネクタと、を有する定着装置と、
前記プロセス部に印加する電圧を生成する電源基板であって、前記一方の側面側に、基板面と前記一方の側面とが平行になるように配置された電源基板と、
前記プロセス部を制御するコントローラを有するメイン基板であって、前記一方の側面と対向する他方の側面側に、基板面と前記他方の側面とが平行になるように配置されたメイン基板と、
を備え、
前記定着コネクタは、前記定着装置が前記本体筐体に装着されたときに、前記一方の側面側に配置され、
前記メイン基板と前記電源基板とは、前記本体筐体内の天井面側又は底面側に沿って配置された第1接続線により接続され、
前記電源基板と前記本体コネクタとは、第2接続線により接続され、
前記メイン基板は、前記第1接続線と前記電源基板と前記第2接続線と前記本体コネクタと前記定着コネクタとを経由して、前記定着装置と接続される、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記プロセス部は、
感光体ドラムと、
前記感光体ドラムを帯電させる帯電器と、
前記本体筐体内の前記天井面側に配置され、前記帯電器により帯電された前記感光体ドラムに静電潜像を形成する露光部と、
を有し、
前記第1接続線は、前記本体筐体内の前記プロセス部の上方に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記シートを載置する供給トレイと、
前記供給トレイから前記シートを前記プロセス部に搬送する搬送部と、
をさらに備え、
前記第1接続線は、前記供給トレイと前記搬送部の下方に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
商用電源から供給される交流電圧が入力され、前記ヒータに対して、前記本体コネクタと前記定着コネクタとを経由して前記交流電圧を出力する第2電源基板、
をさらに備え、
前記第2電源基板の基板面は、前記本体筐体の底面に対して平行に配置され、前記基板面の一方の側面側と前記本体コネクタとは第3接続線により接続される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記メイン基板と前記第2電源基板とは、第4接続線により接続され、
前記第2電源基板は、前記交流電圧の出力をオン/オフするスイッチ部を有し、
前記メイン基板は、前記第4接続線を介して、前記スイッチ部のオン/オフを切り替える、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記メイン基板と前記第2電源基板とは、第4接続線により接続され、
前記第2電源基板は、
前記交流電圧を直流電圧に変換するAC-DC変換回路、を有し、
前記本体筐体の前記一方の側面側に前記商用電源から前記交流電圧が入力され、前記直流電圧を前記本体筐体の前記他方の側面側に出力し、
前記直流電圧は、前記本体筐体の前記他方の側面側にある前記メイン基板に前記第4接続線により供給される、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1接続線は、複数の信号を送受信可能な第1ハーネスであり、
前記複数の信号は、前記コントローラが前記プロセス部を制御するための第1信号と、前記コントローラが前記定着装置を制御するための第2信号と、を少なくとも含み、
前記第2接続線は、前記第2信号を送受信可能な第2ハーネスであり、
前記メイン基板と前記定着装置とは、
前記第2信号を、前記定着コネクタと前記本体コネクタと前記第2ハーネスと前記電源基板と前記第1ハーネスとを経由して、送受信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記定着装置は、
前記加熱部の温度に応じた温度信号を出力する温度センサ、を有し、
前記温度センサから出力された温度信号は、前記定着コネクタと前記本体コネクタと前記第2ハーネスと前記電源基板と前記第1ハーネスとを経由して、前記メイン基板に伝達される、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第1接続線は、フラットケーブルである、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、シートに形成された現像剤像をシートに定着させる定着装置を着脱自在に装着可能な画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、着脱可能な定着装置の温度検知手段およびセット検知手段の信号線を画像形成装置本体と接続するドロワコネクタの接点に接触不良が発生した場合でも、検知信号を正しく伝達し、それに伴い発生する障害を防止可能な定着装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-113856号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、定着装置を接続するコネクタと、プロセス部に電圧を印加する電源基板とが画像形成装置本体の一方の側面側に配置され、メイン基板が画像形成装置本体の他方の側面側に配置されている場合、メイン基板と電源基板とは、画像形成装置本体の一方の側面側から他方の側面側に横断するハーネスを介して接続され、電源基板とコネクタとは、別のハーネスを介して接続され、メイン基板とコネクタとは、さらに別のハーネスであって、画像形成装置本体の一方の側面側から他方の側面側に横断するハーネスを介して接続される。
【0005】
本願は、メイン基板とコネクタとを接続する、画像形成装置本体の一方の側面側から他方の側面側に横断するハーネスを省略することが可能となる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願の画像形成装置は、本体筐体と、シートに現像剤像を形成するプロセス部と、本体筐体の一方の側面側に配置された本体コネクタと、シートに形成された現像剤像を熱定着する、本体筐体に着脱可能な定着装置であって、ヒータを有する加熱部と、加熱部との間でシートを圧接する加圧部と、定着装置が本体筐体に装着されたときに本体コネクタと接続される定着コネクタと、を有する定着装置と、プロセス部に印加する電圧を生成する電源基板であって、一方の側面側に、基板面と一方の側面とが平行になるように配置された電源基板と、プロセス部を制御するコントローラを有するメイン基板であって、一方の側面と対向する他方の側面側に、基板面と他方の側面とが平行になるように配置されたメイン基板と、を備え、定着コネクタは、定着装置が本体筐体に装着されたときに、一方の側面側に配置され、メイン基板と電源基板とは、本体筐体内の天井面側又は底面側に沿って配置された第1接続線により接続され、電源基板と本体コネクタとは、第2接続線により接続され、メイン基板は、第1接続線と電源基板と第2接続線と本体コネクタと定着コネクタとを経由して、定着装置と接続される、ことを特徴とする。
【0007】
本願の画像形成装置によれば、メイン基板は、第1接続線と電源基板と第2接続線と本体コネクタと定着コネクタとを経由して定着装置と接続されるので、メイン基板と本体コネクタとを接続する接続線を省略することが可能となる。これにより、メイン基板と本体コネクタとを接続する接続線の経路が不要となるため、本体筐体を小型化することが可能となる。
【0008】
また、プロセス部は、感光体ドラムと、感光体ドラムを帯電させる帯電器と、本体筐体内の天井面側に配置され、帯電器により帯電された感光体ドラムに静電潜像を形成する露光部と、を有し、第1接続線は、本体筐体内のプロセス部の上方に配置されている、ことを特徴とする。
【0009】
これにより、第1接続線を本体筐体内の空き空間に配置したので、本体筐体の大きさが拡大することを抑制することが可能となる。
【0010】
また、シートを載置する供給トレイと、供給トレイからシートをプロセス部に搬送する搬送部と、をさらに備え、第1接続線は、供給トレイと搬送部の下方に配置されている、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ブラザー工業株式会社
ミシン
3日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
3日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
3日前
ブラザー工業株式会社
工作機械
3日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
3日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
4日前
ブラザー工業株式会社
印刷方法
3日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
3日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
3日前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
3日前
ブラザー工業株式会社
原稿給送装置
4日前
ブラザー工業株式会社
カラオケ装置
3日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置
3日前
ブラザー工業株式会社
カラオケ装置
3日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
3日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
3日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
3日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置
3日前
ブラザー工業株式会社
処理液塗布装置
3日前
ブラザー工業株式会社
ヘッドモジュール
3日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出システム
4日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出システム
4日前
ブラザー工業株式会社
情報処理システム
3日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出システム
4日前
ブラザー工業株式会社
画像形成システム
3日前
ブラザー工業株式会社
ヘッドモジュール
4日前
ブラザー工業株式会社
モバイルプリンタ
3日前
ブラザー工業株式会社
情報処理プログラム
3日前
ブラザー工業株式会社
情報処理プログラム
3日前
ブラザー工業株式会社
情報処理プログラム
3日前
ブラザー工業株式会社
情報処理プログラム
3日前
ブラザー工業株式会社
プログラム、及びプリンタ
4日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置、画像形成システム
4日前
ブラザー工業株式会社
インクリボンカセット及びプリンタ
3日前
ブラザー工業株式会社
インクリボンカセット及びプリンタ
3日前
ブラザー工業株式会社
画像形成方法、及び画像形成システム
4日前
続きを見る