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公開番号2024139914
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023050861
出願日2023-03-28
発明の名称プログラム、及びプリンタ
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20241003BHJP(計算;計数)
要約【課題】テープに適したコード画像の誤り訂正レベルを自動で設定できるプログラム、及びプリンタを提供する。
【解決手段】プログラムは、コード画像を印刷してテープを生成する為の印刷データを編集する編集装置のコンピュータに、テープの種別を特定する第1特定ステップと、第1特定ステップで特定した種別が、印字面が保護されない第2テープを含む第2種である場合、印字面が保護された第1テープを含む第1種である場合よりも、コード画像の誤り訂正レベルを高いレベルに設定する第1設定ステップと、第1設定ステップで設定した誤り訂正レベルに基づき、コード画像の情報を含む印刷データを作成する作成ステップとを実行させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
コード画像を印刷してテープを生成する為の印刷データを編集する編集装置のコンピュータに、
前記テープの種別を特定する第1特定ステップと、
前記第1特定ステップで特定した前記種別が、印字面が保護されない第2テープを含む第2種である場合、前記印字面が保護された第1テープを含む第1種である場合よりも、前記コード画像の誤り訂正レベルを高いレベルに設定する第1設定ステップと、
前記第1設定ステップで設定した前記誤り訂正レベルに基づき、前記コード画像の情報を含む前記印刷データを作成する作成ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記第1種の前記テープは、複数層からなる層の一部の層がプラスチックフィルムのテープを含み、
前記第2種の前記テープは、紙製のテープを含む
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
プリンタに装着された前記テープのテープ情報を取得する取得ステップ
を実行させ、
前記第1特定ステップは、前記取得ステップで取得した前記テープ情報に基づき、前記テープの前記種別を特定する
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記テープ情報は、前記テープの幅を示すテープ幅情報を含み、
前記取得ステップで取得した前記テープ情報のうち前記テープ幅情報に基づき、前記コード画像の大きさの条件を示すバージョンを決定する決定ステップと、
前記決定ステップで決定した前記バージョンと、前記第1設定ステップで設定した前記誤り訂正レベルに基づき、前記テープに印刷可能な文字列の最大文字数を特定する第2特定ステップと
を実行させ、
前記作成ステップは、前記第2特定ステップで特定した前記最大文字数の範囲内で入力された前記文字列に対応する前記コード画像を作成する
ことを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記テープの前記種別が前記第1種の場合、前記第1設定ステップは、前記取得ステップで取得した前記テープ情報に基づき、前記テープの背景となるテープ色と、前記印刷データが形成される印字色とのコントラストが低い場合、前記コントラストが高い場合に設定される前記誤り訂正レベルよりも高いレベルに設定する
ことを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
【請求項6】
前記誤り訂正レベルを含む前記コード画像を作成する為のパラメータをユーザにより設定する動作モードである手動モードの選択を受け付ける第2設定ステップと、
前記第2設定ステップで前記手動モードの選択を受け付けた場合、前記ユーザによる前記パラメータの設定を受け付ける受付ステップと
を実行させることを特徴とする請求項1~5の何れか一つに記載のプログラム。
【請求項7】
コード画像を印刷したテープを作成する為の印刷データを編集する編集装置のコンピュータに、
前記テープのテープ情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得した前記テープ情報に基づき、前記テープの背景となるテープ色と前記印刷データを形成する印字色とのコントラストが低い場合、前記コントラストが高い場合に比べて、前記コード画像の誤り訂正レベルを高く設定する設定ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項8】
コード画像を印刷してテープを生成する為の印刷データを編集する制御部を備えたプリンタであって、
前記制御部は、
前記テープの種別を特定する第1特定処理と、
前記第1特定処理で特定した前記種別が、印字面が保護されない第2テープを含む第2種である場合、前記印字面が保護された第1テープを含む第1種である場合よりも、前記コード画像の誤り訂正レベルを高いレベルに設定する第1設定処理と、
前記第1設定処理で設定した前記誤り訂正レベルに基づき、前記コード画像の情報を含む前記印刷データを作成する作成処理と
を実行する
ことを特徴とするプリンタ。
【請求項9】
コード画像を印刷したテープを作成する為の印刷データを編集する制御部を備えたプリンタであって、
前記制御部は、
前記テープのテープ情報を取得する取得処理と、
前記取得処理で取得した前記テープ情報に基づき、前記テープの背景となるテープ色と、前記印刷データを形成する印字色とのコントラストが低い場合、前記コントラストが高い場合に比べて、前記コード画像の誤り訂正レベルを高く設定する設定処理と
を実行する
ことを特徴とするプリンタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、及びプリンタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の二次元コード生成システムは、情報処理装置とラベルライタとを有し、互いに通信可能に接続される。情報処理装置は、画像編集アプリを使用して、ラベルライタに印刷させる画像を編集する。情報処理装置は、例えばQRコード(登録商標)の画像を編集する。例えばURLをQRコード(登録商標)に格納する場合、情報処理装置は、URLの文字数と誤り訂正レベルから最低限必要なバージョンを決定する。情報処理装置は、URLの文字数がQRコード(登録商標)に格納可能な文字数以下である場合、ラベルライタによる印刷が可能と判断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-86870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ラベルライタに印刷されるテープには、例えば印字面が保護されていないノンラミネートテープや、破れやすい紙製のテープ等がある。テープの種類に関わらず共通の誤り訂正レベル等のパラメータ設定を行うと、印字面が汚れたり破損してQRコード(登録商標)を正しく読み取れなくなる可能性があった。
【0005】
本発明の目的は、テープに適したコード画像の誤り訂正レベルを自動で設定できるプログラム、及びプリンタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、例えば、以下の態様を開示する。
【0007】
本発明の第1態様に係るプログラムは、コード画像を印刷してテープを生成する為の印刷データを編集する編集装置のコンピュータに、前記テープの種別を特定する第1特定ステップと、前記第1特定ステップで特定した前記種別が、印字面が保護されない第2テープを含む第2種である場合、前記印字面が保護された第1テープを含む第1種である場合よりも、前記コード画像の誤り訂正レベルを高いレベルに設定する第1設定ステップと、前記第1設定ステップで設定した前記誤り訂正レベルに基づき、前記コード画像の情報を含む前記印刷データを作成する作成ステップとを実行させることを特徴とする。
【0008】
上記プログラムでは、テープの種別が第2種の場合、テープの種別が第1種の場合よりも、誤り訂正レベルが高く設定される。これにより、テープの種別が第2種の場合でも、コード画像を確実に読み取ることが可能となる。故に、プログラムは、テープに適したコード画像の誤り訂正レベルを自動で設定できる。
【0009】
本発明の第2態様に係るプログラムは、コード画像を印刷したテープを作成する為の印刷データを編集する編集装置のコンピュータに、前記テープのテープ情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得した前記テープ情報に基づき、前記テープの背景となるテープ色と、前記印刷データを形成する印字色とのコントラストが低い場合、前記コントラストが高い場合に比べて、前記コード画像の誤り訂正レベルを高く設定する設定ステップとを実行させることを特徴とする。
【0010】
上記プログラムでは、テープ色と印字色のコントラストが低い場合には、誤り訂正レベルを高く設定する。従って、プログラムは、コード画像の読み取りやすさを向上できる。故に、プログラムは、テープに適したコード画像の誤り訂正レベルを自動で設定できる。
(【0011】以降は省略されています)

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