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公開番号2024142562
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023054741
出願日2023-03-30
発明の名称配線ボックス及び配線ボックス装置
出願人未来工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H02G 3/10 20060101AFI20241003BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】デザインの異なる複数種類の化粧プレートに対応してこれを支障なく取り付けることができる配線ボックスを提供する。
【解決手段】配線ボックス10は、底壁11と側壁12とを備え、底壁11と対向する開口14が形成された有底四角箱状を成し、化粧プレートが開口14に取り付けられる。配線ボックス10は、長方形状を成し対向する短辺の間隔及び長辺の間隔が同一であって角部の形状のみが異なる2種類の化粧プレートに対応すべく、2種類の化粧プレートのうち角部51aがより外側に張り出した第1化粧プレート50Aの外形状に沿った外形状を有するとともに、角部51bの外面52bが第1化粧プレート50Aの角部51aの外面52aよりも内側に位置する第2化粧プレート50Bの角部51bの外面52bの外形状よりも内側に、側壁12の内面16が位置する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
底壁と、当該底壁から立設する側壁とを備え、前記底壁と対向する開口が形成された有底四角箱状を成し、配線器具とともに当該配線器具の周囲を覆う化粧プレートが前記開口に取り付けられる配線ボックスであって、
同じ大きさの四角形状であって角部の形状のみが異なる2種類の前記化粧プレートに対応すべく、
前記2種類の化粧プレートのうち前記角部がより外側に張り出した第1化粧プレートの外形状に沿った外形状を有するとともに、
前記角部が前記第1化粧プレートの角部よりも内側に位置する第2化粧プレートの前記角部の外面よりも内側に、前記側壁の内面が位置することを特徴とする配線ボックス。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
同じ大きさの四角形状であって角部の形状のみが異なる2種類の化粧プレートと、
請求項1に記載の配線ボックスと、
を備えたことを特徴とする配線ボックス装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の壁表に設置され、前面側に化粧プレートが取り付けられる配線ボックス及び配線ボックス装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
建物壁の壁外に露出した状態で設置される配線ボックスとして、例えば、特許文献1等に記載のものが知られており、配線ボックスには、その前面側を覆って化粧する化粧プレートが取り付けられる。この配線ボックスは、美観を良くするために、外形状が化粧プレートの外形状とおおよそ一致している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-275228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、化粧プレートは、規格により縦横の外側寸法は定められているものの、角部の形状は定められておらず、したがって異なるデザインが存在するため、選択する化粧プレートによっては、外形状が一致しないことがある。不一致の組合わせで設置すると、配線ボックスに対して化粧プレートの角部が外方に張り出して見栄えが悪く、逆に、化粧プレートの角部が配線ボックスの側壁の角部の内面よりも内側に位置してしまうと、配線ボックスの開口全体を覆うことができず、図7(b)に示すように、開口の一部の角部において、配線ボックスの側壁の内面と化粧プレートの角部の外面との間にハッチングで示す隙間Sを生じ、そこから内部に塵埃等の異物が侵入するという不具合を生じた。このため、そのようなときは、化粧プレートのデザインに合わせた別の配線ボックスを用意する必要があった。
【0005】
そこで、本発明は、デザインの異なる複数種類の化粧プレートに対応してこれらを支障なく取り付けることができる配線ボックス及び配線ボックス装置の提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の配線ボックスは、
底壁と、当該底壁から立設する側壁とを備え、前記底壁と対向する開口が形成された有底四角箱状を成し、配線器具とともに当該配線器具の周囲を覆う化粧プレートが前記開口に取り付けられるものであって、
同じ大きさの四角形状であって角部の形状のみが異なる2種類の前記化粧プレートに対応すべく、
前記2種類の化粧プレートのうち前記角部がより外側に張り出した第1化粧プレートの外形状に沿った外形状を有するとともに、
前記角部が前記第1化粧プレートの角部よりも内側に位置する第2化粧プレートの前記角部の外面よりも内側に、前記側壁の内面が位置する。
ここで、2種類の化粧プレートとは、外形状が互いに異なるという意味の化粧プレートであり、外形状が異なる3種類以上の化粧プレートも含まれる。
【0007】
請求項2の配線ボックス装置は、
同じ大きさの四角形状であって角部の形状のみが異なる2種類の化粧プレートと、
請求項1に記載の配線ボックスと、
を備えている。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、同じ大きさの四角形状であって角部の形状のみが異なる2種類の化粧プレートに対して、配線ボックスの外形状は、角部が相対的により外側に突き出た第1化粧プレートの外形状に沿って形成されているので、配線ボックスに対して第1化粧プレートの角部が外方に飛び出して見栄えが低下するのを防止できる。
【0009】
そして、配線ボックスの側壁の内面は、第2化粧プレートの角部の外面よりも内側に位置するので、角部において配線ボックスの側壁の開口側端面と第2化粧プレートの裏面側端面とは角部の周囲に沿って連続して当接し、配線ボックスの角部の側壁の内面と第2化粧プレートの角部の外面との間に隙間は生じない。このため、配線ボックスの開口は2種類のいずれの化粧プレートによっても全体が覆われて、外部から配線ボックスの内部空間に塵埃等の異物が侵入するのを防止できる。
【0010】
これらのことから、デザインの異なる複数種類の化粧プレートに対応してこれらを支障なく配線ボックスに取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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