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公開番号2024141884
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023053745
出願日2023-03-29
発明の名称油路装置
出願人ニデックパワートレインシステムズ株式会社
代理人個人
主分類B01D 35/02 20060101AFI20241003BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】フィルタ装置が円柱状部の軸方向と交差する交差方向に移動することを規制する。
【解決手段】有底筒状フィルタ装置では、有底筒状フィルタ装置は、フィルタ装置の軸方向一方側には、軸方向に対して位置が異なり、軸方向に交差する第1の平面部、および第2の平面部を有し、更に、軸方向に交差する交差方向に対して位置が異なり、軸方向に沿った第1の外周面部およびと第2の外周面部を有し、第1の外周面部、第2の外周面部のいずれか一方は、プレート、または油路溝によって交差方向に移動することが規制され、前記第1の平面部、前記第2の平面部のいずれか一方は、前記プレートによって軸方向に移動することが規制される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
フィルタ収容部を有する油路溝を備えるボディと、
前記ボディの厚み方向に重ねられ、前記油路溝を塞ぐ板状のプレートと、
前記フィルタ収容部内に配置され、前記プレートに接触する有底筒状フィルタ装置と、
を備えた油路装置であって、
前記有底筒状フィルタ装置は、前記有底筒状フィルタ装置の軸方向一方側には、軸方向に対して位置が異なり、軸方向に交差する第1の平面部、および第2の平面部を有し、更に、軸方向に交差する交差方向に対して位置が異なり、軸方向に沿った第1の外周面部およびと第2の外周面部を有し、
前記第1の外周面部、前記第2の外周面部のいずれか一方は、前記プレート、または前記油路溝によって、交差方向に移動することが規制され、
前記第1の平面部、前記第2の平面部のいずれか一方は、前記プレートによって、軸方向に移動することが規制される、
油路装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記プレートは貫通孔を備え、
前記有底筒状フィルタ装置は、前記貫通孔に嵌る嵌合部を備え、
前記第1の外周面部は、前記嵌合部の前記貫通孔に接する外周面である、
請求項1に記載の油路装置。
【請求項3】
前記フィルタ収容部は、円柱状空間を備え、
前記第2の外周面部は、前記円柱状空間に嵌る前記有底筒状フィルタ装置の外周面である、
請求項1又は請求項2に記載の油路装置。
【請求項4】
前記プレートは、前記フィルタ収容部に向くフィルタ収容部側の面を備え、
前記第1の平面部は、前記プレートのフィルタ収容部側の面に接するプレート側の面であり、
請求項1又は請求項2に記載の油路装置。
【請求項5】
前記プレートは、前記フィルタ収容部に向くフィルタ収容部側の面を備え、
前記プレートは、貫通孔を備え、
前記有底筒状フィルタ装置は、前記貫通孔に嵌る嵌合部を備え、
前記有底筒状フィルタ装置は、前記勘合部が前記貫通孔に嵌った状態で前記フィルタ収容部側の面に接するプレート側の面を備え、
前記第2の平面部は、前記プレート側の面である、
請求項1に記載の油路装置。
【請求項6】
前記有底筒状フィルタ装置を前記ボディの厚み方向に沿った軸方向に付勢する付勢部材を更に備えた請求項1に記載の油路装置

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、油路装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来の油路装置は、上部ボディ及び下部ボディと、上部ボディ及び下部ボディの間に配置された金属製のセパレートプレートと、下部ボディの中に配置され、上面が、セパレートプレートの下部ボディに向く面に磁力で吸着されるフィルタ部材と、を備えている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-78739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の油路装置では、フィルタ部材の上面が、セパレートプレートの下部ボディに向く面に磁力で吸着されるだけで、取り付け位置決め部が設けられていない。よって、振動等によりフィルタ部材の取り付け位置が水平方向にずれる場合がある。
【0005】
本開示の技術は、上記事実に鑑み成されたもので、フィルタ装置が軸方向と交差する交差方向に移動することを規制することができる油路装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため本開示の技術の第1の態様の油路装置は、フィルタ収容部を有する油路溝を備えるボディと、前記ボディの厚み方向に重ねられ、前記油路溝を塞ぐ板状のプレートと、前記フィルタ収容部内に配置され、前記プレートに接触する有底筒状フィルタ装置と、を備えた油路装置であって、前記有底筒状フィルタ装置は、前記有底筒状フィルタ装置の軸方向一方側には、軸方向に対して位置が異なり、軸方向に交差する第1の平面部、および第2の平面部を有し、更に、軸方向に交差する交差方向に対して位置が異なり、軸方向に沿った第1の外周面部およびと第2の外周面部を有し、前記第1の外周面部、前記第2の外周面部のいずれか一方は、前記プレート、または前記油路溝によって、交差方向に移動することが規制され、前記第1の平面部、前記第2の平面部のいずれか一方は、前記プレートによって、軸方向に移動することが規制される。
【発明の効果】
【0007】
本開示の技術の第1の態様は、フィルタ装置が円柱状部の軸方向と交差する交差方向に移動することを規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施の形態の油路装置10の一部の一例を示す図である。
図2は、ボディ18及びプレート16の一例の断面図である。
図3は、有底筒状フィルタ装置20と付勢部材の一例の側面図である。
図4のA-A断面図である。
図5は、図4のA-A断面図である。
図6は、第2の実施の形態の油路装置50の一例を示す図である。
第3の実施の形態のボディ18及びプレート16の一例の断面図である。
第3の実施の形態の油路装置70の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本開示の技術の実施の形態を説明する。
【0010】
以下では、説明の便宜上、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸を設定する。Z軸方向は、「軸D方向」である。「軸D方向」とは、後述する有底筒状フィルタ装置20の底面に直交して有底筒状フィルタ装置20の中心を通る仮想軸の一方の方向および他方の方向を総称したものである。また、Z軸方向は、後述するボディ18の厚み方向でもある。
Z軸方向及び軸D方向は、本開示の技術の「軸方向」の一例である。
(【0011】以降は省略されています)

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