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公開番号2024141797
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023053635
出願日2023-03-29
発明の名称緊急車両の進路上の車両への通知
出願人楽天モバイル株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04W 4/02 20180101AFI20241003BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 緊急車両の進路上の車両に退避を促して、緊急車両の迅速な移動を支援すること。
【解決手段】 通信制御装置は、1又は複数のプロセッサを有し、前記1又は複数のプロセッサは、緊急車両の走行ルートと基地局が形成するセルの位置とを対応付けることと、前記緊急車両の現在位置に対応するセル内において前記緊急車両の走行ルート上に位置するユーザ端末を特定することと、特定されるユーザ端末に対して、前記緊急車両の現在位置に対応するセルを形成する基地局から前記緊急車両の接近を通知させることとを含む処理を実行する。
【選択図】 図2


特許請求の範囲【請求項1】
1又は複数のプロセッサを有し、
前記1又は複数のプロセッサは、
緊急車両の走行ルートと基地局が形成するセルの位置とを対応付けることと、
前記緊急車両の現在位置に対応するセル内において前記緊急車両の走行ルート上に位置するユーザ端末を特定することと、
特定されるユーザ端末に対して、前記緊急車両の現在位置に対応するセルを形成する基地局から前記緊急車両の接近を通知させることと
を含む処理を実行する通信制御装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記対応付けることは、
前記緊急車両の現在位置に対応するセルを決定すること
を含む請求項1に記載の通信制御装置。
【請求項3】
前記ユーザ端末を特定することは、
前記決定されるセル内に位置するユーザ端末であって前記緊急車両の進路上に位置するユーザ端末の検索を他の装置に依頼することと、
依頼に応じた検索結果を前記他の装置から取得することと
を含む請求項2に記載の通信制御装置。
【請求項4】
前記対応付けることは、
前記緊急車両の走行ルート上に存在するセル境界を特定することと、
特定されるセル境界を他の装置へ通知することと
を含む請求項1に記載の通信制御装置。
【請求項5】
前記ユーザ端末を特定することは、
前記緊急車両の現在位置に対応するセル内に位置するユーザ端末であって前記緊急車両の進路上に位置するユーザ端末を前記他の装置が検索した検索結果を前記他の装置から取得すること
を含む請求項4に記載の通信制御装置。
【請求項6】
前記処理は、
特定されるユーザ端末について、前記緊急車両の走行ルートを迂回する迂回ルートの検索を他の装置に依頼すること
をさらに含む請求項1に記載の通信制御装置。
【請求項7】
緊急車両の走行ルートと基地局が形成するセルの位置とを対応付けることと、
前記緊急車両の現在位置に対応するセル内において前記緊急車両の走行ルート上に位置するユーザ端末を特定することと、
特定されるユーザ端末に対して、前記緊急車両の現在位置に対応するセルを形成する基地局から前記緊急車両の接近を通知させることと
を有する接近通知方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、緊急車両の進路上の車両への通知に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば救急車や消防車などの緊急車両は、緊急走行中にサイレンを鳴らし、進路上を走行中の他の一般車両に退避を促す。これにより、緊急車両は、優先的に道路を走行し、迅速に目的地へ到着することが可能となる。
【0003】
また、サイレン音のみでは緊急車両が接近しているのか否かが判然としないことがあるため、緊急車両が発する電波を受信して、電波の受信強度の変化を基に緊急車両の接近を検知することなどが検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-037625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、緊急車両が緊急走行する際には、進路上を走行中の一般車両の退避が遅れることがあるという問題がある。具体的には、例えば一般車両に遮音ガラスが採用されている場合や、サイレン音への苦情に対応するために緊急車両のスピーカの位置が工夫されている場合などには、サイレン音が一般車両の運転手に聞こえづらく、この一般車両の退避が遅れることがある。
【0006】
また、緊急車両が発する電波を利用するためには、緊急車両が無線通信に使用する周波数の電波を一般車両が受信する必要があるため、一般車両の設備の増強が要求される電波利用は、コストの増加等の観点から実現が困難である。
【0007】
このように、緊急車両の進路上を走行中の一般車両に退避を促すのは容易ではなく、結果として、緊急車両がたとえ目的地までの最短ルートを走行しても、周囲の車両の安全確認などに時間を要し、目的地へ到着するまでの時間が増大してしまう。
【0008】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであり、緊急車両の進路上の車両に退避を促して、緊急車両の迅速な移動を支援することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様によれば、通信制御装置は、1又は複数のプロセッサを有する。前記1又は複数のプロセッサは、緊急車両の走行ルートと基地局が形成するセルの位置とを対応付けることと、前記緊急車両の現在位置に対応するセル内において前記緊急車両の走行ルート上に位置するユーザ端末を特定することと、特定されるユーザ端末に対して、前記緊急車両の現在位置に対応するセルを形成する基地局から前記緊急車両の接近を通知させることとを含む処理を実行する。
【0010】
また、本開示の他の一態様によれば、接近通知方法は、緊急車両の走行ルートと基地局が形成するセルの位置とを対応付けることと、前記緊急車両の現在位置に対応するセル内において前記緊急車両の走行ルート上に位置するユーザ端末を特定することと、特定されるユーザ端末に対して、前記緊急車両の現在位置に対応するセルを形成する基地局から前記緊急車両の接近を通知させることとを有する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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