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公開番号2024140492
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051649
出願日2023-03-28
発明の名称チャイルドシート
出願人株式会社SUBARU
代理人個人
主分類B60N 2/26 20060101AFI20241003BHJP(車両一般)
要約【課題】駐車した車内に置き去りにされた幼児IFを迅速に発見し、早急な緊急対応を図り、幼児IFの安全を確保する。
【解決手段】シート上に載置されるチャイルドシート10であって、幼児IFが着座した状態における幼児IFの少なくとも頭部、胸部、座骨部に対応するシートバックおよび座部10bにおいて幼児IFと当接する面の内側に設けられたセンサ11a、11b、12a、12b、13a、13bと、センサ11a、11b、12a、12b、13a、13bからのセンサ信号に基づいて、着座している幼児IFの重心位置を検出する検出部141と、検出部141の検出結果を外部機器100に送信する通信部17と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両シート上に載置されるチャイルドシートであって、
幼児が着座した状態における前記幼児の少なくとも頭部、胸部、座骨部に対応するシートバックおよび座部において前記幼児と当接する面の内側に設けられたセンサと、
前記センサからのセンサ信号に基づいて、着座している幼児の重心位置を検出する検出部と、
前記検出部の検出結果を外部機器に送信する通信部と、
を備えたことを特徴とするチャイルドシート。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
本体底面部の車幅方向両端側に車両前後方向に延在し、該チャイルドシートと前記車両シートとを固定する固定部を更に備え、
前記固定部は、前記センサと前記検出部と前記通信部とに対して、車両から電力を供給する電力供給部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のチャイルドシート。
【請求項3】
前記センサがラバーセンサであることを特徴とする請求項2に記載のチャイルドシート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、チャイルドシートに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
昨今、駐車した車内に幼児等が置き去りにされ、事故となったケースが数多く報告されており、こうした事故が社会問題化している。
特に、異常気象の影響が色濃い夏場では、駐車した車内に幼児等が置き去りにされた場合には、昼夜を問わず、深刻な事態を招く虞が高い。
【0003】
上記のような事象への対応策として、車内にいる乗員を検出する乗員検出部と、車内の異常を検出する異常検出部と、乗員検出部により乗員を検出しかつ異常検出部により異常を検出した場合に、警報装置を制御して車内もしくは車外に対して警報し、または車載機器を制御して車内の異常を緩和する制御部とを備え、乗員検出部は、車内の乗員の身体的特徴または行動的特徴を抽出して、乗員の種別または異常に対する乗員の対応可否の状態をさらに検出し、制御部は、乗員検出部が検出した乗員の種別または状態に応じて、警報装置による警報または車載機器による異常緩和を実行する車内事故防止装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-93684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の技術では、乗員検出部が検出した乗員の種別または状態に応じて、警報装置による警報または車載機器による異常緩和を実行するとしている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、駐車した車内に置き去りにされた乗員が幼児であって、チャイルドシートに布等がかけられている場合には、画像等では、そもそも、幼児を検出することができない。
また、特許文献1には、開示されていないが、例えば、ミリ波レーダー等によるセンシングを用いても、幼児の微妙な動きを把握することは困難である。
さらに、幼児は、自力で車外に脱出することは困難であり、体力的にも劣っていることから、駐車した車内での置き去りに対する処置は緊急を要するが、特許文献1に記載の技術では、緊急対応までにも時間を要するという課題があった。
【0006】
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、駐車した車内に置き去りにされた幼児を迅速に発見し、早急な緊急対応を図り、幼児の安全を確保するチャイルドシートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両シート上に載置されるチャイルドシートであって、幼児が着座した状態における前記幼児の少なくとも頭部、胸部、座骨部に対応するシートバックおよび座部において前記幼児と当接する面の内側に設けられたセンサと、前記センサからのセンサ信号に基づいて、着座している幼児の重心位置を検出する検出部と、前記検出部の検出結果を外部機器に送信する通信部と、を備えたことを特徴とするチャイルドシートを提案している。
【0008】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、本体底面部の車幅方向両端側に車両前後方向に延在し、該チャイルドシートと前記車両シートとを固定する固定部を更に備え、前記固定部は、前記センサと前記検出部と前記通信部とに対して、車両から電力を供給する電力供給部を備えたことを特徴とするチャイルドシートを提案している。
【0009】
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記センサがラバーセンサであることを特徴とするチャイルドシートを提案している。
【発明の効果】
【0010】
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、駐車した車内に置き去りにされた幼児を迅速に発見し、早急な緊急対応を図り、幼児の安全を確保することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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