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公開番号
2024140358
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023051458
出願日
2023-03-28
発明の名称
移送方法判定システム、判定方法、及びプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04L
67/00 20220101AFI20241003BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】効率的なリソースの使用を実現する、移送方法判定システム、プログラム、及びその方法を提供する。
【解決手段】移送方法判定システム1001にて取得部11は、第1指標値及び第2指標値を取得する。第1指標値は、対象データを、基準地に存在する送信元装置から目的地に存在する送信先装置まで通信ネットワークを介して運ぶ第1移送方法に関連する指標値である。また、第2指標値は、対象データが格納された記憶媒体を基準地から目的地まで運ぶ第2移送方法に関連する指標値である。第1判定部21は、第1指標値及び第2指標値に基づいて、第1移送方法及び第2移送方法のうちのいずれかを推奨移送方法として判定する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象データを、基準地に存在する送信元装置から目的地に存在する送信先装置まで通信ネットワークを介して運ぶ第1移送方法に関連する第1指標値と、前記対象データが格納された記憶媒体を前記基準地から前記目的地まで運ぶ第2移送方法に関連する第2指標値と、を取得する取得部と、
前記第1指標値及び前記第2指標値に基づいて、前記第1移送方法及び前記第2移送方法のうちのいずれかを推奨移送方法として判定する第1判定部と、
を具備する移送方法判定システム。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
前記取得部は、
前記通信ネットワークにおける通信速度を算出する第1算出部と、
前記算出された通信速度と、前記対象データのデータサイズとを用いて、前記第1移送方法によって前記対象データを運ぶことに要する送信時間を、前記第1指標値として算出する第2算出部と、
を具備する、
請求項1に記載の移送方法判定システム。
【請求項3】
前記取得部は、
前記基準地から前記目的地までの運搬経路を算出する第3算出部と、
前記算出された運搬経路を移動するために要する時間を前記第2指標値として算出する第4算出部と、
を具備する、
請求項1又は2に記載の移送方法判定システム。
【請求項4】
前記取得部は、
前記基準地から前記目的地までの運搬経路を算出する第3算出部と、
前記算出された運搬経路を移動するために要する時間を算出する第4算出部と、
前記対象データのデータサイズに基づいて前記対象データを前記記憶媒体に書き込むことに要する時間を算出する第5算出部と、
前記第4算出部にて算出された時間と前記第5算出部にて算出された時間とを加算した加算時間を、前記第2指標値として算出する第6算出部と、
を具備する、
請求項1又は2に記載の移送方法判定システム。
【請求項5】
前記対象データの機密レベルを判定する第2判定部をさらに具備し、
前記取得部は、
前記通信ネットワークにおける通信速度を算出する第1算出部と、
前記算出された通信速度と、前記算出されたデータサイズとを用いて、前記第1移送方法によって前記対象データを運ぶことに要する時間を算出する第2算出部と、
前記第2算出部にて算出された時間に、前記第2判定部にて判定された機密レベルに応じた重み付け処理を行うことによって、前記第1指標値を算出する第7算出部と、
を具備する、
請求項1に記載の移送方法判定システム。
【請求項6】
機密レベルに対応する重み値を保持するテーブルを記憶する記憶部をさらに具備し、
前記第7算出部は、前記第2判定部にて判定された機密レベルと前記テーブルにて対応づけられている重み値を用いて前記重み付け処理を行う、
請求項5記載の移送方法判定システム。
【請求項7】
対象データを、基準地に存在する送信元装置から目的地に存在する送信先装置まで通信ネットワークを介して運ぶ第1移送方法に関連する第1指標値と、前記対象データが格納された記憶媒体を前記基準地から前記目的地まで運ぶ第2移送方法に関連する第2指標値と、を取得することと、
前記第1指標値及び前記第2指標値に基づいて、前記第1移送方法及び前記第2移送方法のうちのいずれかを推奨移送方法として判定することと、
を具備する判定方法。
【請求項8】
対象データを、基準地に存在する送信元装置から目的地に存在する送信先装置まで通信ネットワークを介して運ぶ第1移送方法に関連する第1指標値と、前記対象データが格納された記憶媒体を前記基準地から前記目的地まで運ぶ第2移送方法に関連する第2指標値と、を取得することと、
前記第1指標値及び前記第2指標値に基づいて、前記第1移送方法及び前記第2移送方法のうちのいずれかを推奨移送方法として判定することと、
を含む処理を、コンピュータに実行させるプログラム。
【請求項9】
対象データを、基準地から目的地まで運ぶ第1移送方法に要する第1指標値、及び、前記対象データを前記基準地から前記目的地まで運ぶ第2移送方法に要する第2指標値を取得し、前記第1移送方法の移送ルートは、前記対象データが通信ネットワークを介して伝送されることによって前記対象データが移送される区間と、前記対象データが格納された記憶媒体が運搬されることによって前記対象データが移送される区間と、を含み、前記第2移送方法の移送ルートは、前記対象データが格納された記憶媒体が運送されることによって前記対象データが移送される区間を少なくとも含む、取得部と、
前記第1指標値及び前記第2指標値に基づいて、前記第1移送方法及び前記第2移送方法のうちのいずれかを推奨移送方法として判定する第1判定部と、
を具備する移送方法判定システム。
【請求項10】
推奨移送方法を判定する判定方法であって、
対象データを、基準地から目的地まで運ぶ第1移送方法に要する第1指標値、及び、前記対象データを前記基準地から前記目的地まで運ぶ第2移送方法に要する第2指標値を取得すること、を含み、
前記第1移送方法の移送ルートは、前記対象データが通信ネットワークを介して伝送されることによって前記対象データが移送される区間と、前記対象データが格納された記憶媒体が運搬されることによって前記対象データが移送される区間と、を含み、
前記第2移送方法の移送ルートは、前記対象データが格納された記憶媒体が運送されることによって前記対象データが移送される区間を少なくとも含み、
前記判定方法は、前記第1指標値及び前記第2指標値に基づいて、前記第1移送方法及び前記第2移送方法のうちのいずれかを推奨移送方法として判定すること、をさらに含む、
判定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、移送方法判定システム、判定方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、送信元の端末装置から送信先の端末装置にデータを転送する技術が開示されている。特許文献1に開示されている技術では、転送すべきデータ量が所定量を超えた場合、データがネットワークを介して転送されると共に、データを格納した物理媒体が搬送される(特許文献1の図5参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2007/108098号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、リソースが無駄に使用される可能性がある。すなわち、送信先の端末装置にて物理媒体に格納されたデータが使用される場合であっても、ネットワークのリソースまでも使用されることになる。また、送信先の端末装置にてネットワークを介して転送されたデータが使用される場合であっても、物理媒体の搬送に用いられる人的リソースや搬送手段のリソース等までも使用されることになる。
【0005】
本開示の目的は、効率的なリソースの使用を実現する、移送方法判定システム、判定方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様に係る移送方法判定システムは、対象データを、基準地に存在する送信元装置から目的地に存在する送信先装置まで通信ネットワークを介して運ぶ第1移送方法に関連する第1指標値と、前記対象データが格納された記憶媒体を前記基準地から前記目的地まで運ぶ第2移送方法に関連する第2指標値と、を取得する取得部と、前記第1指標値及び前記第2指標値に基づいて、前記第1移送方法及び前記第2移送方法のうちの1つを推奨移送方法として判定する判定部と、を具備する。
【0007】
本開示の第2の態様に係る判定方法は、対象データを、基準地に存在する送信元装置から目的地に存在する送信先装置まで通信ネットワークを介して運ぶ第1移送方法に関連する第1指標値と、前記対象データが格納された記憶媒体を前記基準地から前記目的地まで運ぶ第2移送方法に関連する第2指標値と、を取得することと、前記第1指標値及び前記第2指標値に基づいて、前記第1移送方法及び前記第2移送方法のうちのいずれかを推奨移送方法として判定することと、を具備する。
【0008】
本開示の第3の態様に係るプログラムは、対象データを、基準地に存在する送信元装置から目的地に存在する送信先装置まで通信ネットワークを介して運ぶ第1移送方法に関連する第1指標値と、前記対象データが格納された記憶媒体を前記基準地から前記目的地まで運ぶ第2移送方法に関連する第2指標値と、を取得することと、前記第1指標値及び前記第2指標値に基づいて、前記第1移送方法及び前記第2移送方法のうちのいずれかを推奨移送方法として判定することと、を含む処理を、コンピュータに実行させる。
【0009】
本開示の第4の態様に係る移送方法判定システムは、対象データを、基準地から目的地まで運ぶ第1移送方法に要する第1指標値、及び、前記対象データを前記基準地から前記目的地まで運ぶ第2移送方法に要する第2指標値を取得し、前記第1移送方法の移送ルートは、前記対象データが通信ネットワークを介して伝送されることによって前記対象データが移送される区間と、前記対象データが格納された記憶媒体が運搬されることによって前記対象データが移送される区間と、を含み、前記第2移送方法の移送ルートは、前記対象データが格納された記憶媒体が運送されることによって前記対象データが移送される区間を少なくとも含む、取得部と、前記第1指標値及び前記第2指標値に基づいて、前記第1移送方法及び前記第2移送方法のうちのいずれかを推奨移送方法として判定する第1判定部と、を具備する。
【0010】
本開示の第5の態様に係る判定方法は、推奨移送方法を判定する判定方法であって、対象データを、基準地から目的地まで運ぶ第1移送方法に要する第1指標値、及び、前記対象データを前記基準地から前記目的地まで運ぶ第2移送方法に要する第2指標値を取得すること、を含み、前記第1移送方法の移送ルートは、前記対象データが通信ネットワークを介して伝送されることによって前記対象データが移送される区間と、前記対象データが格納された記憶媒体が運搬されることによって前記対象データが移送される区間と、を含み、前記第2移送方法の移送ルートは、前記対象データが格納された記憶媒体が運送されることによって前記対象データが移送される区間を少なくとも含み、
前記判定方法は、前記第1指標値及び前記第2指標値に基づいて、前記第1移送方法及び前記第2移送方法のうちのいずれかを推奨移送方法として判定すること、をさらに含む。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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