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公開番号2024140245
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051292
出願日2023-03-28
発明の名称ケーブルマネジメントシステム及び伸縮式構造体
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類B63J 99/00 20090101AFI20241003BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】従来技術に比較して、より多くの人間が簡便に用いることの可能なケーブルマネジメントシステムを提供する。
【解決手段】ケーブルマネジメントシステム10は、電力を出力する給電システムVに接続された第1端部E1と、停泊中の船舶5に備わる船舶プラグSPに接続される接続プラグCPが設けられた第2端部E2とを含むケーブルCと、陸上に設けられ、高さが調整可能な塔状の伸縮式構造体11と、伸縮式構造体11の頂部に設けられ、ケーブルCが掛け渡されるケーブルハンガー12と、伸縮式構造体11の高さを調整する調整装置15と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電力を出力する給電システムに接続された第1端部と、停泊中の船舶に備わる船舶プラグに接続される接続プラグが設けられた第2端部とを含むケーブルと、
陸上に設けられ、高さが調整可能な塔状の伸縮式構造体と、
前記伸縮式構造体の頂部に設けられ、前記ケーブルが掛け渡されるケーブルハンガーと、
前記伸縮式構造体の高さを調整する調整装置と、を備える
ケーブルマネジメントシステム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ケーブルは、前記ケーブルハンガーの先端部から離間した箇所において、前記先端部に設置された突起部から懸架されるケーブルガイドに被覆される、
請求項1に記載のケーブルマネジメントシステム。
【請求項3】
前記伸縮式構造体は、互いに連結された複数の単位部材を含み、
前記調整装置は、前記複数の単位部材の間の相対位置を変化させることで、前記伸縮式構造体の高さを調整する
請求項1に記載のケーブルマネジメントシステム。
【請求項4】
前記ケーブルハンガーの先端部は、側面視で半円状に構成され、
前記ケーブルは、前記先端部の周方向に沿う
請求項1に記載のケーブルマネジメントシステム。
【請求項5】
前記ケーブルハンガーは、ケーブルカバーを頂部に備え、
前記ケーブルカバーは、前記ケーブルのうちケーブルハンガーに架けられた部分を覆う
請求項1に記載のケーブルマネジメントシステム。
【請求項6】
前記ケーブルは、前記ケーブルの使用時に、前記船舶の地面に対する位置が最も低くなる場合に、前記ケーブルに許容度を超える引張応力がかからず、前記船舶の前記地面に対する位置が最も高くなる場合に、前記ケーブルが最小曲げ半径未満の半径で曲がらない長さである
請求項1に記載のケーブルマネジメントシステム。
【請求項7】
前記伸縮式構造体が最大の高さにある場合に、前記接続プラグの高さが、満潮時の前記船舶プラグの高さから第1範囲にある
請求項4に記載のケーブルマネジメントシステム。
【請求項8】
前記ケーブルの格納時に、前記ケーブルの先端部が載置される複数のローラーが設けられた土台部を備え、
前記ケーブルの使用時には、前記ケーブルハンガーの高さ方向への移動に伴って、前記先端部が、前記複数のローラー上を、前記船舶側に移動する
請求項1に記載のケーブルマネジメントシステム。
【請求項9】
前記給電システムと、前記伸縮式構造体との間に、前記ケーブルが掛け渡されるケーブルスタンドを備え、
前記ケーブルスタンドの頂部は、前記第1端部よりも高い位置にある
請求項1に記載のケーブルマネジメントシステム。
【請求項10】
陸上に設けられ、高さが調整可能な塔状の伸縮式構造体であって、
頂部にケーブルハンガーが設けられ、
前記ケーブルハンガーには、電力を出力する給電システムに接続された第1端部と、停泊中の船舶に備わる船舶プラグに接続される接続プラグが設けられた第2端部とを含むケーブルが掛け渡される、伸縮式構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーブルマネジメントシステム及び伸縮式構造体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
港湾において、陸上に備わる電源から船舶に対して、船舶内で必要な電力を給電するシステムが従来用いられている。例えば、特許文献1は、ケーブルリール装置及びケーブルクレーンを用いて、外部電力が供給される巻取ケーブルを船舶の受電端子に接続可能な位置まで案内する、船舶用の給電装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4587305号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、クレーンの操作は煩雑であり、船員及び港湾の作業員には専門的な知識や技能が必要である。また、ケーブルをリールで巻き取る方法は、船員及び港湾の作業員に与える作業負荷が大きかった。
【0005】
そこで、本発明は、従来技術に比較して、より多くの人間が簡便に用いることの可能なケーブルマネジメントシステム及び伸縮式構造体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るケーブルマネジメントシステムは、電力を出力する給電システムに接続された第1端部と、停泊中の船舶に備わる船舶プラグに接続される接続プラグが設けられた第2端部とを含むケーブルと、陸上に設けられ、高さが調整可能な塔状の伸縮式構造体と、前記伸縮式構造体の頂部に設けられ、前記ケーブルが掛け渡されるケーブルハンガーと、前記伸縮式構造体の高さを調整する調整装置と、を備える。
【0007】
また、本発明の一態様に係る伸縮式構造体は、陸上に設けられ、高さが調整可能な塔状の伸縮式構造体であって、頂部にケーブルハンガーが設けられ、前記ケーブルハンガーには、電力を出力する給電システムに接続された第1端部と、停泊中の船舶に備わる船舶プラグに接続される接続プラグが設けられた第2端部とを含むケーブルが掛け渡される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
電力供給システム1の概略図。
格納時のケーブルマネジメントシステム10の構成図。
格納時のケーブルマネジメントシステム10の構成図。
ケーブルハンガー12の頂部P3のYZ平面に平行な断面図。
ケーブルCの先端部P4が土台部UUに載置される構成を示す図。
先端部P6を含むケーブルCの拡大図。
先端部P6を含むケーブルCの拡大図。
接続プラグCP受け渡し時のケーブルマネジメントシステム10の構成図。
接続プラグCP受け渡し時のケーブルマネジメントシステム10の構成図。
給電時のケーブルマネジメントシステム10の構成図。
給電時のケーブルマネジメントシステム10の構成図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態に係るケーブルマネジメントシステムについて図面を参照して説明する。なお、各図において、各部の寸法及び縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施形態は、好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0010】
以下、図1~図7Bを参照することにより、第1実施形態に係るケーブルマネジメントシステム、及び当該ケーブルマネジメントシステムを含む電力供給システムについて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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